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@hebo-MAI
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テトリスデラックスのすすめ

テトリスデラックスのすすめ

この記事は、テトリス アドベントカレンダーの6日目の記事です。

はじめに

こんにちは、HBMです。 今日は皆さんに、「テトリスデラックス」の魅力を、直接お届けしたいと思います。

ゲームボーイの「テトリス」

ゲームボーイのテトリスといえば、「コロブチカ」という有名な曲が流れるほうの「テトリス」を思い浮かべる方も多いのではないかと思います。 このゲームは、なんと、ゲームボーイのソフトの売り上げ本数1位です(単独での集計)。

しかし、「テトリス」は操作性にやや難があり、横タメ移動がスムースに行えるとは言い難いものでした。 また、接地から硬直までの猶予時間が設定されていないため、落下速度が早くなり、接地までの時間が短くなったときに移動が難しくなるという問題がありました。

「テトリスデラックス」の魅力

「テトリスデラックス」では、上記の問題をすべて解決しています。

  1. カラー画面に対応
  2. 中断セーブ機能を搭載
  3. 操作性の向上
  4. モード数の増加

ゲームボーイだけでなく、ゲームボーイカラーにも対応しました。ゲームボーイカラーでは、「テトリスデラックス」など、カラーに対応したゲームでは、カラー表示がされます。これにより、今まで以上にはっきりと、ブロックを識別することが可能になりました。

中断セーブ機能を搭載しています。これにより、ちょっとした隙間の時間にエンドレスのモードをプレイしては中断、また落ち着いたら再開するというようなプレイが可能になりました。 筆者の意見ですが、この機能は、現在のゲーム機のスリープ機能に通じるところがあると思います。

操作性が向上し、横タメ移動がスムースに行えるようになりました。 そして、接地から硬直までの猶予時間が設定され、接地してからでも移動や回転が行えるように改善されました。 さらに、接地したあとも回転が行いやすいように、回転補正も導入されています。

このゲームでは、第一候補で回転ができなかった場合、第二の回転軸を使って回転を試みます。このとき、地形や壁とぶつからなかった場合、回転を行います。もし、第二の回転軸で回転に失敗した場合は、回転を行いません。 この回転補正があるおかげで、今までのゲームであれば埋めることができなかった隙間でも、簡単に埋めることができます。

回転入れの例1

回転入れの例1では、Bボタンを押して回転することで、隙間を埋めることができます。この頃のBPSの回転法則特有の回転入れです。

回転入れの例2

回転入れの例3

回転入れの例2ではBボタン、回転入れの例3ではAボタンを押して回転することで、隙間を埋めることができます。この回転入れは、現在のワールドルールや、ARS(クラシックルール)でも可能です。

それに加えて嬉しいのは、ブロックの硬直から次のブロックが落下し始めるまでの時間が、柔軟である点です。

このゲームでは、ブロックは出現と同時に落下し始めるわけではなく、少し時間が経ってから落下し始めます。 何も操作しなければ、少し時間が経ってからブロックが落下を始めますが、移動や回転などの操作を行うと、その時点から落下を始めます。 そのため、初心者にはブロックをどう動かすかを考える時間を、僅かですが長くすることができます。一方で、上級者は出現後すぐにブロックを操作することができるようになっています。 このように、初心者から上級者までが楽しめるような工夫がされており、とても奥が深いゲームだと筆者は考えます。

さらに、搭載モード数も前作の「テトリス」の2つから、「テトリスデラックス」では4つに増え、新しいモードが追加されました。

このあとご紹介する新しいモードは、現在のテトリスにも搭載されている、馴染みのあるモードばかりです。

搭載された新しいモード

MARATHON (マラソン)

前作である「テトリス」のA-TYPEと、同じルールのモードです。ゲームオーバーになるまでプレイします。いわゆるエンドレスモードです。

しかし前作とは異なり、スコア上限が999999(6桁)から9999999(7桁)に変更されています。

レベル(LEVEL)は0~9から選択可能。レベルは落下速度とスコアに関係します。

ハイスコアはレベル別に記録されます。

ゲームオーバー時に一定のスコアを超えていると、得点に応じたデモが流れます。

ULTRA (ウルトラ)

3分という限られた時間でのハイスコアを競うモードです。

レベル(LEVEL)は0~9から選択可能。レベルは落下速度とスコアに関係します。

ハイスコアはレベル別に記録されます。

後述の40ラインと同じく、一部のサイトではそれぞれの設定について個別に記録を集計しています。 なので、腕に自信のある人は世界記録が狙えるかもしれません。

世界記録を狙いたい人にオススメのモードです。

効率よくハイスコアを狙う方法が未だに定まっていません。 いわゆる「上げ底スタイル」を使うほうが良いのか、それとも「端空けテトリススタイル」を使ったほうが良いのか、プレイスタイルが分かれるモードだと思います。

40LINES (40ライン)

40ラインを消すまでのタイムを競うモードです。

レベル(LEVEL)は0~9、高さ(HEIGHT)は0~5の合計60種類から選択可能。 レベルは落下速度に関係し、高さはゲーム開始時の高さに関係します。

ハイスコアはレベル別、高さ別に記録されます。

設定可能な幅が広いうえ、一部のサイトではそれぞれの設定について個別に記録を集計しています。 なので、腕に自信のある人は世界記録が狙えるかもしれません。

特にテトリスで世界記録を狙いたい人にはオススメのモードです。

また、自分好みの設定でプレイしてみたいという人や、自分のペースでプレイしたい人にもおすすめです。

クリアすると、デモが流れます。

余談ですが、このモードで1分0秒以下の記録(設定は不問)を出したことのある方は連絡ください。

VS.COM (コンピュータ対戦)

3種類のコンピュータ(LEVEL EASY, NORMAL, HARD)や、通信によって交換された仮想データとの対戦をするモード。 レベル(LEVEL)は0~9から選択可能。レベルは落下速度に関係します。

先に3回勝ったほうがゲームに勝利します。 ゲームに勝利した回数と敗北した回数が記録されます。

まとめ

「テトリスデラックス」の魅力を、読者の皆さんに直接お届けしました。

素晴らしい操作性と、魅力的で洗練されたモードを、お楽しみいただけると嬉しいです。

しかしながら、「テトリスデラックス」は約20年前に発売されたゲームボーイのソフトです。 バーチャルコンソール化もされていないため、プレイ環境を整えるのに少々苦労するかもしれません。

でも大丈夫です! そんな人でも、興味を持った今まさにこのタイミングで、環境構築に取り掛かれるように、以下にAmazonのリンクを用意しました。

これらを購入するだけで、「テトリスデラックス」をずっとプレイすることができます!

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参考

テトリスデラックス (任天堂公式サイト)

テトリスDX ULTRAモード 292065点 レポート

Tetris DX - Hard Drop - Tetris Wiki

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