準備期間の振り返り
執筆環境
- Windows(仕上げだけ一瞬Mac登場)
- Atom(プラグインはテンプレートに言われるままインストールした)
- REVIEW
- 当落から1週目→CA本の読み込み&要点抜粋(1W)
- 次の週→Prot作成(1W)
- 次の週→本章書き出し(2~3W?)
- 当日の1か月前に一通り第1稿を書き終える
- 第1稿を書き終えた後、2週間で推敲やらなんやら。
- 9/22当日に対して9/13に入稿完了。これで10%OFF。9/3入稿だと40%OFFなので2W前倒しできれば良さげ。
- 当落日から準備スタートだと後半結構切羽詰まった(あとメンタル的なプレッシャーがツライ)。なので応募日から準備したほうがいい(やる内容にもよる)
- 本文を一度マークダウン方式で書いていたがぶっちゃけ二度手間感半端ないので最初からReVIEW形式のほうが良さそう
- Windowsのビルド環境は存外最強だった。なにより画像をPDF保存すればベクターになり、解像度を気にしなくてよいのがでかい
- Windowsでのビルド環境構築できたのがかなりでかかった。
- Draw.ioでの図作成は非常に楽だった。
- 章ごとにキチンと数字を振ったのは整理しやすくてGoodだった
- 画像管理は
images/<章のId>/<imageのId>.pdf
とimages/<imageのId>.png
の2つを用意することでCircleCIのビルドと本番のビルド両方を通すことが出来て非常に良い - CircleCIでのビルド環境が出来てGoodだった。さらにその結果をClackに飛ばしてVeryGoodだった。
- Git bash for GUIをインストールする
- DockerForWindowsをインストールする
- DockerのSettingsを開き、Device?的なところを開く。んで、レポジトリのあるドライブにチェックを入れる。その後、再起動
- Atomのエディタの改行コードをLF固定にする。(ググれば出てくる)
- GithubからREVIEWテンプレートでFork的な奴してきたのをチェックアウト
- 全てのファイルの改行コードをLFにする(Dockerで実行する際に、Docker内ではLinux環境のため改行コードが異なるとエラーになる)
sed -i -e "s/\\r//" *
- 下記の設定ファイルを
win-build-in-docker.sh
として保存 - Git bash for GUIから
sh win-build-in-docker.sh
と叩けばOK
#!/bin/bash
[ ! -z $REVIEW_CONFIG_FILE ] || REVIEW_CONFIG_FILE=config.yml
# あらかじめDocker DesktopのShared DevicesからこのディレクトリのあるドライブをSharedDeviceに登録し、Docker Desktopを再起動しておいてください
# コマンド手打ちで作業したい時は以下の通り /book に pwd がマウントされます
# winpty docker run -i -t -v /$(pwd):/book vvakame/review:3.1 //bin/bash
winpty docker run -t --rm -v /$(pwd):/book vvakame/review:3.1 //bin/bash -ci "cd /book && ./setup.sh && REVIEW_CONFIG_FILE=$REVIEW_CONFIG_FILE npm run pdf"
- 書籍の情報どこに書けばいいの? →
articles/config.yml
に書いてある - CircleCIのビルドでArtifactが保存されねー →
config.yml
のbookname
で指定したファイル名と、.circleci/config.yml
のdestination
で指定した名前が異なっている - 章構成どこに書けば... →
articles/catalog.yml
に書いてあるぞ。CHAPS
が本章の構成だ。1章につき1ファイルなので注意 - 画像のビルドで画像が無いって怒られる or Atomのプレビューで画像が見れない → 同一階層に同じIDを持つpngとpdfがある場合に発生するっぽい。良かったことに書いた画像のフォルダ構成にすれば怒られないぞ。
