これは個人の日記レベルです #概要 名古屋のコワーキングスペースMYCAFE錦通店にて七夕カフェwith初音ミク というイベントがあり、これにOculusRiftを使ったコンテンツがあったので体験した感想を書きます。 技術スタッフはハラペコラボの西岡さん（URLは出展お知らせ） http://www.hara-peco.com/blog/archives/534
余談ですが、この会場のカフェは極めて安価な料金形態と、ノートPCを広げても怒られない雰囲気、そしてちょっとした運動スペースもあり、非常に居心地が良さそうでした。大変良いと思います。 http://party-working.com/
#コンテンツ概要
OculusRift DK1+Kinectで店内の一角と通路を丸ごと仮想空間化して、テーブルと飲み物の位置を実物とUnity上で合わせてあります。
スタート地点でOculusを被って、案内に従って歩いて行くと、テーブルの飲み物を飲むようミクさんに促され、ちょっとうれしはずかしな感じの一時を味わえます。
#技術上のトピック ##Kinectによるユーザー位置推定 通路を歩く時に頭の位置がガクガク上下しなかったので、おそらく骨格トラッキングの高さ方向のデータは使わず、平面上の人の位置をトラッキングしています。
##テーブルの位置合わせ おそらく現場でめっちゃ手動で合わせています。これはIVR2014のXVI社のエクストリームソファと同じようなもので、没入感を高める良いアイディアです。
##OculusRift無線化 実はOculusRiftの先にはPCが繋がっていなかったです。その先にはHDMI無線伝送装置と、USB無線伝送装置と、それらを駆動するバッテリーだけがありました。 これは無線化によって映像のロスも起きるので諸刃の剣ですが、今回のコンテンツではハイスピードで動く要素は無いので、体験上の酔いとかの問題は無かったです。うまい方法だと思いました。 使っている機材については聞きそびれました…
#良かった事 技術上のチャレンジ（無線化+ポジトラ）があって、うまく形になっていたのでこれは凄いです。 また、ミクさん可愛いので良かったです。
#気になった点 ##机の高さ Kinectの骨格トラッキングの高さ情報を捨てているので、背が低いor高い人だとVR空間のテーブルと実空間のテーブルの見た目の高さが変わってしまいます。 これはUnity側で、Kinect情報から身長を導出して、VR上のテーブルの高さをスクリプトで上げたり下げたりすると良いと思います。 ただ、安全面で言うとスタッフが常についていて、事故は起きない仕組みになっていたので良かったです。
##描画パフォーマンス 速いPCではなかったので、コマが落ちるのが気になりました。
#総論 そういう面白いことする時は僕も混ぜてください！！！！お願いします！！！！