①某②凩
③虱④柵⑤理
⑥礎
⑦俤
⑧薄
⑨歪
⑩巷
①それがし②こがらし③しらみ④しがらみ、⑤ことわり、⑥いしずえ、⑦おもかげ、⑧すすき、⑨いびつ、⑩ちまた
・漢字二字
①算盤②心算③行脚④脚気⑤胡座⑥山葵⑦土竜⑧所以⑨唐土⑩自惚れ⑪納屋
①そろばん、②つもり、③あんぎゃ、④かっけ、⑤あぐら、⑥わさび、⑦もぐら、⑧ゆえん、⑨もろこし、⑩うぬぼれ⑪なや
・漢字+送り仮名
①論う②忽ち③強ち④戦く⑥確り
⑦劈く ⑧窘める ⑨勾引かす ⑩頷く
⑪痒い⑫祀る⑬祓う⑭数多⑮弁える
①あげつらう②たちまち、③あながち、④おののく、⑥しっかり、⑦つんざく、⑧たしなめる、⑨かどわかす⑩うなずく⑪かゆい⑫まつる⑬はらう⑭あまた⑮わきまえる
聡明…物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。
虚栄心…自分を実質以上に見せようと、みえを張りたがる心。
ふがいない…情けないほど意気地がない。まったくだらしがない。
不毛…1 土地がやせていて作物や草木が育たないこと。また、そのさま。「―な(の)地」
2 なんの進歩も成果も得られないこと。また、そのさま。「―な議論」
おもむろに…落ち着いて、ゆっくりと行動するさま。
スタンス…1立場。態度。2野球・ゴルフ・テニスなどで、球を打つときの両足の位置・構え。
3ロッククライミングで、足場のこと。
遺憾・・・期待したようにならず、心残りであること。残念に思うこと。また、そのさま。
遺憾ながら…残念ではあるが。「―欠席させていただきます」
遺憾にたえない…残念でならない。全く残念である。「責任を果たせなかったことは―◦ない」
遺憾無く…[副]心残りがないほど十分に。申し分なく。「―実力を発揮する」
紆余曲折
1 道などが曲がりくねっていること。「谷から谷へ―している道」
2 物事が順調に運ばないで、こみいった経過をたどること。「―を経てやっと解決する」
観念…物事に対してもつ考え。
(~的)具体的事実に基づかずに頭の中で組み立てられただけで、現実に即していないさま。
反故…①書画などをかきそこなったりして,いらなくなった紙。ほごがみ。 「 -籠(かご)」
②不要なもの。役立たないもの。
③無効。取り消し。破棄。
婉曲…言いまわしが穏やかでかど立たないさま。露骨でなく、遠まわしに言うさま。「申し出を―に断る」「―な表現」
惹起…事件・問題などをひきおこすこと。「独立問題が民族紛争を―する」
マネジメント・・・様々な資源や資産・リスクなどを管理し、経営上の効果を最適化しようとする手法
似非…1 似てはいるが本物ではない、にせものである、の意を表す。「―文化人」「―学問」
2 つまらない、とるにたりない、質の悪い、の意を表す。「―牛ならましかば、ひかれて落ちて、牛も損なはれまし」〈宇治拾遺・一〇〉
奇異…普通とようすが違っていること。不思議なこと。また、そのさま。「―な服装」
疎い…関わりが薄い・物事の事情に通じておらずよくわからない
衒学的な…[形動]学問・知識をひけらかすさま。ペダンチック。「―な論文」
晦渋…[名・形動]言葉や文章がむずかしく意味がわかりにくいこと。また、そのさま。難解。「―な文章」
コンスタンス・・・不変の、一定のといった意味で使われる。constant。
イレギュラー・・・不規則・変則
「○○様でいらっしゃいますか?」
常套句・・・ある場合にいつもきまって使う文句。決まり文句。
憐憫・・・かわいそうに思うこと。あわれむこと。あわれみ。れんみん。「―の情」
破顔(はがん)・・・顔をほころばせて笑うこと。
ほころばせる・・・笑みを浮かべること。
冷徹・・・感情に左右されることなく、冷静に物事を見通すこと。また、そのさま。「―なものの見方」
貶める…1 劣ったものと軽蔑する。さげすむ。見下す。「人を―・めるような言い方をする」2 下落させる。成り下がらせる。「社名を―・める行為」
追悼・・・死者の生前をしのんで、悲しみにひたること。
励起・・・[名](スル)量子力学で、原子や分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること。
祈祷…神秘的な力をもつ特定の対象に対し,期待する結果を得るために祈ること。
老獪…[名・形動]いろいろ経験を積んでいて、悪賢いこと。また、そのさま。
老猾(ろうかつ)。「―なやり口」
まかり通る…1 「通る」「通用する」を強めていう語。わがもの顔で通る。堂々と通用する。「あんなことが―・るとは世も末だ」
2 「通る」の謙譲語。通り行く。
「二階に居るか下座敷か―・るとつっと入る」〈浄・油地獄〉
オッカムの剃刀…「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」とする指針。もともとスコラ哲学にあり、14世紀の哲学者・神学者のオッカムが多用したことで有名になった。「剃刀」という言葉は、説明に不要な存在を切り落とすこと
癇癪…ちょっとしたことにも感情を抑えきれないで激しく怒り出すこと。また、そうい
う性質や、その怒り。「―を起こす」「―が強い」
徒党…ある目的のために仲間や一味などを組むこと。また、その仲間や団体。「此奴等は―したのではないかと」
性急…1 気が短くせっかちなこと。また、そのさま。「―な結論を避ける」 2 物事の進みかたが急であること。また、そのさま。「―な解決を要する問題」
勘ぐる…あれこれ気を回して悪い意味に考える。邪推する。「何か裏があるのではないかと―・る」
能書き…効果があると吹聴する事、口ばかりで実がない・行動が伴わない、といった意味。
相伴…1 連れ立って行くこと。また、その連れの人。「貴公子仲間の斐誠がいつもいっしょに来る。それに今一人の―があって」〈鴎外・魚玄機〉
