GitHub's Tom Preston-Werner: 我々はどのようにして主流となったか
インタビューのテーマは以下のとおり。
- 開発者の教育
- 職場における多様性
- Gitのような使うのが難しいソフトをベースとした会社がどうやってここまで成長できたのか
- mojomboは大学を中退しているが、テック業界で職を得たい人は大学に行くべきか?
- その人次第だと思う
- mojomboは大学に2年通ったが、その2年が完全に人生を変えた
- もし大学にまったく通わなかったとしたら、今とは違う人間になっていただろう
- 2年生の年が終わった後の夏の間の仕事をスタートアップで見つけた(Java開発)
- 環境はよかったし製品を作るのもチームで何かを作るのも楽しかった
- 夏が終わったあとで就職のオファーを受けたのでそれに応じることにした
- 就職しても大学の近くにいたので友人と遊ぶこともできた
- ここで「大学には意味が無いので行くべきではない」とは言えないし、それが正しいとも思わない
- 各個人の事情に依存する
- 学習教材はたくさんあるので、大学以外でも開発を学ぶことは出来る
- しかし、それでも大学での経験は特別だと思う
- GitHubを創業する前にGravatarを立ち上げていたが、そのアイデアはどこから?
- Gravatarは会社ではなく、何年か自営のコンサルタントをしていた時のサイドプロジェクトだった
- ブログが盛り上がっていたので自分も何かブログ界に貢献したかった
- ブログをよりよいものにできるアイデアが思いつけば、とてもクールだと思った
- 毎朝起きると、ベッドで1時間くらいかけて実現できそうなアイデアを練った
- 突然、どのフォーラムでもプロフィール画像が使われていてユーザーの判別に役立っていることに思い当たった
- ブログにはそれがない
- (自分がコメントするすべての)ブログにアバターをアップロードしてまわるのはばかげてる
- ブログにアバターをセットする仕組みがあたったらどうだろう?
- アバターとメールアドレスを紐づける中央サービスを考えた
- それを作って、好みのブロガーたちに試してもらったら、どんどん広まっていった
- ビジネスモデルがないことがストレスだった
- サーバー代はすべて自腹で、スケーリングや安定性に問題があった
- 多くのことを学んだ
- とくに、サイドプロジェクトをやる時はビジネスモデルを持つべきだ、ということ
- GitHubを立ち上げた時はビジネスモデルがありましたね
- 我々がビジネスモデルを考えた理由がまさにそれだった
- GravatarをAutomatticに売ったあと、次のサイドプロジェクトを探していた
- もし自分が手がけるものが有名になったとき、実際にお金を払ってもらってそれをフルタイムの仕事にできるかどうか、という点で思いついたアイデアをふるいにかけた
- GitHubはそうした点を満たしたものだった