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なごり牛

注文を待つ君の横で
僕は時計を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
「東京で食べる牛めしはこれが最後ね」と
さみしそうに　君がつぶやく
つゆだくすぎた　どんぶりをみて
今　並が来て　君は玉子を溶いた
去年よりずっと　七味をかけた

食べ始めた
白色のどんぶりに　顔をつけて
君は何か　言おうとしている
君の口びるが
「ポテサラ一つ」と動くことが
こわくて　下を向いてた
時が行けば　幼い君も
仮面になると　気づかないまま
今　並が来て　君は玉子を溶いた
去年よりずっと　七味をかけた

君が去った松屋にのこり
落ちてはまぜる玉子を見ていた
今　並が来て　君は玉子を溶いた
去年よりずっと　七味をかけた

去年よりずっと　七味をかけた
去年よりずっと　（カルビ）ソースをかけた...

http://www.youtube.com/watch?v=4IT_ZHGsQXw