Region : Tokyo
EC2 : c1.xlarge x4
: 5TB/monthのデータ送信 (4台の合算値)
: 20GBのEBSをアタッチ
ELB : 5TB/monthのデータ送信
RDS : m2.2xlarge (Multi-AZ)
: 100GB / 400IOPS保証
CF : 2TB/monthのデータ送信 (独自証明書+SSL通信)
S3 : 100GB (バックアップ用)
Glacier : 2TB (バックアップ用)
例:ハイ CPU エクストララージ インスタンス(c1.xlarge)
CPU: 8GB
MEM: 8GB
月: $541.68
リザーブドインスタンス
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1YEAR LIGHT $263.52
1YEAR MEDIUM $158.12
1YEAR HEAVY $105.41
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1年軽度であれば、だいたい160日以上使う場合にメリットが出てくる
EBS最適化: 0.05 * 24 * 31
= $37.2
年間分を前払いで支払ってお安く使う
注意:後々インスタンスサイズ変えられないのでよく吟味して使うこと
同一ファミリー内で変更可能になった。制限あり。
アメリカだといらないリザーブドインスタンス売れるシステムあるけど日本ではまだ
EC2やRDSはHDDまでの機能は持たない。HDDの機能はEBS。
処理機能のEC2とデータ保存領域のEBSは別モノなので
EBSをEC2から切り離して別のEC2インスタンスに換装することが可能
スタンダード
DISK : 20GB
= $0.12 * 20GB
= $2.4
IOPS : 1IOPS($0.32)
200IOPS
= $63.25
プロビジョンド
DISK : $0.15 * 20GB
= $3
IOPS : 1IOPS($0.12)
200IOPS
= $24.00
EBSはIOPS保証効かせるならプロビジョンドEBSを利用した方が結果的に安くなる
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データ送信 : 15Mbit/s = 1.9MB/s // 平均トラフィック15Mbpsで試算
= 1.9 * 60 * 60 * 24 * 30
= 4,924,800.0(4.9TB)
= $1131.82(5TB/month)
データ送信費用はEC2、S3、RDSなどサービスが違っても費用は同じ
グローバルIPアドレスの固定IP。最近Public IPという機能が付いたので
Public IP
を設定すればVPC内のEC2インスタンスでもグローバルIPアドレスが動的に付与される。
静的なグローバルIPアドレスが必要であればEIP
を利用する。
NO attach EIP : $0.005 * 24 * 30
= $3.6
EIPを利用する場合に費用は加算されないが、EIPを確保していながら
EC2インスタンスに付与されていない場合は費用が加算される点に注意する。
データ送信 : 5TB // 平均トラフィック15Mbpsで試算
= $61.46
- 仮想インターナルセグメント
- 内部ネットワーク環境ができ、インスタンス同士を内部ネットワークで接続することが可能
VPC自体には費用は発生しない。
VPNを繋いだ場合のみ
VPN to VPC = 0.005 * 24 * 30
= $3.6/month
こちらの費用がかかる
データを置く
100GB = $10
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リクエスト
DELETE : FREE
GET : 100req/sec
= 100 * 60 * 60 * 24 * 30
= 267840000
= $107.13
GET以外 : 10req/sec
= 10 * 60 * 60 * 24 * 30
= 26784000
= $133.91
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データ送信(受信は無料)
2TB = $411.45(外部)
2TB = $184.32(リージョン間)
CloudFrontとリクエスト周りの計算方法が違うので注意
データ送信費用はEC2、S3、RDSなどサービスが違っても費用は同じ
エッジロケーションネットワークを利用し、ユーザの近くで静的コンテンツを応答することができる。
静的ファイルの配信であれば、S3
よりCloudFront
を利用する方が速度が得られる。CDN。
データ送信
SSLなし
ボリューム: 2TB/month
オブジェクトサイズ: 500KB
= $415.74(100% JPN)
= $248.99(100% USA)
= $249.63(100% EUR)
SSLあり
ボリューム: 2TB/month
オブジェクトサイズ: 500KB
= $417.24(100% JPN)
= $250.06(100% USA)
= $250.92(100% EUR)
独自証明書: +$600
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リクエスト
HTTP
100req/sec
