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@KitaitiMakoto
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Running Lean 2章 Running Leanの実例

Running Leanの実例として、『Running Lean』執筆の過程を記す。
後続の章の地図になっている。

『Running Lean』は元々ブログで書いていた内容をまとめ、リライトした本である。

Step 0

よくブログを本にまとめるべきだと言われたが、何もしなかった

何度も言われて、これを考え始めた。

Step 1 課題を理解する

(主に3章の内容)

読者に電話インタビュー。
既存の代替品(ブログその物、他のブログ、既存の本)に対するUVPは?

以下が分かる。

課題 : 顧客開発やリーンスタートアップ実践に苦労している

ソリューション : ブログを段階的なガイドとして読んでいる

アーリーアダプター(顧客セグメント) : ウェブベースの製品を開発している創業者

Step 2 ソリューションの決定

(主に4章、5章の内容)

デモの作成(目次、書名、書影が載り、通知用メールアドレスを登録できる予告用LP)
目次が最もリスクの高い部分

読者に見せて買ってくれるかを聞き、目次を改良していった。
ソリューションの決定

解決に値する課題かを探る ブログに刊行予定時期を書いてチャネルテストをする。

1,000通のメールアドレスが集まり、潜在的見込み客が充分であることが分かる。

Step 3 定性的な検証

MVP[9章]を作って顧客のことを学習した。

目次をスライドにしてワークショップを開催。
少人数相手に繰り返す。
小さなバッチを反復する[6、7、8章]

課金も始めた。
課金は最初の検証[8章]

ソリューションが分かったので執筆を始めた。

見込み客に、本は反復的に[各所]リリースすることを伝える。

半数は同意し(アーリーアダプター[3章]の発見)、半数は完成を待つと言った。

内容のリスクが最も高いのでテストが必要だったが、テストができることが分かった。

よりよく書けた。より速く書けた。

Step 4 定量的な検証

内容の完成後、

  • 表紙のデザイナーを雇い、
  • 副題のテストをし、
  • 物質本と電子本の選択肢のアンケート調査をし、
  • マーケティングサイトを作った

正しい行動を適切な時期に[イントロダクション]

セルフパブリッシングの予定だった
出版社から出版の話が来ていた。
既に売れていたことで初期のトラクション[14章]が証明されていたから。

その出版社から出すことにした。
外部リソースを引き込むのは製品/市場フィット後が理想だが、例外もある。

販売数が10,000部を超えたので改訂版を出すことにした。
顧客との継続的なフィードバックループを構築[7、11章、各所]した結果を反映。

Step 5 完成

……はしない。

(ウェブのサービスとしての)ソフトウェアのようにリリースされる。

現在進行

  • 学習したことはブログに
  • ニュースレター「Running Lean Mastery」
  • ワークショップの需要の増加

リーンキャンバス[3章]とUSERcycleはワークショップから生まれた。 フィードバックの反映が第二版でなされている例。

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