- 5BLD、4BLDのCenterをコミュテータを意識せずに2交換していくセンター処理法
- 実際には3点交換をしているが認識せずに行える。
- 覚える手順が非常に少ない。
- 処理に時間がかかる
- 記憶するときにアンチパターンを回避してループを覚えないといけない(後述)
5BLDについて説明する。4BLDもセンターと同様である。
X手順 (便宜上X手順と呼ぶ)
r U l' U' r' U l U'
Y手順
l' U' r U l U' r U
これらの手順をすれば理解していただけると思うが3点交換である。
この3点交換をX手順Y手順と続けて処理することにより2点交換として意識しかする必要がなくなる点だ。
実際にやってみよう。
r' d' L2 d r d' L2 d
と崩して処理をしてみる。
バッファはFrdである。
ここからループをたどる。
Urf -> Lub -> Frd
これを処理すると
X Bw' U2 Y U2' Bw
になる。 つまりX手順とY手順を交互に行い、
- X手順の場合はターゲットとしてUrf
- Y手順の場合はターゲットとしてUlf
に持っていく。
なおB面に対象パーツがありターゲットに持って行きにくい時は
- X'手順(ターゲットをBur)
r2 U l2 U' r2 U l2 U'
- Y'手順(ターゲットをBul)
l2 U' r2 U l2 U' r2 U
を用いるとセットアップが減って楽になるだろう。
xセンター同様なので詳しい解説は省略し手順の記載のみに留める。
バッファ: Fr
X手順(ターゲットをUr)
r U M' U' r' U M U'
Y手順(ターゲットをUf)
M' U' r U M U' r' U
X'手順(ターゲットをBr)
r2 U M2 U' r2 U M2 U'
Y'手順(ターゲットをBu)
M2 U' r2 U M2 U' r2 U
-
バッファの場所
xセンター:Frd
+センター:Fr -
サブバッファの場所
xセンター:Fld
+センター:Fd
バッファ、サブバッファの開始状態でループの接続に気をつけないといけないです。
バッファ:揃ってる サブバッファ:揃ってる
バッファ:揃ってない サブバッファ:揃ってる
これらは1ループ目が終わるとサブバッファが揃っているのでそのまま好きな場所から2ループ目を接続すればよいです。
バッファ:揃ってる サブバッファ:揃ってない
開始ループをサブバッファから記憶して解くのもYXYXの順にしてください。
バッファ:揃ってない サブバッファ:揃ってない
バッファが奇数回ループのときループを接続する際はサブバッファの開始色で開始してください。
(ちょっと不安なのでもう少し再検証します↑)
バッファが偶数回ループ時はバッファは揃ったはずなのでそのままサブバッファからYXYXと開始すれば大丈夫です。
ここまで書いておいてあれなんですが、結構まだ研究段階な部分もあります。(特にループ部分)
問題がありましたら報告してください。