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    Windowsインストール用USBディスク作成手順

Windows 10 の特定バージョンからインストール用WIMのファイルサイズがexFATでサポートされている4GBより大きくなってしまった。
そのため、ddコマンドで書き込むだけでは正しくインストールできるディスクとならない。
（bootはできるが、「お使いのPCに必要なメディアドライバーがありません。」というエラーが発生し、インストールできない）
そのためインストール用WIMを4GB以下のサイズとなるよう分割する手順を記しておく。
必要なもの


homebrew

準備


wimlib をインストールする
$ brew install wimlib


作成手順


Windows ISOイメージの取得
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11 からISOファイルをダウンロードする。
念の為チェックサムを確認する
$ cd ~/Downloads
$ shasum -a 256 Win11_Japanese_x64v1.iso
7cefa273342586cc65c31fb594461bf5e1b42d0228c9ccfcc60ab3cfe9b37acc


ディスクを準備する
$ diskutil list # USBディスクのデバイスを確認する
/dev/disk2 (external, physical):
#:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
0:     FDisk_partition_scheme                        *31.0 GB    disk2
1:                 DOS_FAT_32 ⁨WINDOWS11⁩               31.0 GB    disk2s1
$ diskutil eraseDisk MS-DOS "WINDOWS11" MBR /dev/disk2 # USBディスクを初期化する 


Windows ISOイメージをマウントする
$ hdiutil mount ~/Downloads/Win11_Japanese_x64v1.iso


install.wim 以外をコピーする
$ rsync -avh --progress --exclude=sources/install.wim /Volumes/CCCOMA_X64FRE_JA-JP_DV9/ /Volumes/WINDOWS11


install.wim を分割して書き込む
$ wimlib-imagex split /Volumes/CCCOMA_X64FRE_JA-JP_DV9/sources/install.wim /Volumes/WINDOWS11/sources/install.swm 3800
Splitting WIM: 4487 MiB of 4487 MiB (100%) written, part 2 of 2
Finished splitting "/Volumes/CCCOMA_X64FRE_JA-JP_DV9/sources/install.wim"