この資料はAristeaで使用できるタイムラインフィルタ言語のリファレンスです。 Aristeaでは式がtrueに評価されたとき、専用のリストに抽出されます。
3種類の型があります。
- 文字列
- 数値
- 真偽値
'(シングルクオート)および、"(ダブルクオート)どちらかでくくることで文字列として 識別します。どちらの場合でも評価結果に違いはありません。
整数、浮動小数ともに解釈します。比較時に適切な型へ内部的にキャストされるため、 通常、整数、小数を意識する必要はありません。
true および、false と比較することができます。 比較には==, != 演算子が使用できます。
また、!や&&, || といった演算子を適用することもできます。
以下の演算子が使用できます。
- すべての型に使用可能
- ==
- !=
- 文字列
- =~ (Regex.IsMatch(rhs) perlの正規表現みたいな感じ)
- =@ (string.Contains(rhs))
- ==i (大文字小文字を区別しない比較)
- !=i (大文字小文字を区別しない比較(not equals))
- =@i (大文字小文字を区別しない string.Contains(rhs))
- !=@ (!string.Contains(rhs))
- !=@i (大文字小文字を区別しない !string.Contains(rhs))
- !~ (!Regex.IsMatch(rhs) perlの正規表現みたいな感じ)
- 数値
-
=
- <=
-
- <
-
- bool
- !
- &&
- ||
twitterのstatus構造体で定義されているすべてのメンバにアクセスできます。 フィルタ式では、メンバと同じ名前でアクセスできます。
e.g.
- text
- entities.hashtags.length
- entities.urls[0].expanded_url
- user.screen_name
status構造体の詳細については、Tweets | Twitter Developersを参照してください。
twitterのstatus構造体で定義されているメンバに加え、aristea
メンバが追加されました。
このメンバでは現在以下のプロパティが使用出来ます。
- has_thumbnail: bool
- サムネイルがある場合にtrue
Aristea 0.9.6で配列記法が追加されました。この機能は、いままで同じメンバに対しての評価を || 演算子で連結していたものが簡単にかけるようになります。
配列は { "hoge", "fuga", "piyo" }
のように書き、要素の型はそれぞれが同一である必要はありますが、全体としては文字列、数値、真偽値のいずれも使用することができます。
以下に使用例を示します。
従来記法
text =@ "hoge" || text =@ "fuga" || text =@ "piyo"
配列記法
text =@ {"hoge", "fuga", "piyo"}
このとき、使用可能な演算子は配列の要素に適用可能なものに順じます。
- source != "Web"
- entities.hashtags.length > 0
- user.favorites > 3000
- text =@ "hoge"
- text =~ "あ-ん"
- 式の処理中に例外が発生した場合、式はfalseに評価されます。
- nullになる可能性のある値は、すべて自動でnullチェックされます。
- 式で使用している変数にnullが含まれた場合、式全体としてfalseに評価されます。