事前にやっていただきたいこと
- ツール3種のインストール
- sbtのドライラン
Scalaのプロジェクト/周辺ツールも基本的にJVM上で動作するので必要です.
1.8+が必須です. 9は一部不安定なので今はおすすめしません. java -version
で確認できます.
Linux/macOSであればaptやbrewといったパッケージマネージャ, Windowsであればインストーラを利用するのが手軽でしょう. OracleJDK・OpenJDK どちらでも構いません.
Scala向けビルドツールです. ビルドやライブラリの依存解決だけでなく, Pythonでいうpyenv/virtualenvのようにScala本体の使い分けもできます.
1.x系を利用してください. sbt about
で確認できます.
ただし現在バージョンの過渡期 (0.13.x → 1.x) であり, PlayFramework等の一部プラグインが1.x系非対応のため, 0.13.x系を利用せざるを得ない場合もあります.
Linux/macOSであればaptやbrewといったパッケージマネージャ, Windowsであればインストーラを利用するのが手軽でしょう. インストーラの場合は ここ からダウンロードできます.
IDEです. プラグインを入れることでScalaに対応します. Community版であれば無償で利用することができます (Ultimate版と比較するとPlayFramework拡張等一部のサポートが制限されます).
2017.2.3+をインストールしてください. ツールバーの About Intellij IDEA
から確認できます.
ここ からダウンロードできます.
インストーラの「Download featured plugins」の画面でScalaのプラグインをインストールしてください.
もしこの操作をし損ねてしまった場合は, File > Preference > Plugins > Install JetBrains Plugins
からScalaを検索してインストールしてください.
なお, 学生 や OSS開発者 であれば無償でUltimate版を利用できます.
sbtのドライランとして以下の2つのコマンドを実行してください (解説は当日行うので意味の理解は不要です).
sbt new scala/hello-world.g8
sbt run
ネットワーク環境によってはそれなりに (10分+) 時間がかかるかもしれませんが気長に待っていてください.
- Q. Scalaそのものはインストールしなくていいの?
- A. sbtが良しなにしてくれるので要りません
- Q. なんか動かない
- A. JDK/sbtのコマンドのパスが通っているか確認してください
- Q. sbtが途中で止まる
- A. 初回は様々なダウンロードが行われ時間がかかるためフリーズしているように見えるかもしれません
- Q. IntelliJ IDEAがなんかおかしい
(正しいコードなのにエディタ上でエラーが赤線で表示される, シンタックスハイライトされない, Scalaに関するメニューが出てこない, etc.)- A. Scalaプラグインを最新バージョンにアップデートし, 更にIntelliJ IDEAの再起動もお試しください.
また,
File > Project Structure
のProject SDK
でJDK 1.8が選択されていることを確認してください. もし選択されていない場合はドロップダウンリストから選択するか, ドロップダウンリストにすらない場合はNew > +JDK
からインストールしたJDKのホームディレクトリを選択して追加してください. Linuxであれば/usr/lib/jvm/java-8-oracle
, macOSであれば/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_${xx}.jdk/Contents/Home
, WindowsであればC:\Program Files\Java\jdk1.8.0_${xx}
になる場合が 多い です (勿論違う場合もあるのでご自身の環境を確認してください).
- A. Scalaプラグインを最新バージョンにアップデートし, 更にIntelliJ IDEAの再起動もお試しください.
また,
- Play Frameworkハンズオン環境構築 by yuichi0301