Euclid の方法を用いる。
- 証明
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素数の存在は自明である。
\(n\) 個 (\(n\) は正整数) の素数の最小公倍数の後者 \( \ \prod_{i=1,\,p_i\in\mathbb{P}}^{n}{p_i} + 1 \ \) は,素数であるかないかの孰れかである。
素数であるとき,これは用意したどの素数より大きい。
素数でないとき,その素因数 \(p\) は,上述 \(n\) 個の素数のどれとも等しくない。
故にこの操作で新しい素数を考えることができ,またこの操作は無限に行なうことができるので,素数は無限に存在する。
証明終り