Created
December 25, 2012 15:57
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vimdoc-ja の古い trac の wiki から「訳語の統一、一貫性について」を抜き出したもの。
This file contains bidirectional Unicode text that may be interpreted or compiled differently than what appears below. To review, open the file in an editor that reveals hidden Unicode characters.
Learn more about bidirectional Unicode characters
= 訳語の統一、一貫性について = | |
== 提案 == | |
* 原則としてあまり気にする必要はない | |
* 無理に日本語表記にする必要はない | |
* Vim独自の概念を指す語句は、表記法を決める必要がある | |
== Vim関連訳語対照表 (草案) == | |
※Apache プロジェクトの訳語対照表を参考にしました。[[BR]] | |
これと同じ程度の粒度で洗いだせばいいのではないでしょうか。[[BR]] | |
http://www.jajakarta.org/tomcat/tomcat3.2-4.0/terms.html | |
||'''''原語'''''||'''''訳語'''''||'''''使わない訳語'''''||'''''備考'''''|| | |
||abbreviation||短縮入力||略語||「短縮形」としているところもありますが、機能名としては「短縮入力」、その{lhs}は「短縮形」という認識でOK?|| | |
||alternate buffer||オルタネートバッファ||代替バッファ/裏バッファ||将来的にオルタネートファイルに合わせて、オルタネートバッファで統一したいです(青山)|| | |
||alternate file||オルタネートファイル||代替ファイル/裏ファイル||カレントファイルとかとの相性で|| | |
||autocommand||オートコマンド||自動コマンド|||| | |
||background color||背景色|| | |
||command line||コマンドライン|| | |
||colorscheme||カラースキーム/色テーマ|||| | |
||column||桁/カラム||列|| | |
||current (file|buffer|line|etc...)||カレントファイル、カレントバッファ、カレント行(*2)|| | |
||dictionary(データ型)||辞書|| | |
||digraph||二重字||重ね字,合わせ字,合字|| | |
||edit (ファイル)||開く||||たまに「ファイルを開く」の意味で edit を使っているところがありますが、そこは「編集する」でなく「開く」と訳してほしいです。「編集する」とは、:h edit-intro に書いてある通り「開いて、変更して、保存する」ことです(青山)|| | |
||ex mode||ex モード|| | |
||eval||評価||||自分で書いておいてなんですが、これは良くない気がします(苦笑|| | |
||expression||式||||…難しい。expression register, Folding by expression 等 / 「式」にすべきです。「スクリプト」では例示されている用語において記述可能なものの範囲が不正確になります。(kana)通常は「式」ですが、「スクリプトによる折り畳み」など、スクリプトで違和感がないところも(青山)|| | |
||filetype||ファイルタイプ||ファイル形式||改行文字の fileformat の意味で「ファイル形式」と書いてあるところがあるので…(青山)|| | |
||filetype plugin||ファイルタイププラグイン||ファイル形式別プラグイン|| | |
||folding||折り畳み|| | |
||foreground color||文字色||||色づくものが文字だけなのに「前景色」である必要はない。←といいますか、私は突然「前景色」と言われると何のことかわかりません(青山)。|| | |
||!FuncRef||!FuncRef||関数ポインタ/関数参照 | |
||insert mode||インサートモード||挿入モード | |
||location list||ロケーションリスト|| | |
||locale||ロケール||ロカール||英語の発音は中間らしいですが|| | |
||map||マップ|| | |
||matching paren||対括弧|| | |
||modeline||モードライン||モード行||ステータスラインなどと合わせて|| | |
||normal mode||ノーマルモード||通常モード | |
||operator command||オペレータコマンド||演算コマンド||Vimのoperatorはテキスト編集操作を意味するので「演算コマンド」は誤りです。(kana) / 「オペレータコマンド」で統一したいと思います。(青山)|| | |
||operator-pending||オペレータ待機||モーション待ち||動作としてはその通りですが、原語に沿うなら「オペレータ保留」ではないでしょうか。(kana) / ユーザーマニュアルに合わせて「オペレータ待機」で統一したいと思います(青山)|| | |
||pattern||パターン/正規表現(*1)|||| | |
||quickfix||quickfix||||原文でも !QuickFix だったり小文字だったりするところがあるが…|| | |
||range||範囲||||:1,13のようなコマンドラインでの範囲指定のこと。|| | |
||redo||redo/リドゥ||||カタカナ表記は補助案|| | |
||region||領域||||ビジュアルモードでの選択範囲のこと|| | |
||register||レジスタ|| | |
||select mode||セレクトモード|| | |
||sign||目印|| | |
||omni completion||オムニ補完|| | |
||source (スクリプト)||sourceする|| | |
||statusline||ステータスライン||ステータス行||モードラインなどと合わせて|| | |
||syntax group||構文グループ|| | |
||syntax hilight||構文ハイライト|| | |
||syntax item||構文アイテム|| | |
||tabpage||タブページ|| | |
||user command, user defined command||ユーザーコマンド/ユーザ定義コマンド(*3)|| | |
||undo||undo/アンドゥ||||カタカナ表記は補助案|| | |
||visual mode||ビジュアルモード||visualモード | |
||visual block mode||矩形ビジュアルモード||ビジュアル矩形モード/ビジュアルブロックモード|||| | |
||wipe out (バッファ)||ワイプアウトする||||バッファは「破棄」「開放」という言い方が多い / :bunload/:bdelete/:bwipeoutの区別が付き難くなるので「破棄」よりは「ワイプアウト」の方が適切だと思います。(kana)|| | |
=== 表内の注 === | |
*1 Vim ドキュメント内での"pattern"という単語は正規表現パターンの場合と autocmd の引数のように正規表現でないパターンの場合があります。後者の場合はもちろん「パターン」でいいでしょう。前者の場合ですが、正規表現が主題でない文脈で突然「パターン」という用語が出てくると読者が正規表現のこととわからず、混乱してしまう場合があります。そのようなときは1回目だけ「正規表現パターン」と書き、以降は単に「パターン」または「正規表現」と書くといいかもしれません。[[BR]] | |
*2 カレントラインはさすがに日本語のドキュメントではあまり見ない気がします。[[BR]] | |
*3 同様にuser functionをユーザ関数とすると、意味がわかりにくい気がします。[[BR]] |
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