Goの並行処理は 共有変数をチャネル上で引き回し、実行中の異なるスレッドからは同時アクセスさせない という手法を採用しています。
これを実現するために独自のプロセス/スレッド/軽量プロセス/コルーチンモデルを持っていて、このモデルを ゴルーチン(goroutine) といいます
並行処理実践の初歩段階では 正しく逐次動作するソースコードを書き、並列に動作させる改良を加える というアプローチを取った方が無難です。いきなり並行処理を書こうとするとデバッグの際に並行化の誤りなのかアルゴリズムの誤りなのかを判断するのが難しくなります。
というわけで、まず例として超単純な逐次処理を書いてみます。1から5の数値を2倍した値を表示するだけの処理です。