proCONTROLLライブラリを使うことで、Processingからジョイスティックやゲームパッド、キーボードやマウスが利用できるようになります。他にも、MacOSX上でなら、2つ以上のマウスを利用できるようになります。proCONTROLLはJInputを改良したものをベースとしています。他のデバイスにアクセスしたいのであれば、ネイティブ・ライブラリを書くことで、利用できるようになるでしょう。
proCONTROLL上で任意のデバイスを利用するためには、デバイス・ドライバ等のインストールが確実に行われていなければなりません。またジョイスティックは適切に調節が行われている必要があります。使用可能なデバイスのリストを表示するためには printDevices() 関数を利用できます。proCONTROLLの使用方法には大きく分けて2通りがあります。一つはデバイスにアクセスし、ボタンやスライダーの状態を得る方法。もう一つはボタンの状態に対するイベントハンドラーを設定する方法です。
proCONTROLLはWIndowsだけでなくLinuxやMac OS Xでもテストされています。
setTolerance() Toleranceというのは、それ以下の値はゼロとみなす、しきい値のことです。
ControllSlider sliderクラスは値の範囲を持つアナログ入力デバイスにアクセスするために使用します。通常は値の範囲は-1.0から1.0までの相対値になりますが、multiplierを使うとこの値の範囲を変更することができ、通常ならあなたが自前で実装するであろう処理を肩代わりしてくれるます。actual valueとtotal valueという2種類の値を得ることができ、actual valueはスライダーの現在の状態を返し、total valueは毎フレームごとにactual valueを加算した値を返します。小さな値の変化が気になるのであれば、toleranceを設定して下さい。
reset() total valueを初期化します。