2 饗応の座に正客の連れとして同席し、もてなしを受けること。または、人の相手をつとめて一緒に飲み食いをすること。また、その人。「社長のお―で宴席に出る」「今日は私がお―させていただきます」
3 他とのつり合いや行きがかりで利益を受けること。また、他の人の行動に付き合うこと。「お土産のお―にあずかった」「友人に―して映画を見にいく」
人の噂も七十五日…世間の噂も一時のことで,しばらくすれば忘れられてしまう。
百面相…顔の表情をいろいろに変えること。また特に、手ぬぐいやつけひげなどの簡単な小道具を用いて、いろいろと顔つきを変えてみせる寄席芸。
道徳…社会慣習として成立している行為規範。
夕餉…夕方の食事。夕食。夕飯。
形骸化…誕生・成立当時の意義や内容が失われたり忘れられたりして,形ばかりのものになってしまうこと。 「民主主義の-」
概念… ある物事の概括的で大まかな意味内容。(概括的というのはおおまかに全体からみた様という意)つまり概念とは、ある物事全体が成り立っている元となる思いという意。概は「全体的」、念は「思い」という意味。
物事に対して、こんなもんだろうと感じ取る、おおまかな意識。
コミットメント…1 約束。誓約。公約。確約。「近隣諸国との―を守る」
2 関わり。関わり合い。関与。介入。「政治への―の意思を明確にする」
俯瞰…高い所から見下ろし眺めること。鳥瞰。「ビルの屋上から市内を―する」
踏襲…先人のやり方や説をそのまま受け継ぐこと。 「前の方針を-する
早晩…名]早いことと遅いこと。また、朝と夕。
[副]おそかれはやかれ。いずれ。「あの力士は―横綱になるだろう」
「二百十日の暴風と云うは…其―などは年に寄って異なるとも」
鋭意…(多く副詞的に用いて)気持ちを集中して励むこと。専心。「―研究に努める」
言を俟たない…改めて言うまでもない。もちろんである。「事実そうであることは―◦ない」
[補説]「言葉を俟たない」とするのは誤り。
膂力…筋肉の力。また、腕力。「―衆にまさる」
杞憂…心配する必要のないことをあれこれ心配すること。取り越し苦労。杞人の憂え。
「―に終わる」(ありもしないようなことを、いろいろと心配し過ぎること)
ご自愛ください…ご自身の身体を大切にしてください
次第…1 物事が行われる際の一定の順序。「式の―を書き出す」
2 今まで経過してきた状態。なりゆき。「事の―を話す」
3 物事の、そうなるに至った理由。わけ。事情。「そんな―で明日は伺えない」
自己顕示欲…自己の存在を多くの人の中でことさらにアピールしたいという欲求。
しがない…1 取るに足りない。つまらない。「―・い職業」
2 貧しい。みすぼらしい。「―・い暮らし」
絶対的…[形動]他の何物ともくらべようもない状態・存在であるさま。「―な信頼を得る」「―に有利な立場」⇔相対的。
二元論… 1 異なった二つの原理で、あらゆるものを説明しようとする考え方。
2 哲学で、世界を相対立する二つの原理によって説明しようとする立場。精神と物質との二実体を認めたデカルトの物心二元論など。
3 宗教で、世界を光と闇、善と悪など、相対立する二つの原理の闘争として説明する立場。
甲斐性…物事をやり遂げようとする気力、根性。また、働きがあって頼もしい気性。多く、経済的な生活能力をいう。かいしょ。「―のある息子」
甲斐性無し…意気地のないこと。頼りにならないこと。また、その人。かいしょなし。「いつまでも親のすねをかじる―」
現在志向バイアス…長期的な目標達成よりも、現在手に入る利益に引かれること。
将来の利益よりも目先の満足を選んでしまう傾向のこと。
袋小路…1 行きどまりになっている路地。袋道。
2 物事が行きづまって先に進めない状態。袋道。「審議は―に入ってしまった」
寛大…[名・形動]度量が大きく、思いやりがあり、むやみに人を責めないこと。また、そのさま。「―な処置」
堕落… 1 生活がくずれ、品行がいやしくなること。節操を失うこと。身をもちくずすこと。「酒がもとで―する」
2 物事がその本来あるべき正しい姿や価値を失うこと。「小説も―したものだ
3 おちぶれること。零落。
4 落ちること。墜落。
5 仏語。道心を失って悪道に落ちること。
進捗…[名](スル)物事がはかどること。「工事の―状況」「仕事が―する」
益体も無い…役に立たない。無益だ。つまらない。でたらめだ。
「今みたいな―・いことをしていちゃ」
憔悴…[名](スル)心配や疲労・病気のためにやせ衰えること。「―した顔」
何もする気になれないほど落ち込む。「―しきっている」
迷妄…道理がわからず、事実でないことを事実だと思い込むこと。「―を破る」
分不相応…その人の身分や能力にふさわしくないこと。また、そのさま。「―な生活」
若輩…[名・形動] 1 年が若い者。
2 未熟で経験の浅いこと。また、そのさま。自分を卑下していう語。他人に用いれば軽蔑の意になる。
「―な自分は嫂(あによめ)の涙を眼の前に見て」〈漱石・行人〉
若造(わかぞう) 青二才(あおにさい) 未成年(みせいねん)
若輩者…若輩の人。未熟者。
建設的…[形動]現状をよりよくしていこうと積極的な態度でのぞむさま。
「―な提案」「―に考える」
慟哭…[名](スル)悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。「訃報に接して―する」
詰る…過失や悪い点などを責め非難する。
使途…金銭・物品などの使い道。支出した目的。「―不明の金」
節操…節義を堅く守って変えないこと。自分の信じる主義・主張などを守りとおすこと。
みさお。「―を貫く」「―がない」誠実
付和雷同…自分にしっかりとした考えがなく、他人の言動にすぐ同調すること。▽「付和」は定見をもたず、すぐ他人の意見に賛成すること。「雷同」は雷が鳴ると万物がそれに応じて響くように、むやみに他人の言動に同調すること。「雷同付和らいどうふわ」ともいう。「付」は「附」とも書く。「節操無く~する人」
