個人的には、一番好きな言語。好きな理由としては、Pythonが、 簡潔さと解法の一意性 を求めているからだ。どういうことかといえば、例えばPythonにはSwitchらしいものはない。Switchを実現したければ、elseifを連呼するしかない。そういう意味では、Pythonという言語は「不便な言語」ではある。しかし、その代償に、Pythonは「読みやすくなる」。こう考えてみよう。switchを連打したら、そもそも何の関数を比較しているのかわからなくなるでしょ?ただ、やはりPythonには不満がある。まず一つに、そのマルチバイト文字処理が未成熟であったこと。これは、日本に住んでいる私たちにとっては痛いことである。Python3になってから、文字列はUnicodeで扱うようになったため、この問題は解決する予定ではあるものの、しかしPythonよりもRubyが選ばれるのは、このへんの事情もあるように思う。
嫌われ率No.1の言語ではあるが、個人的には嫌いではない。そして、それは個人的に使う限りにおいてだ。PHPの好きなところというのは、その節操の無さだ。必要な機能は何でも詰め込む。それは、機能が膨張し、汚くなりがちではあるものの、そういう割り切り方は嫌いではないし、その部分は周辺言語と比較して突き抜けている。また、ドキュメントがちゃんと日本語化されていたりという点も好印象。問題は、その緩さ。Warning出しまくっていようが、何だろうが、なんとなーく動いてしまう点とかその辺り。PHP5.3あたりになってから、Classなんかが書けるようになったのは良かった点ではないでしょうか。