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JuliaでMKLを使う方法
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JuliaでMKLを使う方法
1. MKL.jl パッケージの内容の確認
https://github.com/JuliaComputing/MKL.jl の内容を確認する. ソースコードにも目を通しておく.
警告: 内容を見て不安を感じたら, 以下の作業に進むことは止めた方がよい. OpenBLAS版のデフォルトのJuliaは十分に速く実用的である.
2. MKL.jlをインストール
警告!初心者は絶対に禁止! Juliaのsysimageをいきなり置き換えてしまう!
回復法: sysimage を置き換えられてしまったJuliaは再インストールすればもとに戻るはず. もしくは慌てずに次の節を参照せよ.
3. 置き換えられてしまったsysimageを元に戻す
sysimageのバックアップがJuliaをインストールしたディレクトリ以下の
lib/julia
に残っている.私の場合にはJuliaは
C:\Julia-1.6.0-DEV
以下にインストールされているので, 以下を実行した.参考: 以下のスクショのようにOpenBLASとMKLの切り替えを
MKL.enable_openblas_startup()
や `MKL.enable_mkl_startup()`` を使って行うこともできるが, sysimageを作り直すことになるので時間が取られてしまう.4. JuliaでMKLを使用する.
以上によって, JuliaでMKLを使用する準備が整った. MKLを使用するためには
--sysimage
オプションでsys-mkl.dll
をフルパスで指定するようにすればよい. 例えば,注意: MKLでJuliaを使用したら PyPlot.jl が使えなくなるという不具合が生じた.
5. Jupyter (IJulia)でもMKLを使えるようにする.
補足: 間違って無駄なカーネルをインストールしてしまった場合には, 表示されているディレクトリを削除すればよい.