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@dekosuke
Last active September 21, 2017 08:10
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宗谷岬600メモ

初の600ブルベ(完走, 34:29)

概要

ウニ丼争奪100kmレース(滝川→羽幌)と残りの500km(羽幌→滝川)に大きく分かれる。前者は最速トレインにただ乗りし、後者は前者の後遺症で全体的に低出力だった。 思ったより遙かに過酷だった。体のいろんなところが痛くなる。あと多少メカトラもあった(etrex 30のアタッチメントが壊れ、スマホのみに)。 340km地点でリアディレイラーが壊れて立ち往生している人を見た。

タイムライン

  • pc1 80km 留萌鬼鹿
    • オープン前に到着した(爆) トップ二番手ぐらいの集団についていったけど最初100kmを33.8km/h,170Wでブルベトップの実力を垣間見た。ちなみにこの区間ぼくはスタート直後の一瞬を除いて牽いていないが、半分ぐらいは同じ人が牽いていた(どういうことなの・・・)。PC1オープン待ちで先に到着していたトップ2人と合流してトップになった。そして100km地点の北のにしんやさん(ウニ丼)で離脱(本当はその少し前のココ・カピウが混んでたので方針転換) 北のにしんやさんも開店前到着だった。この区間までで足が死亡、残りは500km低出力モードに
    • 留萌から320km(浜頓別)までほぼ海岸沿い
  • pc2てしお 160km ここまで割と良い天気、風もそんなになかった記憶
    • 一見フラットに見えるものの起伏があり、だいたい登りで自分より早い人が多い
  • pc3 ノシャップ岬に近いコンビニ(セイコーマートえびす店) 240km
    • たまに人に抜かれたり(全体的に自分より速いひとが多かった)、稚内市内は既知なので淡々といどう
    • ヒルンド・ルスティカ(稚内市内ケーキ屋さん、コース左手に通り過ぎた)のケーキを食べようかと思ったけど見た目を気にして止めました
  • pc3から浜頓別まで80km
    • 宗谷岬 (265kmぐらいに20時頃到着)
    • 常に向かい風、この区間はけっこう抜かれた 割とパワー出してる人が25km/h出ていなかったりしてびっくり
    • 浜頓別から内陸に入る、少し寒気がしたのでモンベルインナーを着ていた(たぶん過剰装備)、最もきつい区間だった
  • pc4 360km そうや自然学校 午前1時に到着して仮眠
    • ここまでグロス20km/h超え。仮に寝ずに行けたら30時間切るぐらいか
    • 体育館の床が仮眠所として主催者に提供されている。2時間ぐらい横になるも寝られず、一度食事(砂糖水とカップヌードル)してもう一度寝、午前5:30に出発
    • これ以降固形の食べ物が摂れず、エネルギーはカロリーメイトとウィダーと清涼飲料水のみに
    • pc4から↓のpc5までグロス20km少し過ぎるぐらい。かなり鈍足だけど休憩が15分ぐらいのほぼ休みなしで回した、途中明らかに疲れていた区間あり
  • pc5 名寄 440km
    • pc5から士別まで30分ぐらい牽いてもらった区間あり、牽いていた人はサフォーク丼の店(開店前)に並ぶので離脱
    • その後すぐに川崎の人に追いつかれる。そのままその人とローテーションでしばらく走る。
      • この区間の雑談が本ブルベで一番楽しい走行時間でした。川崎の人はpc6の15km手前でコンビニ行くそうで離脱。この人とはpc7とゴールで再会
    • 自分はその5km先のコンビニへ、ここで熱くなったので氷を購入。当日の名寄の最高気温は28度
    • ここらで早そうな人に抜かされる。この人は前日のpc3以降にもなんどか抜かされた(休憩でおそらく抜き返した)。この人は異常にケイデンスが低く一度もインナー使わなかったらしいがまじか。
  • pc6 東神楽 530km
    • 一瞬で通り抜けようとするもののレシート忘れて二回買い物(危険)
    • pc6から560kmまでは最も調子の良い区間だった。pc6直後の40kmぐらいはほぼ下ハンドルを握っていた。途中最も高い300m級の峠があった
    • 早そうな人に山で抜かされる
    • そこから右のアキレス腱痛くなってかなり低速に・・・
  • pc7 多度志 570km
    • ラスト30km、ペダルの軸を回転させるとアキレス腱が痛いので、ペダルに対してかなり開き気味に足を置いて軸回転なしにペダルを回すがに股方式を考案。フラットペダルじゃないとできない便利
    • 意外とこの区間は遅くない(下り基調からか25km/hぐらい出ていた)
  • ゴール 600km

