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@STrix8
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バグとコンボデッキについて

まえがき

この記事はふるよに Advent Calendar 2018の8日目です。

何か書きたい衝動に駆られてAC登録したはいいけど実はネタがなかったのでTwitterでゆるく募集した。 そうしたところ、

  • ルールトリビア
  • コンボデッキの作り方

あたりのリクエストが来た。 しかしながら前者に関しては確かにルールの隙をよくついてはルール運営チームの方々に放り投げてはいるものの、いざトリビアを作ろうとすると結局FAQの要約にしかならなかったのでFAQ読んでとしかならなかったし(更には約1週間後にルール班であるところのnobitaさんがルールについて記事を書くとのこと)、後者に関しては別に僕はコンボデッキを組むのが得意なわけでもない。 従ってこのあたりのご期待に沿いつつ自分が書ける内容を考えたところ、この記事は以下のトピックの2本立てで行くこととした。

  • ルールのバグの探し方
  • 自分がコンボデッキを組むときに考えていること

違う話題なら記事を分けろという話だが、ネタがないとか言ってたのにACの枠2つ目登録するのも何か変なので記事一つでゴリ押すことにする。

多分なんとかまとまるでしょ。

ルールのバグの探し方

前置き

書いてから結構挑発的な見出しになってしまったと反省しているのだけれども、別にふるよにのルールが探せば必ずボロが出るほどガバガバだと言いたいわけでもない。 むしろシーズン3に入ってからはヤバそうなバグは現状見つかっていない。

これを書く目的としては、

  • デバッガの増加(バグを探す人数は多ければ多いほどバグは見つけやすいため)(増えればいいなぁ)
  • ルール自体の啓蒙

あたりである。 バグが見つかればよりルールの洗練度が上がり、よりよいゲームになっていくと考えられる。

バグとは

インチキムーブをバグと呼んだりもするがここでは以下のようなものをバグと呼ぶ。

  • 総合ルールやFAQを参照してもどう解決するのかがわからないもの。
  • 総合ルールやFAQを参照すれば一応解決できるが明らかに意図されていない挙動をするもの。

大まかな手順

とはいっても大したものではなく以下のようなものである。

  1. ふるよにをプレイする(各メガミ一度づつ以上は触る)
  2. 総合ルールを読む
  3. FAQを読む
  4. カードリストを睨む

順に解説していく。

1.ふるよにをプレイする

正直ナンバリングするのもどうかと思うレベルの大前提なのだが、ゲームをプレイしたことがないとルールの理解のしやすさがかなり落ちる。 そもそもこんなマニアックな記事を開いてる時点でこの手順をクリアしている人が99割だと思っているが、桜降る代に決闘ををプレイしたことがない人はとりあえずこんな記事は閉じてさっさとプレイすべきである。 面白いので。 「一応はじまりの決闘くらいはやった」みたいな人も、各メガミを一度くらいは触っておかないとそれぞれ挙動が想像しづらいのでもう少しプレイしてから先を読むことをおすすめする。

2.総合ルールを読む

ここからが本題みたいなところである。 ふるよにを結構遊んでるというプレイヤーでも総合ルールを読んだことはないというプレイヤーはそれなりに多いだろう。 実際読まなくてもこのゲームを遊ぶことはできるし、総合ルールよりはFAQを読むべきだ。 それでも総合ルールを読む理由としては

  • プレイ中に疑問が生じた際、自己解決しやすくなる
  • バグが探せるようになる

等が挙げられる。 前者は自身にとっても周りにとってもそこそこ便利なので総合ルールを読むのをオススメする。

総合ルールを読む上で気をつける点としては、一字一句すべてを覚えておく必要は必ずしもないということ、自分の従来の認識と違う点があれば重点的に読んで気に留めておくことである。 どの辺を参照すればどういうことがわかるのかというインデックスが大まかでもいいので自分のなかに形成されればこの手順の目的としては十分である。

3.FAQを読む

普通に遊ぶ分なら2を飛ばしてこの項目だけでも問題ないだろう。 それなりに長いので疑問が生じたときに該当部分を参照するのでもいいが、思ったのと違う挙動をしたり、複数のカードが絡む状況はどのカードについてのFAQを見ればいいのかがわからなかったりするため、予め目を通しておくのをおすすめする。 オボロちゃん質問箱にはFAQに載っていない質問もあったりするのでこちらも参照すると良い。

この手順でも、総合ルールを読むときと同様、自身の従来の認識と違うものがあれば気に留めておくべきだ。 むしろ自分の認識どおりである項目は割と読み飛ばしても問題ない。

4.カードリストを睨む

多分誰しも一度はやったことのある手順だろう。 しかし古事記にも「バグはカード抜きで生じるものに非ず」と書かれている通りこれ抜きには何も始まらない。 バグを探すつもりなら一番重要と言っても差し付けないステップである。 とはいえカードを睨むだけでバグが見つかるならルール運営チームの方々も苦労はないだろう。 ここでは自分が気をつけている点を言語化できる範囲内で挙げていく。

