管理者権限を持っていないWindowsマシンでやむなく最新JDKをインストールする方法。
時々必要になるのでメモ。
もちろんこんなしちめんどくさいことしないで済むならそれに越したことはない。
- jdk8 (2017年5月の最新はjdk-8u131-windows-x64.exe update131)
- 7zip (http://7-zip.org)
OracleのサイトからJDKをダウンロードする
jdk-8u131-windows-x64.exe を7zipで任意のディレクトリに展開する。
すると、展開先に以下のファイル、ディレクトリができる。
- .rsrc
- .data
- .pdata
- .rdata
- .reloc
- .text
- CERTIFICATE
.rsrc\1033\JAVA_CAB10\111
の実態はzipファイルでこいつを展開するとtool.zipが取れる。
このtools.zip を、7zipを展開したディレクトリに置いて展開する。
展開すると以下のファイル、ディレクトリができる。
- bin (java.exe など実行ファイル)
- db (derby)
- include (jni用のC/C++インクルードファイル)
- jre (javaランタイム)
- lib (jarファイルやMissionControlなど)
- javafx-src.zip
- LICENSE
- README.html
- release
- THIRDPARTYLICENSEREADME.txt
- THIRDPARTYLICENSEREADME-JAVAFX.txt
コマンドプロンプトを開き、7zipを展開したディレクトリに移動。
移動した先で以下のコマンドを実行する。
for /r %i in (*.pack) do .\bin\unpack200.exe -r -v %i %~pi%~ni.jar
以下の通りjavaのバージョン表示オプションでJDKのバージョンが出れば成功。
> bin\java -version
java version "1.8.0_131"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_131-b11)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.131-b11, mixed mode)