体がいろいろ痛む

  • おそらくフォームと筋肉とサドルの問題で体がいろいろ痛んだ。200kmではほとんど気にならない痛みがいろいろ出てきて、勉強になった。
    • 左足の膝が痛む(160km以降) 左足は右足より力が弱いので、強く踏もうとして左膝が中に入っている(フレームに近づいている)のが原因。しかしこれを直すと痛みは消えたが右足にだいぶ頼る感じになる
    • 首の痛み(50km以降) 気になるものの前傾姿勢そんなにとり続けられないのでとくにボトルネックではない
    • 腕の痛み 前傾姿勢が維持できなくなり後半はバー持ち多用に
    • 腰の痛み あったけどサドルに比べて気にならず。湿布を張っていたのが大きいか
    • アキレス腱の痛み(560km以降) アキレス腱の伸び縮みが多過ぎると発声するらしい。割と致命的(無視できない)。川崎の人によると踏むペダリングが要因の一つ
      • 8/16現在、痛みはないけどまだ違和感残る(結構歩いているからかもしれないけど、なお自転車はそれ以来乗っていない)
  • サドルの痛みまた 二日目はずっと痛かった。完走直後のホテルではさわると痛いレベル。サドルの後ろだと比較的マシなのでサドル前に出すか広めのサドル買うか
  • 食事がとれなくなる。あと消化不良感。
    • 前半暴食していたせいで半分超えてから胃のむかつきと弱い吐き気。レーパンレーパンタイツによる圧迫、水分過剰、咀嚼せず放り込みあたりを改善しても起きるかどうか?
    • 翌日も6食ぐらい食べたらやはり胃腸不良を感じるので、消化できる量に限界があるのかもしれない
  • 寒気 300kmぐらいからpc4(360)まで弱い寒気、この区間後半はモンベルインナー着てた。その後はとくに問題なし
  • 手の爪が引っ張られ気味で例えば日焼け止めを塗るときなどに沁みて痛い

バイクパッキング

  • 持っていて良かった意外なもの
    • バンテリン、腰と膝に張った。腰はこれでそんなに痛まなかった。高いので病院処方で大量にほしい
    • 塩の小瓶 熱中症がまったく気にならず
    • バファリン 五粒飲んだ
    • ねじりっこ(があればよかった) etrex30のアタッチメント(cateyeマウントに変換してつないでいる部分)が取れたけどねじりっこあれば多分直せた
      • 冷静に考えるとねじりっこや結束はとちゅうで買えそう?
  • 要らないもの
    • モバイルブースターx3 仮眠所で充電した結果、まるまる一個余った (x2でよかった)。しかし携帯の電池って予測しにくい
    • 18650の予備バッテリ (x3)
      • ライトは本当に2本でいいし、予備電池3本持ってきたぶん全部要らなかった。深夜区間は分かっているのでその区間分だけあれば十分(今回は予備バッテリ不要、二回目の夜が来るなら予備バッテリ1-2本)
    • レーパンレーパンタイツ (3枚履き) →さすがに締め付けがきつい。なお脈拍計(おなかに巻く)も締め付け気になる。
    • レーパン2枚はそもそもパッドずれやすいし微妙
    • エスタロンモカ カフェイン過剰が怖くてなかなか飲めない。スペースとらないので持って行ってもよい
    • 替えの眼鏡は不要(中華の不安さから持って行ったが、中華跳ね上げは今のところかなり良かった)
      • 中華跳ね上げメガネ、このあと1000kmぐらい走ったら折れた(爆)。やはりまともなスポーツメガネが必要か
    • 替えのチューブx3本持って行ったけどx2ぐらいでもいい?・・・ (今回パンク0)
  • 食事
    • 途中で積んだけど、カロメ二袋ぐらい積めば50km走るのも十分、コンビニが切れない区間はなくても十分、というかハンガーノックになるかどうかは数時間前の食事に依存し今の食事量は関係ない
  • アピデュラ(dryサドルバッグ)は容量むっちゃあるし今の装備だと必要だけどダンシングしづらい(揺れる)。そもそもダンシングがアキレス腱に負担かかるのでペダリング技術向上の必要性
    • 川崎の人に「もっとタイトに締めれる」といわれベルトを締めてもらいたしかに少し安定した(けどやっぱり揺れる)

そのほかtips

  • アキレス腱の痛みがある場合はフラットペダル便利
  • 登りで周りの参加者ついていけなくなることが多かった。荷物+体重の重さと後半の出力の低さのダブルパンチか トルクかける技術みたいのはありそう
  • 基本的にすれ違った人は自分より早くて後ろについていくのすらできず...足が終了してたためか、もしくは実力差かは不明だが大抵の同じ時間帯の人より一回あたりの休憩は少なかった。
    • 出力に大きな差がない限りグロス速度は休憩時間で決まる
  • 早くゴールしたいなら一番効くのは仮眠時間だと思うけど今回は体調的にこれ以上減らすのは厳しかった
  • 寄り道はpc1オープン待ち、北のにしん屋さん(ウニ丼)、ノシャップ岬の3つで合計一時間ぐらい
  • 速度を気にすることはほぼなかった。継続して走れないレベルの体調かどうかを主に気にしていた。休みはカロリーメイトか水が足りている限りは取らなかった
  • 氷を買ったのは一回。名寄から旭川は30度に迫る記憶なもののとくに熱中症なし。Twitterで熱中症になってた人はいた。
  • ミスコースしたけど適当に迂回している人(ペア)がいた、市内の碁盤上コースなので総距離は変わらない。僕は25mぐらい戻ってコースに復帰した。
    • まあ自己申告なので特にほかの人のパスは気にしない。このペアはほぼ車ゼロの深夜の赤信号も無視していた。僕の方針は赤信号は車ゼロでも守り停止線は完全に止まってはいない(減速)。
  • 全体の平均出力はほぼ100W。600kmは序盤で無茶せずに120Wぐらいが目標ですかね(厳しい)・・・
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