ここに書かれているのは、「主目的」であって、プログラマーもしくはテストエンジニアが「他のことを考慮していない」という意味ではありません。あと、僕の解釈なので一般論というわけではないないです。
プログラマーは基本的に「テストを書く」というと思います。実際に書いているんですけど。これ、手動テストしかなかった時代は、どうやって言っていたのかわかりませんけど、これは非常に的を得ていると思うのです。プログラマーの主眼は「要求を設計し実装すること」にあります。そしてその意志はプロダクトコードとなって表現されます。そう、プロダクトコードというのは、表現手段なんです。なので、彼らにとってテストコードというのはあくまで「要求を設計し実装すること」のある表現手段であり、それがプロダクトコード以外であるということにすぎないのではないでしょうか。
プログラマーはあふれるその思いをコードに表現する事が楽しみです。主目的である「要求を設計し実装すること」をテストというフィールドにおいて実施するというのは若干の矛盾をはらんでいて、やっていることは、「要求を設計し実装すること」をしながら確認がとれるものとして、テストコードという手段をとった。くらいのイメージです。