スギ花粉症への半恒久的な対策として舌下減感作療法をオススメします。 自宅で毎日服薬するだけで花粉症の症状を数年間抑えることが期待できます。 以下に書いてあることは個人的な症状の改善例であり、すべての人に当てはまるわけではありません。
シダキュアによる舌下減感作療法
- 基本的には毎日続けてください。
- 舌の下に薬を置きます。1分間保持した後に飲み込みます。
医師からの注意をよく聞いて配布される説明書を読んでください。
- 花粉症のシーズンからは治療を始められません。シーズンが完全に終わってから病院に行きましょう。
- 最初の1ヶ月間は何度か通院する必要があります。 はじめの1週間とそれ以降では薬剤が変わります。 それ以降は基本的に1ヶ月分の薬剤が処方されます。
- 薬をもらうために毎月通院が必要です。5年間の服薬で以降8年間は効果が持続すると言われています。
- 初月を除いた1ヶ月の診察費は600円弱、薬代は2000円弱です。つまり年間約3万円かかります。
- 治療前(症状100%): マスクとメガネは必須。アレルギー用鼻炎薬を服薬しても目薬と点鼻薬を手放せない。常に鼻と目が赤い状態。
- 半年後(症状80%): 多少マシにはなるが基本的には症状に変化はない。
- 1年半後(症状50%): 大きく効果を実感した。鼻炎薬と目薬は必要。
- 2年半後以降(症状30%): 鼻炎薬は必要なくなった。マスクはしてる。症状がひどい時だけ目薬と点鼻薬を使う。
- すべての人に効果があるわけではありません。効果が出ない人もいます。
- 途中で服薬を中断すると効果がなくなります。毎日継続することが大事です。
- 2,3日程度であれば投薬を忘れてしまっても影響はほとんどないと言われています。