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@Umichang
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SCP-014-EZ「紅血の魔眼」

アイテム番号

SCP-014-EZ

オブジェクトクラス

SafeThaumiel

特別収容プロトコル

SCP-014-EZはサイト-04■■に存在する人型収容施設に収容されています。当該施設は財団が建造したものではなく、アラグ帝国が太陽光をエーテルに変換し蓄積すると称する遺物です。当該施設をSCP-014-EZ-1と呼称します。SCP-014-EZはSCP-014-EZ-1内で冷凍睡眠しています。現在ではSCP-014-EZ-1に出入りすることはSCP-014-EZの意志がなければ不可能です。SCP-014-EZ-1に異変が発生していないかどうか、財団職員は遠方より監視する必要があります。財団職員は「アラグ帝国の遺物発掘」というカバーストーリーを用いて周辺で監視活動を行なってください。 SCP-014-EZはSCP-014-EZ-1から自らの意思で脱出しました。再収容は可能ですが、現状の情勢に鑑み、財団本部はSCP-014-EZの自由行動を制限付きで許可しました。SCP-014-EZ-1は完全にSCP-014-EZの制御下にあります。SCP-014-EZは現在も財団のエージェントとして登録されており、問題が発生することはまずないと考えられます。ただし、彼が不適切な動きをした場合は機動部隊アルファ-1「暁の血盟」へ終了処理を依頼してください。暁の血盟以外にSCP-014-EZを終了させることは事実上不可能です。暁の血盟が終了処理を失敗した場合、IK-クラス世界文明崩壊シナリオが発生し得ます。

説明

SCP-014-EZはミコッテ・サンシーカー族の成人男性で、財団エージェント「グ・ラハ・ティア」と呼称されています。

SCP-014-EZは古代アラグ帝国の機器への無制限アクセス権を有しています。これにより、SCP-014-EZ-1「クリスタルタワー」を稼働させたり、■■■アジス・■■の各種施設を稼働させることも可能です。SCP-014-EZ-1はかつてIK-クラス文明崩壊終焉シナリオを発生させた遺物であり、誤った運用を行うことは非常に危険です。また、■■■アジス・■■には認識災害を起こしたドラゴン族が収容されており、解き放つことでXK-クラス世界終焉シナリオを発生させるでしょう。

SCP-014-EZは財団エージェントとしてSCP-014-EZ-1「クリスタルタワー」の調査を行なっていました。しかし、その途上でSCP-014-EZ-1から出現したヒューラン族の姿をした男女のクローン体より認証情報を受け継ぎ、古代アラグ帝国の機器への無制限アクセス権を取得しました。古代アラグ帝国の機器は、SCP-014-EZをアラグ帝国皇帝と認識します。

SCP-014-EZ-1には古代アラグ帝国の末代皇帝ザンデ、および彼がAK-クラス世界終焉シナリオを迎えた平行宇宙「ヴォイド」から召喚した妖魔、通称名「暗闇の雲」が存在していました。SCP-014-EZは財団の協力者の手を借り、これらを終了処理することに成功します。その後、SCP-014-EZは自身が手に入れた能力とSCP-014-EZ-1の機能は現在の技術で取り扱えるものではないことを認識し、SCP-014-EZ-1内での冷凍睡眠を希望しました。これにより、SCP-014-EZはSCP-014-EZ-1に収容され、事実上無力化されました。

更新: 事案014-1により、SCP-014-EZは予定より大幅に早く目覚め、SCP-014-EZ-1から退出しました。これは機動部隊アルファ-1「暁の血盟」の主要メンバーの意識不明事象が解消したのちの出来事であり、大きく関係していると推測されます。財団職員のインタビューでも、当該事象の信憑性は高いことが判明しています。

財団はSCP-014-EZの収容について検討しましたが、機動部隊アルファ-1「暁の血盟」からの強い希望と、将来起こりうると想定されるXK-クラス世界終焉シナリオへ対抗可能なアノマリーであることを鑑み、財団のエージェントとして引き続き活動することを許可しました。

事案014-1

SCP-014-EZへのインタビューにより、以下の事実が判明しました。

近い将来、帝国の兵器「黒薔薇」を用いた虐殺が発生する可能性があった。これによりエーテルの偏りが発生し、他の平行宇宙から膨大な量のエーテルが原初世界に流れ込むことになり、結果としてIK-クラス世界文明崩壊シナリオが発生する。SCP-014-EZはIK-クラス世界文明崩壊シナリオが発生したのちの世界で目覚め、その事実を突き止める。これを防ぐため、未来の財団が既に収容していた他のアノマリーの能力や知識を総動員し、SCP-014-EZ-1ごと当該平行宇宙へ時間遡行および移動を行い、IK-クラス世界文明シナリオを阻止した。これに伴い、機動部隊アルファ-1「暁の血盟」の意識不明事象、および財団協力者の次元移動能力の獲得という事象が発生した。また、この事態を収拾するためにSCP-014-EZはSCP-014-EZ-1の端末となり、そのままSCP-014-EZ-1と同化するところであったものの、機動部隊アルファ-1「暁の血盟」らの尽力により、意識を原初世界へ移送することに成功。当該平行世界での肉体はSCP-014-EZ-1の端末となり生命活動を停止したが、原初世界に残る自らの肉体に意識を宿らせることにより、全ての知識と経験を獲得したまま戻ってくることに成功した。

上記事実は機動部隊アルファ-1「暁の血盟」の主要メンバーへのインタビューでも裏付けられました。また、財団協力者は依然として平行宇宙への移動能力を保持しており、当該平行宇宙との連絡を取れる状態にあります。

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