鵜飼い…鵜(ウ)を使ってアユなどを獲る漁法の一つ。
急勾配…傾斜が急であること。
投函…郵便物をポストに入れること。「手紙を―する」
危惧…あやぶみ、おそれること。危懼(きく)。「―の念を抱く」「前途を―する」
前途 1 行く先。また、そこから目的地までの道のり。「―はほど遠い」「途中下車の―は無効になる乗車券」
2 将来。「会社の―を占う」「―を誤る」「―ある若者」「―有望」
前途多難[名・形動]目的の達成まで障害の多いこと。将来に多くの困難が予想されること。また、そのさま。「―の様相を呈する」
前途洋洋[形動タリ]先行きが開け、未来に希望のもてるさま。
前途遼遠 名・形動]目的地までの道のりが非常に長いこと。また、目的の達成までの時間が長くあること。また、そのさま。「―な計画」
怨恨…うらむこと。また、深いうらみの心。「―による犯行」
折り合い… 1 折り合うこと。譲り合って解決すること。「大筋での―がつく」
2 人と人との関係。仲。「お姑(しゅうと)さんとの―が悪い」
3 連句で、長句の止めと短句の止めとの「てには」が同じになること。避けるべきものとされる。
折に触れて…機会があるたびに。「―注意する」
折りあるごとに…機会があれば。事あるごとに。
鼻白む…1気おくれした顔つきをする。「相手の気勢に一瞬―・む」
2興ざめがする。「無粋な話に一同―・む」
気後れ…相手の勢いやその場の雰囲気などに押されて、心がひるむこと。気おじ。
興醒め…それまでの楽しい気分や興味が薄れること。
また、そのさま。「祝いの席で―な話はするな」
無粋…世態・人情、特に男女の間の微妙な情のやりとりに通じていないこと。
また、そのさま。遊びのわからないさま、面白味のないさまなどにもいう。
やぼ。「―なことを言う」「―な客」 ⇔粋。
曲解…[名](スル)物事や相手の言動などを素直に受け取らないで、ねじまげて解釈すること。また、その解釈。「好意を―されては困る」
質入れ 「名](スル)借金の際、その担保として物品を質屋などに預けること。
傀儡…1 あやつり人形。くぐつ。でく。
2 自分の意志や主義を表さず、他人の言いなりに動いて利用されている者。でくの坊。
折衷/折中
[名](スル)いくつかの異なった考え方のよいところをとり合わせて、一つにまとめ上げること。「両者の意見を―する」「和洋―」「―案」
後学…1後進の学者。後覚(こうかく)。「―の徒」⇔先学(学問上の先輩。先覚。)
2 将来、自分のためになる知識や学問。「―のために教えていただきたい」
でん‐ぱ【伝×播】名1 伝わり広まること。広く伝わること。「文化が東へ―する」
2 波動が媒質の中を広がっていくこと。「熱が―する」
[補説]「でんぱん」と読むのは誤り。
饒舌…[名・形動]やたらにしゃべること。また、そのさま。おしゃべり。多弁。「酔うと―になる」「―な人」
多寡…多いことと少ないこと。多いか少ないかの、その量・額。多少。「人員の―は問わない」
風靡…名風が草木をなびかせるように、広い範囲にわたってなびき従わせること。また、なびき従うこと。「一世を―する」
靡く…1 風や水の勢いに従って横にゆらめくように動く。「柳が風に―・く」
2 他の意志や威力などに屈したり、引き寄せられたりして服従する。また、女性が男性に言い寄られて承知する。「威光に―・く」「いくら口説いても―・かない」
あまつさえ…[副]《「あまっさへ」の「っ」を、促音でなく読んでできた語》別の物事や状況が、さらに加わるさま。多く、悪い事柄が重なるときに用いる。そのうえ。おまけに。「吹雪は止まず、―日も暮れてしまった」
看破…《名・ス他》みやぶること。「悪だくみを―する」
おう‐か【** × **謳歌】 名
1 声を合わせて歌うこと。また、その歌。「或は之を諷詠し、或は之を―し」〈柳河春三編・万国新話〉
2 声をそろえて褒めたたえること。「世は名門を―する、世は富豪を―する」〈漱石・野分〉
3 恵まれた幸せを、みんなで大いに楽しみ喜び合うこと。「青春を―する」「平和を―する」
安物買いの銭失い…安いものは品質が悪いので、買い得と思っても結局は修理や買い替えで高くつくと言うこと。
乃至…1あるいは。または。「電話-手紙で知らせる。」
2数量などの上下・前後の限界を示して、その中間を省略するときに用いる語。「三年-五年かかる」
公然…大っぴらなさま。知れ渡っているさま。
公然の秘密…秘密であることにはなっているが、広く世間に知れ渡ってしまっていること。
エルニーニョ現象…ペルー沖合周辺の海面温度が上昇し、日本の気象にも大きな影響を与える現象。
コンプライアンス…企業などが、法律や規則をよく守ること。法律遵守。「-の強化」
信義則…社会共同生活において、権利の行使や業務の履行は、互いに相手の信頼や期待を裏切らないように誠実に行われなければならないとする法理。
毀損…物を壊すこと。物が壊れること。「器物を毀損する」
利益・体面(世間からの見かけの意)を損なうこと。「名誉を棄損する」
融和…《名・ス自》うちとけて仲よくなること。仲がよいこと。「両国の―を図る」
内示…《名・ス他》内々で示すこと。非公式に示すこと。「予算の―」
御託を並べる…自分勝手な言い分をさも偉そうにくどくど言い立てること。
讒言[名](スル)…事実を曲げたり、ありもしない事柄を作り上げたりして、その人のことを目上の人に悪く言うこと。「-されて不遇の身となる。」
しょうしゅう【×誦習】[名](スル)書物などを口に出して繰り返し読むこと。「経典を―する」
×箝口令/×緘口令…ある事柄に関する発言を禁じること。「―を敷く」
拮抗…《名・ス自》力・勢力がほぼ等しく、互いに張り合うこと。
