snmpについてのメモ

snmp memo

■概要
Simple Network Management Protocol（シンプル ネットワーク マネージメント プロトコル、SNMP）は、DARPAモデルに準じたIP ネットワーク上のネットワーク機器を監視（モニタリング）・制御するための情報の通信方法を定めるプロトコルである。
※wikiより
http://ja.wikipedia.org/wiki/Simple_Network_Management_Protocol


■砕けて言うと
サーバのNFSマウント情報、負荷情報、ネットワーク情報などいろんな情報が
サーバに入らなくてもわかる。

古くからあるやつと、NET-SNMPというやつがあるらしい。

■使い方
snmpwalk -c [コミュニティ名] -v [バージョン] [ホスト名] [OID or MIBシンボル名]
or
snmpget  -c [コミュニティ名] -v [バージョン] [ホスト名] [OID or MIBシンボル名]

例）snmpwalk -cabc -v1 yourhost hrFSRemoteMountPoint
HOST-RESOURCES-MIB::hrFSRemoteMountPoint.1 = ""
HOST-RESOURCES-MIB::hrFSRemoteMountPoint.2 = ""
HOST-RESOURCES-MIB::hrFSRemoteMountPoint.3 = STRING: "nhoge100.jp:/nfsd_vol"
HOST-RESOURCES-MIB::hrFSRemoteMountPoint.4 = STRING: "nhoge200.jp:/vol/php"
HOST-RESOURCES-MIB::hrFSRemoteMountPoint.5 = STRING: "backup300.hoge.jp:/vol/apache_log"

snmp共通の、snmpcmdというコマンドがあり、
だいたいこちらのオプションと共通なので、
manコマンドの説明省かれてることがある。
ちゃんと知りたければ、man snmpcmd。


■簡単な解説
・コミュニティ名とは、、、
 -snmp認証に使われる文字列。パスワードのようなものらしい。
 -本来、snmp.confの[com2sec]という項目で定義されるらしい

・バージョンについて
 snmpのバージョン。1|2c|3 の3種類あるらしい。
 
・OID or MIBシンボル名
 ここで、何の情報を知りたいのか指定する。
 OIDはIPアドレス、MIBシンボル名はドメイン名みたいな関係。
 
 OIDはまず覚えられない。
 
 OID -> MIBシンボル名の解決は
 http://www.alvestrand.no/objectid/top.html
 
 もしくは上位のOIDをsnmpwalkで打つと、下位ごとごっそり出てくるからその時覚える。
 もしくは「snmptranslate」というコマンドを使う。
例)
 ・正引き
 > snmptranslate .1.2.3.4.5.6.7890.1.1
 UCD-SNMP-MIB::memTotalSwap


 ・逆引き（-Onオプション）
 > snmptranslate -On TCP-MIB::tcpConnRemPort
  .1.2.3.4.5.6.7890.1.1


■よく使いそうなMIBシンボル名調査
・メモリ系
UCD-SNMP-MIB::
  memTotalSwap.0
  memAvailSwap.0 
  memTotalReal.0 
  memAvailReal.0 
  memTotalFree.0 


・CPU系
UCD-SNMP-MIB::
  #Load Averate
  #1分ごと平均
  laLoad.1
  
  #5分ごと平均
  laLoad.2
  
  #15分ごと平均
  laLoad.3