ネットワーク機器のコンソールアクセス等,シリアル通信が必要となる. 最近のPCではシリアル端子は省かれてしまっているのでUSBシリアル変換ケーブルを利用. 多くの製品はmacを公式にサポートしていないが,チップメーカーにてドライバが提供されているので, その利用環境を整えるためのメモ.
BUFFALO(Arvel) USBシリアルケーブル (SRC6-USB)
※ FTDI社のチップを使っているものであれば同様の手順で利用できる
FTDI社のwebページよりVCP(Virtual COM Port)ドライバをダウンロード.
Virtual COM Port Drivers のVCP DriversからMac OS X用のドライバを選択.今回はFTDIUSBSerialDriver_v2_2_18 [2012-08-10]を利用.
インストール後接続し,/devで以下のようにusbserialとして認識されていることを確認できれば利用準備完了.
/dev/tty.usbserial-FTF5JCZ9
※ ドライバには10.7までしか表記がないが,10.8でも動作に問題は無さそう
screenで以下のようにデバイスを指定してやればコンソールアクセスが可能.
% screen /dev/tty.usbserial-FTF5JCZ9
頻繁に使うのであれば,alias等を書いておく
% alias con='screen /dev/tty.usbserial-*'
% con