- 阿部 博
- 所属
- (察して)
- 情報通信研究機構 協力研究員
- Interop Tokyo ShowNet NOCメンバー(2015年〜)
大規模なイベントネットワークであるInterop Tokyoで構築されるShowNetでは,SNMPを用いた統合監視システムよるオンプレミス環境でのシステム・ネットワーク監視が監視活動の中心として行われてきた. 昨今クラウドサービスを活用した監視システムやサービスが成熟してきたため,2019年のShowNet監視では,「クラウドサービスとオンプレミス監視システムの融合」というテーマのもと, クラウドサービスとオンプレミス監視システムの連携を加速し,過去のShowNetでは実現しなかったオンプレミスを主とした監視システムからの大きな転換を目指した. 本論文では,2019年のShowNetモニタリングコンセプトを解説し,構築期間により変動する要件に柔軟に対応する監視設計と運用をどのように行ったかを示す. また,オンプレミス環境とクラウドサービスを連携する監視設計とオペレーションフローに関して実例を元に説明を行う. 本論文では,ShowNetを含む幅広い意味でのイベントネットワークや実サービスの運用に有益な知見の共有を目指す.
といった視点で解説を行う。 第3回wsa研で発表した分の実質updateとなる。
- 大人の事情によりスライドは非公開でお願いします
- 有料セッションである shownet.conf_ (https://www.interop.jp/shownetconf/) と同等の内容になります
Kubernetesを主体としたMicroserviceアーキテクチャが流行し、様々な環境で利用されている。 MicroserviceをDockerの延長線上として利用している場合もあるが、 コンテンツへのアクセス手法を制御するための方法としてService Meshが用いられる。
現状のService Meshは環境としてKubernetesに強く依存するものが多く、 かつ実装においてもEnvoyのようなSidecarモデルが多く用いられる。
Edge computingをMicroserviceのエンティティの1つとしてみなすような方向性も議論されつつあり、 その場合には、Edgeへのトラヒックの誘導手法やService Discoveryの課題解決が必要となる
- Istioの問題点
- KubeEdge
- kuma mesh
- トラヒック誘導手法
- SRv6
- hICN