大枠としてのUXは画面上の表現に留まらずビジネスデザインと直結するものであるため、UIがUXの全てであるという認識は完全に間違っていますが、一方で目的のUXを極力妨げないようにUIを詰める作業に関しては両者は狭い問題領域で密結合しています。
特にデザインとコーディングが分業している場合、そうした細部の詰めを全て仕様として言語化するのは無理があります。ここで開発サイドが主体的に働きかけずに仕様を満たす事だけに専念してしまうと、結果そこが空白地帯になってしまい、全体としては雑な印象の残念なプロダクトになってしまいかねません。
というわけで、とりあえずここの辺りの一種の職人的な領域について、個人的に気をつけていることをメモっておきます。全体的にモバイルアプリ/ハイブリッドWeb寄りで、多くは既に言われていることの焼き直しかもしれませんが、自分の言葉でも書いてみます。
基本的な方針は3つです。