privateなpropertyを作りたい時は無名カテゴリ（クラスエクステンション）を使う

gistfile1.m

/**
 * Foo.h
 */
@interface Foo
// プロパティを使うのでインスタンス変数は省略する

// ここでは外部から触られても書き込みできないようにreadonlyにする
@property (readonly, retain) NSString *str;

@end


/**
 * Foo.m
 */
// 無名カテゴリを使ったプライベートな宣言部分
@interface Foo ()

// ここでは内部から書き込みができるようにreadwriteにする
@property (readwrite, retain) NSString *str;

@end

// 実装部分
@implementation Foo

@synthesize str = _str;

@end

@interface Foo (Private)
ってやる例もあるもあるのだけど、
例えばprivateなproperty以外に
- (void)_method;
みたいなprivate methodを作ること想定した場合、
無名カテゴリなら実装しない場合にコンパイルエラーを出してくれるのでやはり無名カテゴリの方がメリットありそう。

そう考えると(Private)ってカテゴリ作るメリットは何だろう？

答え

無名カテゴリを使わないとpropertyは拡張できない。
(Private)でpropertyをreadwriteを書いてもwrite権限は貰えない。

なので、propertyを拡張する（privateなpropertyを作る）時は()を使う。
privateなmethodを作る時は(Private)にする。