カードテキストを細かく分解し、ルールに照らし合わせる

ルールへの理解を深めるにしてもバグを探すにしても一番重要な点である。 付与札とはなにか、カードとはなにか、使用するとはどういうことなのか、など単語レベルでルールでどう定義されているかを意識しながら読んでいく。 効果分類やどういうタイミングで効果が処理されうるのかも考えておく。 ここで疑問が生じたら該当部分の総合ルールやFAQを読み返すべきである。 2では軽く読んでいたとしてもここで読み返す場合はしっかり読むと良い。 ルールへの理解が深まりやすいし、バグも見逃しにくくなる。

そのカードと他のカードの差を考える

そのカードで何ができるのか、類似カードで出来てそのカードで出来ないことは何か、逆にそのカードで出来て類似カードで出来ないことはなにかを考える。 カードごとにできることが明確になると同じことを何度も検討する必要がなくなる。 皆式理解の神算みたいにバグりそうなテキストの塊でも他のカードでできることの集まりだとわかると案外バグらないことがわかる。

入れ子解決が発生しうるかどうか

本来いくつもスタックを積んでいく想定でデザインされていないゲームなため、入れ子解決が発生したときにバグが起きやすい。

フェイズが終了したらどうなるか

何らかの効果の途中で別の効果によるフェイズの終了が起きると本来想定されている効果処理が行えず、おかしな挙動を示すことがある。 頭に入れておくといいだろう。

カードの領域移動が発生するか

ふるよににおけるオブジェクトはカード、桜花結晶、攻撃の3種である。 これらのうち攻撃は攻撃中にしか存在せず、桜花結晶がバグるのはカードに紐付けられている場合がほとんどである。 従ってオブジェクトの領域移動に関してはカードのものについて重点的に気をつけるとよい。 入れ子解決と組み合わせる事によって特にバグりやすい。

何かを禁止するテキストはオンリーワンなテキストだとしてもバグりにくい

何かが起きなくなってバグるという現象は割と稀である。 経験上虚偽論破くらいなもので、禁止する効果は思った以上にルール的に安全である。(正確には虚偽論破まではバグではなく、鬼謀詭弁あたりを合わせる必要がある)

なぜなら、禁止されたものは結局それをしていないのと変わらないためである。 例えば基本動作を禁止されたなら結局それは基本動作をしないことを選んだのと起きたことは一緒であるし、【攻撃後】を無効にされたのならそれはその攻撃を使用しなかったのとほぼ同義である。

しかしながら複数の要素が組み合わさっているもののうち、一部のみが禁止や無効になった場合、バグっぽい挙動を引き起こすことがある。 全くバグらないわけではないのでそのカードのどのあたりにバグの気配を感じたのかを意識しながら探していけばそのカードがバグっているのかどうかを判別することが可能だろう。

5.バグかな?と思ったら

バグかな?という疑問はつまりルールでわからない点があるということであり、質問箱に質問として投げてしまってもよいのだが、ここまで来ている皆さんならルールやFAQに目を通しているはずなのでせっかくなので自己解決できないか試してみよう。 すべて電子データなので適当に該当ワードで検索をかければ結構自己解決できたりする。 明らかな矛盾が見つかったりどうしても解決できない場合はバグな可能性が高いのでルール運営チームの方に投げよう。

コンボデッキを組むときに考えてること

まえおき

書くとは言ったがあまりに最近コンボデッキを組んでいないので心許ない。 全く組んだことがないわけではないので記憶を掘り起こして書いてみようと思う。

コンボを見つける

まず主体となるコンボがなければデッキはできないため、ここがクリアできなければコンボデッキはできない。 自分はカードリストを睨んで、なにかできそうな予感がするカードに目星をつけ、そのカードを使ってどういう盤面を作りたいのか、あるいはどういう盤面でそのカードを使いたいのかを考え、どのメガミのどのカードを組み合わせればそれが可能かを考えていくようにしている。 このとき、特定の手札を要求する場合は3枚以下、間合を参照する場合は少なくとも2距離からフルリソースあれば足りる状態で成立する、あたりを意識するようにしている。

デッキを組む

とりあえずコンボパーツをすべて入れる。 残った枠は相手への対応や攻撃を適当に積んでいく。 何ターン目にどういう動きをしているつもりなのかを意識しながら組んでいくと良い。 デッキ1週目は言わずもがな、2週目も付与を残すなどして山の中身を調整することによって引きによるブレを減らすことができる(ことがある)。

回してみる

コンボデッキの多くはソリティア度が高く、デッキ一つで一人回しが可能なため、簡単に試行することができる。

バグに関してのところが思ったより長くなって疲れてしまった。 どちらの項目にせよカードリストを睨むのでふるよにコモンズをダウンロードしておくのがオススメである。

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