ひっ‐そく【×逼塞】名《せまりふさがる意》
1 落ちぶれて世間から隠れ、ひっそり暮らすこと。「郷里に―する」
姿を隠してひきこもること
2《名》おちぶれて、みじめな境遇にあること。
のこり‐が【残り香】《「のこりか」とも》
人が立ち去ったあとに残る、その人のにおい。「―が漂う」
【閑職】ひまな職務。重要でない職。「―に左遷された」
コンテクスト(Context)(或いはコンテキスト)…一般的に「文脈」と訳されることが多い。
文脈により「脈絡」、「状況」、「前後関係」、「背景」などとも訳される。
文脈…「文章の前後のつながり」だと理解すれば良いでしょう。
例えば「これは蛸です」と言う文があったとする。
この一文だけでは「これは凧です」「これは蛸です」のどちらの意味なのか、判別できません。
メソッド、メソード (method) …方法、方式のこと。
教育や音楽やバレエ、演劇の分野における教授方法。
アングラ…非公式または非合法であること。「アングラ新聞」
出所不明であること。「アングラ資金」
アナリスト…「分析する人」「解剖学者」などの意味。
専門分野に精通し、様々な情報をもとに多角的な分析・アドバイスなどを行なう。
証券分野では「証券アナリスト」のことを指す。
企業の財務内容などを調査・分析し、その投資価値などを判断する。
市場全体の動向分析人は「マーケットアナリスト」
【×膠着(こうちゃく)】[名](スル)1 粘りつくこと。しっかりくっついて離れないこと。
2 ある状態が固定して、ほとんど動きがなくなること。「試合が膠着状態に入る」
お‐わい【汚×穢】
1 けがれていること。よごれているもの。おあい。2 大小便。糞尿 (ふんにょう) 。おあい。
六曜…太陰太陽暦で,吉凶を定める基準となる六つの日。
先勝…午前は吉,午後は凶という日。
友引…何をしても勝負がつかないとする日。
朝晩は吉,昼は凶だが,のち,① と混同されこの日に葬式を出すことを忌むようになった。
先負…急用・争い事・公事などを避け,静かに待つのがよいとされる日。午前は凶,午後は吉。
仏滅…すべてに凶であるとする日。仏滅日。
大安…。旅立ち・移転・開店・結婚など,万事に吉とする日。
赤口…凶日。ただし,正午のみ吉。
【野心】
1 ひそかに抱く、大きな望み。また、身分不相応のよくない望み。野望。「政治家になりたいという―に燃える」「政権奪取の―をもつ」
2 新しいことに取り組もうとする気持ち。「―作」
3 野生の動物が人に馴れずに歯向かうように、人に馴れ服さず害を及ぼそうとする心。
「但し―改め難くして、情 (こころ) に猶予を懐けり」〈三教指帰・下〉
やしんか【野心家】野心をもって行動する人。「権力志向の強い―」
【野心的】[形動]
望みなどの、身分不相応に大きいさま。また、試みなどの、新しく大胆であるさま。「―な研究」
【野心満満】[形動][文][ト・タル]
身分不相応の大きな望みをかなえようとする気概が満ち満ちているさま。
風雲の志…竜が風や雲を得て昇天するように、
機会を得て大功を立てたり、立身出世したりしようとする志。
列強(れっきょう)…強い力を持つ国々。
紐付き…金銭その他の援助を受ける際に、ある引き換え条件が付いていること。
「~の寄付金」
氷嚢(ひょうのう)…氷片や水を入れて幹部を冷やすのに用いるゴム製などの袋。
こおりぶくろ。
あて‐が・う〔‐がふ〕【宛てがう/充てがう】[可能]あてがえる[動ワ五(ハ四)]
1 物と物とをぴったりとくっつける。添え当てる。「聴診器を胸に―・う」「添え木を―・う」
2 割り当てて与える。相手の求めによらないで、こちらで適当に与える。
「仕事を―・う」「子供におもちゃを―・う」
しゅく‐あ【宿×痾】長い間治らない病気。持病。痼疾 (こしつ) 。宿疾。宿病。「―に悩む」
こん‐りゅう【建立】名
1 寺院や堂・塔などを建てること。「寺を―する」
2 心の中である物事をつくり上げること。
「兄さんは神でも仏でも…権威のあるものを―するのが嫌いなのです」〈漱石・行人〉
どろ‐ぶね【泥船/泥舟】
1泥を積んで運ぶ船。土船。
2歌舞伎で、箱の中に泥を入れて舞台に置き、泥の池や田んぼに見立てたもの。また、その箱。
3昔話「かちかち山」に出てくる、泥でつくった沈みやすい船。また、すぐにだめになりそうな組織や計画などのたとえ。
と・する【賭する】[動サ変][文]と・す[サ変]
ある目的のために、失うことを覚悟でさし出す。かける。「生命を―・して戦う」
いっ‐しん【一身】
1一人のからだ。一人の人。
2自分一人。おのれ自身。「衆望を―に集める」「責任を―に負う」
3全身。自分の命。「―を賭 (と) して事に当たる」
一身に味方なし…世の中には自分以外に頼りになるものはない。
いっしんじょう【一身上】
その人自身の身の上や境遇などに関すること。個人的な問題や事情。「―の都合」
いっしんでん【一身田】古代、律令制の土地公有のとき、
その人一代を期限として朝廷から租 を免除されて賜った田地。いしでん。
火中(かちゅう)の栗(くり)を拾う…自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒す例え。
いたれりつくせり【至れり尽くせり】〔荘子 斉物論〕
すべてに細かく配慮が行き届いていること。 「 -のもてなしを受ける」
[補説]「至り尽くせり」とするのは誤り。
〔セウエウ〕【×逍×遥】しょう‐よう
[名](スル)気ままにあちこちを歩き回ること。そぞろ歩き。散歩。「郊外を―する」
【×軋×轢】あつ‐れき《車輪がきしる意から》仲が悪くなること。「―を生じる」
【絵空事】え‐そらごと《絵には美化や誇張が加わって、実際とは違っている意から》
大げさで現実にはあり得ないこと。誇張した表現。「絵空事に過ぎない」
