VirtualBoxにopenSUSEのインストールを行いました.
VirtualBoxで新たに仮想イメージを作成し,openSUSEと指定し,可変サイズのHDDを選択する.
ネットワークの設定でNICの1つをNATに2つめを有効化しブリッジを指定する.
仮想マシンを起動し,インストールドライブにopenSUSEのディスクイメージを選択し起動する
あとは,インストーラに従いopenSUSEのインストールを完了させる.
仮想マシンでサーバを構築し,仮想マシンを実行しているホストマシンからアクセス出来るようにする
まずHTTPサーバとしてApache2のインストールと設定を行う.
openSUSEではパッケージの管理にCUIではzypperコマンドを使用する
まずリポジトリの更新を行う
$ sudo zypper refresh
これで,最新のリポジトリ情報に更新する事が出来る.
そして,パッケージの検索を行う
$ zypper search apache2
このコマンドでパッケージの検索を行えます.
そして,パッケージのインストールは次のコマンドで行えます.
$ sudo zypper install apache2
次にApache2の設定を行います.
Apache2の設定は/etc/apache2/defautl-server.confあたりに存在します.この中のDocumentRootとディレクトリの設定のパスを/var/www/htmlに変更して保存します.
そして,/var/www/htmlというディレクトリを作成し,その中にindex.htmlの作成を行います.
Apache2の再起動を行います.
$ sudo service apache2 restart
というコマンドで再起動を行えます.
こでれサーバの設定は終わりですが,まだホストから接続する事が出来ません,openSUSEではファイヤーウォールがインストール時に有効に成っています.
通常ならここからファイヤーウォールを無効にするにはiptablesのコマンドを打たなければならないのですがopenSUSEではファイヤーウォールの設定もYaSTから行う事が出来るので,そこから設定を行います.
まず,YaSTを起動して,セキュリティandアップデートの中のファイヤーウォールを選択します.
そして,その中のアローサビスからエクストラゾーンを指定し,そこでAddを選択して80番ポートを追加します,そして,終了をするとファイヤーウォールの設定が反映され,外部からアクセス出来るようになります.
インターナルゾーンなどの設定も同様に行えます.
この設定はTUI,GUIの両方で共通して設定を行えます.
- VirtualBoxでブリッジの設定が出来ない環境があった
- Windows側のファイヤーウォールの設定によって仮想マシンにアクセス出来ない場合があった
- UEFIの設定で仮想マシンの補助を有効にしないと64bitの仮想マシンが作れない
- 32bit版のディスクイメージを用意するのを忘れていた