GlyphsはAdobe-Japan1フォントを書き出せるものの、その実装にはいくつか問題を抱えています。ここではGSUBの問題と対処方法を説明します。
ROSをAJ1にして、OpenTypeフィーチャーになにも設定しないと、Glyphsはフォント書き出し時にAdobe製GSUBファイルを読み込み、そのフォントのGSUBフィーチャーにします。読み込まれるGSUBファイルは以下のResourcesフォルダの中にあります。
- v2まで Glyphs.app/Contents/PlugIns/OTF.glyphsFileFormat/Contents/Resources/
- v3 Glyphs 3.app/Contents/Frameworks/GlyphsCore.framework/Versions/A/Resources
GSUBファイルは5つあります。
- gsubAdobe-Japan1-3.txt