ほう‐ふつ〔ハウ‐〕【×髣×髴/×彷×彿
名1 ありありと想像すること。
よく似ているものを見て、そのものを思い浮かべること。「往時を―させる」
「ミイラに因って埃及 (エジプト) 人を―する」〈漱石・吾輩は猫である〉
2 ぼんやりしていること。
「眸を凝らして海を望めば、―の間」〈鴎外訳・即興詩人〉
[ト・タル][文][形動タリ]
1はっきりと脳裏に浮かぶこと。 ありありと想像するさま。目の当たりに見る思いをするさま。
「郷里を―とする」「故人が―として現れる」
2 ぼんやりしているさま。
「彼が何物をか有しているのが、―として認められた様である」〈鴎外・青年〉
3 よく似ているさま。
「田の太夫の舞台顔に―たり」〈逍遥・当世書生気質〉
余念(よねん)が無・い
1 ほかのことを考えず、一つのことに熱中する。「自伝の執筆に―・い」
他のことを考えない。没頭する。一心になっている。 「研究に-・い」
り‐はつ【利発】[名・形動]《「利口発明」の意》さとく賢いこと。
才知があって頭の回転が速いこと。また、そのさま。「―な子供」
きゃ‐しゃ【▽華×奢/▽花車】
[形動][文][ナリ]1 姿かたちがほっそりして、上品に感じられるさま。
繊細で弱々しく感じられるさま。「―なからだつき」
2 器物などの作りが、頑丈でないさま。「―なつくりの机」
3 上品ではなやかなさま。
いっ‐と【一途】《ひとすじの道の意から》1 一つの方法・手段。「ただ攻撃の―あるのみ」
2 もっぱらその方向一筋。「増加の―をたどる」3 二つ以上のものが合一すること。「官武―」
じゅん‐ぼく【純朴/×醇朴/×淳朴】[名・形動]かざりけがなく素直なこと。
人情が厚くて素朴なこと。また、そのさま。「―な人柄」「地方の―な風習」
現金とは、利害関係によって態度や意見を変えること。
【年代】 江戸時代~ 【種類】 -『現金』の解説
現金とは本来、現にその場にある通貨(有り金・現ナマ・目先の金)、即座に受け渡し可能な通貨(また即座に通貨に引換えが出来る通貨代用証券)をいうが、ここから利害関係(特に目先の損得)により、態度や主義主張を変えてしまうことも現金という。ただし、行為としてよりも、「現金な人」「現金な奴」といった形で、そういったことをする人を表す際の使用多い。
内容は出世のために仲間を裏切るような阿漕(あこぎ)なものから、片付けを拒んでいた子供がお菓子を目の前にしたら片付け始めたといったものまで様々である。ただし、怒りを込めてより、呆れながら言うことのほうが比較的多い。
ゆう いん【誘引】( 名 ) スル注意・興味をさそってひきつけること。さそいこむこと。
「不当な方法で購買者を-する」
つる‐せい【×蔓性】茎が蔓となる性質。蔓質 (つるだち) 。
形而上【けいじじょう】とは
形を持たず、五感では確かめられないもの。精神的なもの。頭で考えたり、心で感じて生まれてくるもの。 形を知覚できないもの。無形。「命」や「死」や「心」なども形を超えた、形而上であるといえる。⇔ 形而下(けいじか) 形而上的な世界。
こうこう‐や〔カウカウ‐〕【好好×爺】
気のいいおじいさん。善意にあふれた老人。「―然 (ぜん) とした風貌」
ぜい‐さく【×枘×鑿】 …ほぞと、ほぞを受ける円い穴。
枘鑿(ぜいさく)相容(あいい)れず …二つの物事が、互いに食い違っていて合わないことの例え。
どう‐かつ【×恫喝/×恫×愒】
[名](スル)人をおどして恐れさせること。おどし。「―して寄付を強要する」
ろう‐ぜき〔ラウ‐〕【×狼×藉】
《「史記」滑稽伝による。狼 (おおかみ) は寝るとき下草を藉 (ふ) み荒らすところから》
[名]無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「―を働く」「乱暴―」
[ト・タル][文][形動タリ]物が乱雑に取り散らかっているさま。「落花―たる公園」
べん‐かい【弁解/×辯解】
[名](スル)言い訳をすること。言いひらき。「―しても遅い」「―がましい」
しゃく‐めい【釈明】
[名](スル)自分の立場や考えを説明して、誤解や非難を解き、理解を求めること。
「事故原因について―する」
べん‐めい【弁明/×辯明/×辨明】[名](スル)
1 事情などを説明してはっきりさせること。「事のやむなきを―する」
2 他人の非難などに対して、言い開きをすること。「―の余地がない」「失言を―する」
名詞。本来は「自分の行動の持つ意味を、相手に説明し、理解してもらい、明らかにする」こと。
・昨今は言い訳に近い意味合いで、「自分がしたこと」について、相手がよく理解していない、誤解をしている、あまり快く思っていない場合に「弁明する」と言う表現が使われる。
オペラント条件づけ(ナビゲート ビジネス基本用語集の解説)
オペラントはOperationに由来する言葉。ある行動をした結果、環境がどう変化したか、を経験することによって、環境に適応するような行動を学習すること。
例えば、レバーを押せば餌が出る、という経験を繰り返すことで、自発的にレバーを押すようになる行動をオペラント条件づけという。
報酬や嫌悪刺激(罰)に適応して、自発的にある行動を行うように、学習することである。行動主義心理学の基本的な理論
一枚(いちまい)噛(か)・む
・一つの役をになって、ある事柄に参加する。
・参画する。一枚加わる。「その計画には当初から―・んでいる」
コンフリクト
・衝突、矛盾の意味。ソフトウェアどうしがお互いのメモリー領域を侵すことなどを指す。
・いずれの場合も、動作が停止したり、不安定になったりする原因となる。
はな‐もち【鼻持ち】 臭気をがまんすること。
鼻持ちならない …言語や行動ががまんできないほど不愉快である。「―◦ないきざな男」
