今週の更新で皆さんに作業項目のカスタマイズができるようになったことをお知らせでき、嬉しく思います。これらは以下のカスタマイズを可能にします。
- 新しいフィールドの追加(日付/時間,文字列, 整数, decimal)
- ワークアイテムのレイアウト再変更
- プロセスの継承
- プロセスのセキュリティ
多くの人がVS Team Servicesにこの機能を待っていたことを、我々はよく知っています。これは最初のステップですが、完成にほど遠いことも知っています。我々の次の段階はpick-listフィールド,状態のカスタマイズ、HTMLフィールド、独自のワークアイテムのカスタマイズ、独自のプロセステンプレートなどの対応です。詳しくは今日のJustinのブログを読んでください。
たくさんの人からのリクエストの一つが、メインページとその他のフィールドでWork Itemに関するディスカッションをすることでした。もうすでに今日から全ての作業項目で行うことができ、コアのフィールドから離れることなくディスカッションすることができます。新しいディスカッションは @mention(特定の人物)と#mention(作業項目)をディスカッションコントロールでダイレクトに指定することができます。
今日、全ての作業項目の種類で履歴機能の強化を提供します。(訳注:大部分が文書だけではよくわからないので、実際に触ってから別途紹介します)
- ページネーションと履歴
- 履歴からグラフを分離
- 大部分の履歴の自動拡張
- タイムスタンプの分離
- スタイルのUXを強化
- 性能の強化
これらの更新のほとんどは表面的な修正だけですが、来年の更新で作業項目の強化を提供します。
そして、とうとう、作業項目の削除ができ、ゴミ箱機能を提供することができるようになりました!(訳注:今までもwitadminコマンドを使えば作業項目の削除はできました)。この機能は以前の作業項目の"Removed"ステータスを置き換えるものになります。私たちは削除を単独の権限とし、この機能を権限のある人のみに制限させています。
私たちはダッシュボードに"Edit Mode"と呼ぶ新しいモードを追加しました。Edit modeは経験不足によるウィジェットの不慮の編集ミスを防ぐために役立ちます。Edit modeでは、鉛筆アイコンがダッシュボードの右下隅に表示されます。Edit modeでは削除、配置変更、設定変更、新しいウィジェットの追加のみ行うことができます。
先日、いつでも使用可能なキーボードショートカットをお知らせしましたが、TESTハブのショートカットも使用可能になりました。
ブラウザベースの探索テスト拡張機能をオンプレミスのTeam Foundation Server(TFS 2015 RTMとTFS2015 Update1)とVisual Studio Team Serviceのアカウントで接続することができるようになりました。TFS 2013とTFS 2012には将来提供予定です。
ファイルのパスでコード検索の結果をフィルタリングしたいというリクエストをたくさんいただきました。今回の更新でパスによるフィルタリングを追加しました。TFVC,Gitのどちらでも左側のペインに検索結果の範囲を特定のフォルダに限定することができます。コード検索はプロジェクト、リポジトリ、パス検索といったユーザーの直前の設定を記録しており、自動的にクエリに反映します。
以上がスプリント92の強化点です。もし質問があれば、私たちのTwitter(@aaronbjork)に聞いてください。もしもいいアイディアがあり、優先度を変更したい場合はUserVoiceに投稿してください。