タイトルの通りです.WindowsにPythonとpipenvを導入しました.
pipenvをいつも使っているのでpipenvを動かせるところまでがとりあえずの目標です.
Windows 10 Homeで実行しました.
Microsoft Storeから提供されているPython 3.8をインストールしました. pipが古いので,Windows PowerShellにおいて
python -m pip install --upgrade pip
でpipを更新します.次にpipenvをインストールします.
pip install --user pipenv
これだけだとpipenvは使えないので,pipでインストールしたパッケージにPathを通します.まず,
python -m site --user-site
を実行すると,hogehoge\site-packages
のようにディレクトリが出てきます.このsite-packages
部分をScripts
に変更したものが追加したいPathになります.
Windowsの「システム詳細設定の表示」を検索して,「環境変数」から先ほどのPathを新規に加えます.これでWindows PowerShellを再起動するとpipenvが使えるようになっているはずです.
Pyenvもインストールします.WindowsのPyenvは pyenv-winを使います.通常のインストールの方法は面倒なのでget-pyenv-winのChocolateyを使う方法を用います. Chocolateryのインストール方法はinstalling-chocolateyを参照しました.
choco install pyenv-win
でpyenvをインストールできました.
pyenv --version
できちんとインストールされているか確かめられます.
いつもはPythonをUbuntuで使っているのですが,計測器制御をしようと思うとUbuntuではデバイスとの通信周りでいろいろと面倒そうなのでWindowsで実行しようと思いました.