けい‐ちょう〔‐テウ〕【軽×佻】 [名・形動]《「佻」も、かるいの意》
落ち着きがなく、言動が軽はずみなこと。また、そのさま。軽薄。
「成程江戸っ子の―な風を、よく、あらわしてる」〈漱石・坊っちゃん〉
けいちょうふはく【軽佻浮薄】 [名・形動]
気分が浮ついていて、行動が軽々しいこと。また、そのさま。「―な連中」
いただけ・ない 【頂けない・戴▽けない】( 連語 )
評価できない。感心しない。 「 - ・ない話」 → いただける
感心しない…よいとは思えない。賛成できない。
鼻(はな)に付(つ)・く
1 においが鼻につきまとう。「香料が―・いて食べられない」
2 飽きて嫌になる。人の振る舞いなどがうっとうしく感じられる。「きざな話し方が―・く」
横槍を入れる…横から口を出し、人の話や行動を妨害すること。
【横槍を入れるの解説】
| 【注釈】 | 人が話すことやすることに、第三者が横から口を挟んで妨害することのたとえ。
戦場で、合戦している双方の横から別の一隊が槍で襲いかかってくることから。
横から口を出されることは「横槍が入る」という。 |
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鼻(はな)の下(した)を伸ば・す
好色そうな顔つきをする。女性に甘いようすについていう。鼻の下を長くする。
「女性に優しくされてつい―・す」
い‐ちく【移築】
[名](スル)建築物を解体して他の場所へ移し建て直すこと。「古い民家を―する」
しゅ‐しょう【殊勝】 [形動][文][ナリ]
1 とりわけすぐれているさま。格別。
「相談したれど別に―なる分別も出でず」〈露伴・五重塔〉
2 心がけや行動などが感心なさま。けなげであるさま。「親に心配をかけまいとする―な気持ち」「いやに―なことを言う」
3 神々しいさま。心打たれるさま。
「いつもよりも一しほ今日は―には覚えぬか」〈虎明狂・釣針〉
ぞん‐がい〔‐グワイ〕【存外】 [名・形動]
物事の程度などが予想と異なること。また、そのさま。案外。意外。
副詞的にも用いる。「―な(の)好成績」「―早い解決」
し‐でか・す【仕出かす/▽為出かす】 [動サ五(四)]
ふつうでは考えられないような大きなことや大失敗をする。やらかす。やってのける。「とんでもないことを―・したものだ」「何を―・すかわからない」
ふ‐らち【不×埒】 [名・形動]
1 道理にはずれていて、けしからぬこと。また、そのさま。ふとどき。よろしくないこと。
「―極まる振る舞い」「―なやつ」
2 要領を得ないこと。埒のあかないこと。また、そのさま。
「後は二人ながら涙をこぼし―なりしに」〈浮・五人女・四〉
しなだれ‐かか・る【×撓垂れ掛(か)る】 [動ラ五(四)]
人にこびて寄りかかるようにする。また、力なさそうに寄りかかる。
「刑事にしなだれかかって言う。」「背中に―・る」
とき【×鬨/時/鯨=波】 …戦場でのさけび声。
1 合戦で、士気を鼓舞し、敵に対して戦闘の開始を告げるために発する叫び声。大将が「えいえい」と発声して全軍が「おう」と声を上げて和し、これを三度繰り返すのを通例とする。また、戦勝の喜びの表現としても発した。鬨の声。
2 多数の人が、一度にどっとあげる声。
鬨を合わせる
敵方の鬨の声に応じて、こちらも鬨の声を上げる。
鬨をつくる
大ぜいで一緒に鬨の声を上げる。
「怪しげな服装(いでたち)の奴等が百人許り、―・って押寄せるじゃないか」〈小杉天外・初すがた〉
屠殺(とさつ)ないし屠畜(とちく)…家畜等の動物を殺すことである。
「屠」は「ほふる」の意であるが、近年の日本では、「屠」の文字が常用漢字ではないことから、と殺やと畜と表記されることも多い。
けん‐のん【剣×呑/険▽難】 [形動][文][ナリ]《「けんなん(剣難)」の音変化という》危険な感じがするさま。また、不安を覚えるさま。「かなり~な事態」
「金は欲しいだろうが、そんな―な思い迄して借りる必要もあるまいからね」〈漱石・道草〉
[派生]けんのんがる[動ラ五]けんのんさ[名]
けんのんしょう【剣呑性】
何事にも不安を感じたり危険に思ったりする性質。臆病。
「知ってのとおりの―ゆえ」〈里見弴・美事な醜聞〉
かく‐しつ【確執】 [名](スル)
互いに自分の意見を強く主張して譲らないこと。また、そのために生じる不和。かくしゅう。「兄弟の間の―」「肉親の-は」
そしり【謗り/譏り/誹り】そしること(他人を悪く言うこと)。また、その言葉。
「いわれのない―を受ける」謗りを免れない非難を受けて当然である。「不謹慎の―◦ない」
「人の―を受ける」「軽率の―を免れない」
き‐がい【気概】
困難にくじけない強い意志・気性。「先駆者の―を示す」「―のある人」
ちょう‐らく〔テウ‐〕【×凋落】 名](スル)
1 花や葉がしぼんで落ちること。「―の秋」
2 おちぶれること。落魄。「一家が―する」
3 容色などが衰えること。
「鏡の中には、もう―し尽くした女が映っていた」〈藤村・家〉
4 人間が衰えて死ぬこと。
「朋友また―し尽きて、孑然 (けつぜん) 一身となり」〈中村訳・西国立志編〉
ぶ‐こつ【無骨/武骨】 [名・形動]《「骨 (こち) 無し」を音読みにした語》
1 骨ばってごつごつしていること。また、そのさま。「節くれだった―な手」
2 洗練されていないこと。無作法なこと。また、そのさま。「―な振る舞い」
3 役に立たないこと。才のないこと。また、そのさま。
「我―なりといへども…君王の死を救ひ」〈曽我・五〉
4 都合の悪いこと。また、そのさま。
「(御遊 (ぎょゆう) ノ興ヲ)さましまゐらせんも―なるべしとて」〈平治・上〉
[派生]ぶこつさ[名]
類語野暮(やぼ)野暮ったい(やぼったい) 無粋(ぶすい) 無風流(ぶふうりゅう)
むくつけき
関連語プリミティブ
