まず最初に投稿が日付を回ってしまったことお詫び申し上げます。
2015年も残すところ1ヶ月となり、予てから土肥さんより提案のあったAdvent calenderが始まったわけですが、佐藤が先陣を切る栄に浴することとなりました。
まず最初に今年一年の仕事に関して振り返ると、画像処理/機械学習などの興味深い分野のシステムやツール作成、データベースのWebアプリケーションの実装、サーバのメンテナンスなどなど、実に様々な仕事に携わることができました。まだまだ未知の事ばかりで新たな発見に事欠かない毎日の中、日々勉強させていただいております。
そんな中、2015年の3月には案件が落ち着いたこともあり、多少まとまった休暇をいただきました。その中で私は「そうだ〇〇に行こう」的なノリで四国に行くことを決めました。
これが私が今年チャレンジし、これからのチャレンジにもなる「お遍路旅」であります。
お遍路とは正式には「四国巡礼」といい、弘法大師空海ゆかりの寺院八十八ヶ所を巡拝することを指します。お遍路をする目的や理由は人それぞれと聞きますが、私の場合は体を使う旅をしたいと思ったのが大きな理由でした。
基本的にノープラン旅でしたので、移動手段はクロスバイク、四国まではフェリー、宿はその日にどうにかするということだけ決めて旅を決行しました。
四国巡礼を空海先生と同じ道順で辿るとすれば、スタート地点は徳島県になります。最初の11番までは快調に行くものの、11~12番は標高938mのヒルクライムで、登る途中で雪は降ってくるし、自転車の推奨ルートは人気(ひとけ)が無いしでかなり心細くはなりましたが、ただただ目標に向かって自分を追い込むということに没入できました。
きっとこれが振り切れると何かを悟るのでしょう。
仕事においても目標が決まった上で、自分を追い込んで何かに没入する感覚は好きですが、その後の達成感を味わう為にはまだまだ学ばなければならない事が沢山あります。
別の話になりますが学ぶに関連して、2016年は学ぶための機会を得ることができたので、そちらにチャレンジする1年ともなりそうです。
最短経路を行くのか、回り道をするのか、漕ぐのか、自転車を降りて歩くのか...。目標に向かうための手段は様々あると思いますが、非日常の旅においては何もかもをダイナミックに、ドラスティックに組み立てていく事ができるのが面白いと感じます。
2015年3月には徳島県最後の23番までしか回ることができませんでした。2016年は時間を取って残りの65箇所＋高野山への参拝を経て、結願にチャレンジしたいと考えています。
明日はまだ未定のようですが、手を挙げた方、よろしくお願いします。