= 267840000 / 10000 (1万リクエストあたりの費用なので / 10000)
= 26784 * 0.0095
= $254.4
HTTPS
100req/sec
= 267840000 / 10000 (1万リクエストあたりの費用なので / 10000)
= 26784 * 0.0130
= $348.19
S3とリクエスト周りの計算方法が違うので注意
HTTPSはHTTPと比べ、データ送信費はあまり変わらないがリクエストの費用が大きく変わる
データを置く
100GB = $1.20 (S3の大体1/10)
データ送信費用はEC2、S3、RDSなどサービスが違っても費用は同じ
- Availability Zoneに障害が発生した場合、Muti-AZ構成であれば別のAvailability Zoneにフェイルオーバーする
- 5分前から35日前までの間のどこかの瞬間に戻れる。魔法だ。
例:ハイメモリダブルエクストララージ DB インスタンス(db.m2.2xlarge)
MEMORY: 34GB
CPU: 13 ECU(3.25 ECU × 4 仮想コア)
HDD: 100GB (1GBあたり$0.30)
Multi-AZ
Multi-AZ プロビジョンドIOPS(1IOPSあたり$0.24)
400IOPS = $106
= 1918.10
データ送信費用はEC2、S3、RDSなどサービスが違っても費用は同じ
プロビジョニングドIOPSを利用せず、スタンダードストレージを利用した場合は $0.12/100万I/Oリクエスト で費用が発生する
- EC2 ハイ CPU エクストララージ インスタンス x2
= $541.68 x4
= $2167
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- EBS 40GB
= $4.80 x4
= $19
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200IOPS/Standard x2
= $63.25 x4
= $253
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EBS最適化
= $37.2 x4
= $149
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データ送信費用
= $1131.82 (4台の合算値)
= $1132
- ELB
5TB/月
= $61.46
= $61
- CloudFront
2TB/月 + HTTPS + 独自証明書
= $417.24 + $600
= $1017
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HTTPS 100req/sec
= $349
- S3
100GB(BackUp)
= $10
- Glacier
2TB(BackUp)
= $25
- RDS ハイメモリダブルエクストララージDBインスタンス x1
Multi-AZ + EBS(100GB)
= $1812
Multi-AZ プロビジョニングドIOPS
400IOPS
= $106
EC2 = 3,720 ( 1,132) ( 253)
ELB = 61 ( 61)
CF = 1,365 ( 1,365)
S3 = 10
Glacier = 25
RDS = 1,918
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= 7,099 (2,558) ( 258)
括弧内: (データ送信費用) (IOPS費用)
外部へ出るデータ送信データの平均データ量を15Mbps
とすることで、
全体の費用に対する約40%(括弧内データの合算)が、データ送信
とIOPS
の変動する値になっている。
RDSをスタンダードストレージで利用した場合はそのI/Oリクエストが変動対象に追加される。
- AWS内のデータ送信費用は無料。
- AWS外(インターネット)へのデータ送信に費用が発生する。(費用計算はどのサービスも同じ)
- AZ跨ぎの時にデータ送信費用が発生する。(費用計算はどのサービスも同じ)
- AWSはデータ送信料が高いので、送信する量に比例して費用が加算されるので気を付ける
- マイクロインスタンスを利用していても、送信データが大量にあればその分だけ費用は発生するので気を付ける
- ELBを通したEC2のデータ送信費用はEC2から直接インターネットへデータ送信するより安い
- S3とCloudFrontは、データ送信費用とは別にリクエスト費用が発生する。計算方法はそれぞれで異なる
- EC2や(スタンダードストレージ利用時の)RDSはIOPSの費用は送信費用と同じく、総量と比例して費用が加算されていくので気をつける
- 特にスラッシングが発生した場合は、I/Oアクセスが意図せず増加し、予想しない金額に発展する可能性がある
- EBSとRDSはスタンダードとプロビジョンドを用途によって正確に選ばないと費用に影響する
- EIPは利用していないで確保していると費用が発生する
インスタンスの種類、インスタンス数、リクエスト数、I/Oの負荷、データ送信量などを
各項目のデータを正確に把握することによって、変動費と固定費の切り分けが行え、
正確なリソース、コスト管理が実現できるのではないでしょうか。