クックパッドの事例を元に。
- 調査対象のユーザーを見つけ出す
- ユーザー調査をする
- ユーザーゴールを見つけ出す
- ペルソナを作る
- ユーザー体験設計書を作る
- シナリオを書く
- シナリオから機能要件に洗い出す
- UIをデザインする
見つけ出したいのは「ユーザーの達成したいゴール」であって解決方法を答えてもらうことではないので、ユーザーをデザイナにするような聞き方はやめる。
- どんな時に嬉しいと思うか(料理をしていて1番幸せだと思う時はどんな時?)
- どんなことにストレスを感じるか(料理をしていて嫌だなと思うことは?)
- 代わりに何で代用するか(このアプリがなければ何で代用する?)
- 上記の答えに気になる点があれば「なぜ?」と聞く
1回のインタビューが終わったらその都度ユーザーの裏にあるゴールについて開発メンバーとブレスト、箇条書きにしていく。気になる行動や発言からゴールらしきものが10〜20は見えてくる。
出来るだけユーザーに指示せず、はじめに「◯◯をしてください」とゴールだけを伝え、存分にUIに迷ってもらう。ポイントはこちらから出来るだけ口を挟まず、ユーザーに今何を考えているかを言葉にしてもらう。
複数の調査対象を1つの人物像にするためにペルソナを作る。
- 氏名
- 顔写真
- 年齢・性別
- 職業
- 簡単な人物像
- サービスをどのようなコンテキストで利用するのか
- 達成したいゴール(感情的なゴール、機能的なゴール、人生的なゴールの3つに分けて設定)
ユーザーがサービスを使ってどのように感じたいか(アプリを自分だけのレシピ帳だと実感できる)。
サービスを使って「何ができるか」というサービスが持つ機能を示すもの(家にある材料から手軽で美味しいレシピを見つけられる、自分が保存したレシピの中から目的のレシピを簡単に探し出せる、複数のレシピを簡単に見比べられる等)。
サービスを使い続けていくことでユーザーがどんな自分になりたいか、人生観にも近いかなり長期間で達成していくゴール(家族のための食事を自分の手でおいしく作れるようになって、家族に喜ばれる母・妻になりたい)。
ペルソナとその達成すべきゴールを1枚にまとめたユーザー体験設計書を開発チームで共有する。問題が起きたりつまづいた時に常にここに立ち戻る。
ペルソナが実際どのようなコンテキストでサービスを使っていくのかを文章で書く。ペルソナがいつ、どんな時に何のゴールを達成しようとしてどうサービスを使うのかを注意しながら書く。また、ユーザー体験設計書に記載したゴールをどのように達成したか書き入れておく。(午後3時。冷蔵庫の中身と照らしあわせて残っている食材で検索すると、おいしそうなレシピが何件も出てくる。試しに食材を少し入れ替えて何度か検索してみる。アプリは以前に保存したレシピの中で似たものを知っているので、自動的にそのレシピも出してくれる。)
書き上がったシナリオを元にしてサービスに必要となる機能要件を洗い出す。シナリオに書かれていない不必要な物は追加する必要はない。優先順位を付けて大胆に切り捨てていく勇気が必要。(キーワード検索[よく検索されるキーワードの補完][よく検索されるキーワード提案][よく使うキーワード履歴][検索キーワード履歴][含まない食材検索])
- ペーパーモックを作成
- 再度ユーザーに調査
- PhotoshopでUIをデザイン