やぼ【野暮】 [名・形動]《語源未詳。「野暮」は当て字》
1 人情(心の動き)の機微(すばやく判断)に通じないこと。わからず屋で融通のきかないこと。また、その人やさま。無粋 (ぶすい) 。「―を言わずに金を貸してやれ」「聞くだけ―だ」⇔粋 (いき) 。
2 言動や趣味などが、洗練されていないこと。無風流なこと。また、その人やさま。無骨。「―なかっこうをする」⇔粋 (いき) 。
3 遊里の事情に通じないこと。また、その人や、そのさま。
「―はいやなり。中ぐらゐなる客はあはず」〈浮・一代女・二〉
えも‐いわれぬ【えも言われぬ】[連語]…言葉で言いようもない。「―趣がある」
さもし・い [形][文]さも・し[シク]
1 品性が下劣なさま。心根が卑しい。意地汚い。「―・い行為」「―・い根性」
2 見苦しい。みすぼらしい。
「めでたい市の始めに、何とあの様な―・い牛が一の杭につながるるものでござるぞ」〈虎寛狂・牛馬〉
[補説]托鉢 (たくはつ) の沙門 (さもん) のみすぼらしいようすをいう「さもんしい」の変化した語という。
[派生]さもしげ[形動]さもしさ[名]
類語
下品(げひん)
浅ましい(あさましい)
糊口を凌ぐ…やっと食べていけるような貧しい生活を送るという意味
語源
ご飯が水を含んで増量するので、「腹が減った」とぴいぴい騒ぐ子どもだまして穀類を節約するのに適しており、これを常食して日々を凌いで(苦境を切り抜けて)いるから「糊口を凌ぐ」というわけである
膠着語…語幹に語尾をいろいろ変化させて付着させていく言葉
活用語の語尾などを変化させるので<屈折語>と言います。
活用もなく単語が完全にバラバラな言語は<孤立語>です。中国語などがこれに当たります。
ぼくとつ
【木訥・朴訥】《名・ダナ》
飾りけがなく無口なこと。実直で素朴(そぼく)なこと。「剛毅(ごうき)―仁に近し」
【うつつを抜かすの語源・由来】 ある物事に心を奪われる意味。
うつつとは、「夢かうつつか幻か」と言うように夢や虚構などに対していう語で、現実や本心、正気などを意味する。 うつつを抜かすのは意識がはっきりしていない状態であることから、ある物事に心を奪われる意味となった。
てい‐しょく【抵触/×牴触/×觝触】 [名](スル)
1 触れること。衝突すること。転じて、物事が相互に矛盾すること。
「新説は従来の主張に―するものではない」
2 ある行為が法律や規則に反すること。「道路交通法に―する」
ナード【nerd】
あることに熱中しており、あまり社交的でない人。特に、コンピューターやインターネットの知識が豊富で、他人とのつきあいを好まない人をいう。→ギーク
ギーク【geek】
1 グロテスクな芸を見せる見世物師。
2 あることに熱中している人。特に、コンピューターやインターネットについて、マニアックな技術や知識を有する人。アルファギーク。→ナード
かん・する【冠する】 [動サ変][文]くゎん・す[サ変]
1 そのものを限定する言葉や、名称・称号・文字などを、上につける。「企業名を―・した競技大会」
2 冠 (かんむり) をのせる。転じて、元服する。
例…診療所名に開設者の姓を冠する…山田外科医院国名を冠した食べ物…日本そば
ジンクス…縁起のよい、または悪い言い伝え。また、縁起をかつぐ対象とする物事。
「緒戦は勝てないというジンクスがある」「ジンクスを破る」
言い伝え…何代もにわたって人から人に口づてに伝えられてきた話・伝説。
ふびん【不憫・不愍】《名ノナ》
かわいそうなこと。あわれむべきさま。「―に思う」
ネガティブリスト… 「できないこと、やれないこと」を列挙すること。
シビリアン【civilian】
1 一般市民。民間人。2 文官。文民。3 軍隊に所属している非戦闘員。
類語文民(ぶんみん)
シビリアンコントロール【civilian control】
職業軍人でない文民が、軍隊に対して最高の指揮権を持つこと。軍部の政治への介入を抑制し、民主政治を守るための原則。文民統制。
シビリアンパワー【civilian power】
軍事力ではなく、経済力と技術力を背景とした大国。民生大国。
帰属意識…集団に自分が属している、その集団の一員であるという意識
リスクヘッジ…危険回避、危険の大きさの軽減。
堂(どう)に入(い)・る
《「堂に升(のぼ)りて室に入らず」から》学問や技芸がすぐれて、深奥をきわめている。また、技術的に熟練していて、身についている。「―・った演技」
[補説]この句の場合、「入る」を「はいる」とは読まない。
もうもく‐てき〔マウモク‐〕【盲目的】[形動]
愛情や情熱・衝動などによって、理性的な判断ができないさま。「わが子への―な献身」
郷に入っては郷に従え
風俗や習慣はその土地によって違うから、新しい土地に来たら、その土地の風俗や習慣に従うべきだということ。また、ある組織に属したときは、その組織の規律に従うべきだということ。
【郷に入っては郷に従えの解説】
【注釈】『童子教』の「郷に入りては而ち郷に随い、俗に入りては而ち俗に随う」から。「郷」とは、村里の意味。「郷に入りては郷に従う」「郷に入りては郷に従え」「郷に入っては郷に従う」ともいう。
『童子教』「郷に行っては郷に従え」と書くのは誤り。
「入って」を「はいって」と読むのは誤り。
朱に交われば赤くなる…人は関わる相手や環境によって、良くも悪くもなるというたとえ。
【朱に交われば赤くなるの解説】
【注釈】中国の古いことわざ「近墨必緇、近朱必赤(墨に近づけば必ず黒く、朱に近づけば必ず赤くなるの意味)」から。
良い友人を選ぶことは大切だ、という教訓が含まれている。
「朱」とは、黄色みのある赤色のこと。人が支配されやすいことをいう。
なし崩し…読み方:なしくずし別表記:済し崩し、済しくずし
