こんにちは。Code for Hiroshimaです。 本記事はCivic Tech Advent Calendar 2015の4日目の記事です。
昨日はCode for IBARAKIの2015年のオープンデータカフェ@水戸 ふりかえり でした。オープンデータカフェ@水戸はすごく濃密な話し合いをしているという印象を受けました。
今回紹介するのはパークマップ広島が運営されているサービスの紹介です。 車での移動を便利するシビックテックを目指しています。Code for Hiroshimaも積極的に関わっています。
そのサービスは空き情報パークマップというもので、空いている駐車場の情報を共有するサービスで、使える状態にはなっていますが、まだまだプロトタイピングをしているサービスになります。
(iPhoneで利用される場合は、「ホーム画面に登録」をして利用すると画面をひろく使うことができます)
空き情報パークマップは、地元の住民が駐車場の空き情報を提供して、駐車場を探している人に空いている駐車場の情報を届けます。 この「空き情報パークマップ」ですが、「情報提供をしてみたい」、「スマホの操作が苦手な人に操作の練習をして欲しい」という方へ、比較的導入しやすサービスではないかと思います。
以下点で情報提供の敷居が低いです。
- 常に情報不足
- 操作方法が比較的簡単
常に情報が不足しています。投稿できる空き情報がたくさんあるため、すでに投稿されていて投稿できないことがあまりありません。 なぜなら、駐車場の空き情報は、鮮度が命で、数時間前の情報は役に立ちません。現在は2時間以上前の情報は表示していません。 このため、ポスト情報などは一度登録されてしまえば、再度の情報登録はなかなか必要ありませんが、空き情報であれば、数分経過してしまったものであれば再登録して欲しいのです。 もちろん、ちょっと間違えても2時間程度経過すれば消えてしまいます。 もともと正確な情報が提供されるようなサービスではないので、間違えて投稿してしても大丈夫です。 間違えても大丈夫なものは敷居が低いのではないかと思います。
また、操作方法は比較的簡単です。 空き情報は表示される地図を操作するだけです。 投稿するときも、地図の真ん中にある「+」マークを投稿したい場所に併せて、3つのボタンのいずれかをタップするだけです。
3つのボタンには、
- 空いてない(赤色のマークが表示される)
- 1〜3台ほど停められる
- そこそこ停められる の3種類です。
視界に入ったコインパーキングなどの空き状況をみて一番近いボタンを押せば大丈夫です。 視界に入ったコインパーキングから離れた場所が地図に表示されている場合は「中央を現在地に合わせる」ボタンを押下してみてください。 以上で、空き情報の登録はおわりです。
2時間程度で消えてしまうため、1日のデータは別途集計して、geojson形式で投稿もしています。
広島で開発されているため、広島のデータが主ですが、全世界どこの情報でも投稿できます。
アプリケーションとしては本当に車を利用している人へ便利な情報を提供できるかどうかはまた別問題ですが、どのようにアプリケーションはをつくっていくかは、利用者からのフィードバックが重要になります。 投稿はされなくても、利用をしてみていただけるととても嬉しいです。
注意事項ですが、同時に沢山のユーザが利用できる状態にはなっていません。 投稿者が増えていったときに問題になった部分を改善していきますので。よろしくお願いします。
問題点、気づきなどは、Facebook Pageへお願いします。 一緒に開発したい人も募集しています。気軽に@eielhまで、ご連絡ください。
現時点ではオープンソースで開発していて、技術的に実験したいものを多数活用しています。
- サーバサイドリポジトリ(プロジェクト名 zetton) - https://github.com/parkmap-h/zetton
- フロントエンドリポジトリ(プロジェクト名 sakana) - https://github.com/parkmap-h/sakana