今回の更新では、お客様から非常に長い間期待され、お待たせしていた機能の一つ、Azure PipelinesにLinux/ARM64エージェントのサポートを追加したことをお知らせいたします。
デフォルトでは、すべての管理者がAzure DevOpsに新しいユーザーを招待できます。チーム管理者とプロジェクト管理者が新しいユーザーを追加できないくさせるための新しいセキュリティポリシーが追加されました。Project Collection Administrators (PCA) は、ポリシーのステータスに関係なく、組織に新しいユーザーを追加できます。
私たちは、hosted-XMLと継承プロセスモデルの間の機能のパリティのギャップを埋めるために継続しています。このスプリントから、継承プロセスの制限された状態遷移のプライベートプレビューが利用可能になりました。この新しいワークアイテムタイプルールでは、ワークアイテムがある状態から別の状態への移動を制限できます。たとえば、BugsがNewからResolvedへの移動を制限できます。その代わり、バグは新規→アクティブ→解決の順に移動しなければなりません。
また、グループのメンバーシップによって状態遷移を制限するルールの作成もできます。例えば、“Approvers”グループのユーザーのみが、ユーザーストーリーを新規→承認から移動できます。
プライベートプレビューへの参加に興味のある方は、organizationを明記の上、直接メールでご連絡ください。
Azure PipelinesエージェントのサポートプラットフォームのリストにLinux/ARM64を追加しました。コードの変更は最小限でしたが、コード修正以外の多くの作業を先に完了しなければならなかったので、リリースの発表に興奮しています!
YAMLパイプラインに"tags"を追加しました。tagsを使ってCIパイプラインを実行したり、自動的にトリガーする時間をを設定できます。
resources:
pipelines:
- pipeline: MyCIAlias
project: Fabrikam
source: Farbrikam-CI
branch: master
tags: ### This filter is used for resolving default version
- Production ### Tags are AND'ed
trigger:
tags: ### This filter is used for triggering the pipeline run
- Production ### Tags are AND'ed
- Signed
上記のスニペットでは、CD(継続的インテグレーション)パイプラインの実行が他のソース/リソースやスケジュールされた実行トリガーによってトリガーされない場合に、タグを使用してCI(継続的デプロイメント)パイプラインのデフォルトバージョンが決定できることを示しています。
たとえば、CIにproductionタグがある場合にのみ実行するようにCDパイプラインにスケジュールされたトリガーが設定されている場合、triggersセクションのタグは、CI完了イベントによってタグ付け条件が満たされた場合にのみCDパイプラインがトリガーされることを保証します。
Marketplaceタスクを無効にできるようになりました。Marketplaceの拡張機能は許可しても、それに付随するPipelinesのタスクは許可しないという方もいらっしゃるかもしれません。さらに制御性を高めるために、すべてのin-the-box(特別なアクションであるチェックアウトを除く)を個別に無効にすることもできます。この両方の設定を有効にすると、パイプラインで実行できるのはtfxを使ってアップロードされたタスクだけになります。https://dev.azure.com/<your_org>/_settings/pipelinessettings
にアクセスして、"Task restrictions"というセクションを探してください。
注意事項
ここで議論されている機能は今後二~三週にわたって順次展開されます。
これらの新機能を読んだ後、次のリンクからぜひご自身でAzure DevOpsサービスを体験してみてください。
これらの機能についてどう思っているかお聞きしたいと思います。 フィードバックメニューを使用して問題を報告するか、提案を提出してください。
アドバイスや回答を必要とする質問がある場合、Stack Overflowコミュニティで聞いてください。
ありがとうございました。
Aaron Hallberg