物事を少しずつ変えていくこと、徐々に変えていってそのまま始末してしまうこと、などの意味の表現。元々は借金を少しずつ返済すること、徐々に済すことを意味した。
幽霊の正体見たり枯れ尾花…「尾花」はススキの穂のことで、幽霊だと思って恐れていたものが、よく見たら枯れたススキの穂だったという意味から。 疑心暗鬼で物事を見ると、悪いほうに想像が膨らんで、ありもしないことに恐れるようになるということ。 横井也有の俳文集『鶉衣』にある「化物の正体見たり枯れ尾花」が変化した句といわれる。
はりのむしろ【針の筵】《針を植えた敷物の意から》
一時も心の休まらない、つらい場所や境遇のたとえ。「―に座る気持ち」
針の筵(はりのむしろ). ⇒針を植えた筵のこと。 ⇒非常に恐ろしくて、まったく安心できない場所の喩え。 いつも苦しめられている、辛く悲しい場所や環境。また、そういう境遇。
湯あたり…温泉浴を繰り返しているうちに多くは数日から1週間ぐらいのうちに、
身体がだるい、寒気がする、食欲がなくなる、気分が悪い、頭が重いなどのいろいろな症状。
オブザーバー…第三者的に会議に出席し、決定権・議決権を持たない人という意味。
意見を言える立場の場合もあるが、あくまでも参考程度の力。
「不穏当」=おだやかでないこと。 「不適切」=適当でないこと、望ましくないこと。
「不穏当な発言」
何か波乱を起こしそうな、物騒なことを言っているようなイメージ。
「不適切な発言」
その場や発言者にふさわしくない、考えなしなことを言っているようなイメージ。
遅蒔き…1時期を遅らせて種をまくこと。また、その品種。「-の麦」
2多く「遅まきながら」「遅蒔きでも」の形で)時期に遅れて物事をすること。
「-ながら調査に乗り出す」
ものおじ【物怖じ】[名](スル)物事をこわがること。「―しない性質」
一家言…その人独特の意見や主張。
また、ひとかどの見識のある意見。「伝統芸能に―をもっている」
ひとかど一角/一廉[名]…1 ひときわすぐれていること。いっかど。「一角の人物」
2 それ相応であること。一人前であること。「一角の理屈を並べ立てる」
3 一つの事柄。一つの方面。「詳慎精密にこの―を究察し」〈中村訳・西国立志編〉
咎め…犯した罪や過失を責めること。
また、それに対する罰。そしり。非難。叱責 (しっせき) 。「お―を受ける」
遣り手
1 物事をする人。物事を行う人。「危険な仕事なので―がない」
2 物を与える人。物をくれる人。「―がいても、もらい手がない」
3 腕前のある人。敏腕家。「業界きっての―」
4 遊郭で客と遊女との取り持ちや、遊女の監督をする年配の女。
花車 (かしゃ) 。香車 (きょうしゃ) 。やり。遣り手婆 (ばば) 。
5 近世の末期に流行した女性の髪形。やりてむすび。
6 船をつなぐ綱。もやいづな。
7 牛を使う人。牛車 (ぎっしゃ) を動かす人。
「牛飼は、平家内大臣の童 (わらは) を取りてつかひければ、高名の―なり」〈盛衰記・三三〉
すい‐ぜん【垂×涎】 [名](スル)《「すいせん」とも》慣用読みで「すいえん」とも。
1 食べたくてよだれを垂らすこと。
2 ある物を手に入れたいと熱望すること。「―の的」
「人形の着物にばかり眼をつけてさっきからしきりに―している」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉
【揮発】《名・ス自》1. 通常の温度で液体が気体になること。2. 「揮発油」の略。
液体が、常温で気体となって発散すること。
【勇退】《名・ス自》後進に道を開くために、進んで職を辞すること。「惜しまれて―した」
延べ棒…1 金属を延ばして棒状にしたもの。「金の―」
2 餅・麺 (めん) などを平たく延ばすのに用いる木製の棒。麺棒。
小康…1 事態がしばらくの間、収まっていること。「国境紛争は小康を保っている」
2 悪化の方向にあった病状が治まって、安定した状態になること。
「病気は小康を得た」 「小康状態」
しゃ‐し【×奢×侈】…[名・形動]度を過ぎてぜいたくなこと。
身分不相応に金を費やすこと。また、そのさま。「奢侈に流れる」「奢侈な生活」
とう‐かん【等閑】
物事を軽くみて、いいかげんに扱うこと。なおざり。
「注意を―にしようわけはないので」〈鏡花・婦系図〉
マッチポンプ
〔マッチを擦ってつけた火を自分で消火ポンプで消す意〕
自分で起こしたもめごとを鎮めてやると関係者にもちかけて報酬を得ること。
ノブレス・オブリージュ(仏: noblesse oblige フランス語: [nɔblɛs ɔbliʒ])とは、
直訳すると「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、
一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うこと
そく‐おう【即応】[名](スル)
1 状況に応じてすばやく行動すること。「事故に即応した処置」
2 状況・情勢にあてはまること。「現実に即応した考え」
「北風と太陽」(きたかぜとたいよう)は、イソップ寓話のひとつ。そこから転じて、物事に対して厳罰で臨む態度と、寛容的に対応する態度の対比を表す言葉として用いられる。
あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。
教訓
手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえる。
法の不遡及 ⇔ 遡及効
法の不遡及とは、
法令の効力はその法の施行時以前には遡って適用されないという法の一般原則。
ひょう‐せつ〔ヘウ‐〕【×剽窃】
[名](スル)他人の作品や論文を盗んで、自分のものとして発表すること。
「他人の論文を剽窃する」類語:盗作(とうさく)