画像作成環境
- クリスタ
- サークルカットも表紙も必ずテンプレートがあるのでまずはそれをDLして使う事。自前で判断して微妙に端っこが足りない!ってなった。あとDPIは350あたりがよさげ。
- Boothの出店は下書き状態でURLが発行されるので、表紙とDLパスさえ決めてしまえばDLカード作成が出来るから、表紙が出来たらとっととやったほうが良い(後回しにするとバタバタする)
- 表紙・DLカードは裁断の関係上、上下左右に余白を多めにとる必要がある。なので端まで線や色が塗られてるような絵の場合はB5よりも5mmほど大きいキャンバスに描く必要がある。大き過ぎてもいい感じにカットしてくれる
- 上記の関係上、ふちを枠で囲むようなデザインはずれが目立ちやすいらしい(ただDLカードくらいなら気にならなかった)
- 名刺の場合、テンプレートの拡張子が.aiだったりするので.psdに適当に変換する必要がある。
- 表紙テンプレはpsd、名刺はaiが主流っぽい。
納品の振り返り
- 日光企画:https://www.nikko-pc.com/index/top.html
- にこぷり(日光企画用の見積もりサービス):http://www.niko-pri.com/
- 10%OFFで前倒しできた。(9/22開催に対して9/13納品)
- ポスターサービスは非常に良かった。次回も使いたい
- 序盤からページ数が4の倍数に出来て調整がらくちんだった(PDFは4の倍数であるひつようがあるぞ)
- もうちょっと早めに納品したかった(9/3で40%オフ、9/10で早割り、9/11でも20%オフ)
- 不要なFont情報が入っていた → REVIEWテンプレートがMacビルド前提になっていたことが原因のよう。なのでWindowsでビルドしPDF化→Macで再度PDF化するという手順を踏む必要がある。最初にWindowsでビルドするのは、MacだとPDF画像が読み込まれずすべてPng画像が読み込まれるため
- Macで再度PDF化するには、まずプレビュー.appでPDFを開き、メニューのどこかにあるPDFとして保存的な奴をクリックでOK
- 表紙のフチ、もうちょっと伸ばしてほしい問題 → 表紙の所でも書いたけど裁断の関係上、デザインでフチに色が乗る場合は余白多めに塗る必要がある
- 入稿時に専門用語バリバリでまぢわからん状態になった → 今回の入力した項目を↓に記載したので次回参考にすること
- オフセット印刷とオンデマンド印刷は150が中間ポイント。オフセットのほうが大量印刷向き。
入稿時のデータ(オフセット印刷)
【ご予約のセットまたは仕様は?】
スタンダードフルカラーセット //オフセットの一番スタンダードなやつ。表紙だけカラー、中身はモノクロ
【ご使用のOSとソフト(複数選択可)】
・Windows10 , その他 (クリスタ)
【サイズ】
B5
【表紙込みページ数】
84 //表紙は4ページとカウントすること。この場合はPDFが80ページになる。
【冊数】
150
【本のトジ方向】
左 //絶対これ。ミスると死ぬ
【本のトジ種類】
平トジ //絶対これ。ミスると死ぬ
【表紙用紙】
NPホワイト 200Kg //一番スタンダードなやつ
【表紙の印刷種類/オプション(複数選択可)】
・通常4色クリアPP //一番スタンダードなやつ。マッドなんたら入れたらサラサラしたやつになるから肌触り重視の人はこっちのほうがいいかも?(詳細はググるべし)
【本文入稿予定日(表紙先行入稿の方のみ記入)】
【本文用紙】
上質90kg(セット対応)//一番スタンダードなやつ
【本文の印刷種類】
データ150線印刷 //一番スタンダードなやつ
【本文始まりのページ(ノンブル)】
3
【遊び紙】
無し(不要の場合は無しを選択)
【納品日(イベント開催日)】
2019年 9月 22日
【納品冊数】
150
【納品先 イベント名、会場名やホール名、発送先(自宅や書店)等】
イベント名:技術書典7
プチオンリー名:
開催会場:池袋サンシャインシティ2F/3F 展示ホールC/D(文化会館ビル)
発送先(自宅や書店等イベント以外の方はこちらへ):
【スペースNo/サークル名】
スペースNo:い16C
サークル名:飛龍さんち
【入金方法】
にこぷり.comクレジットカード決済 http://www.niko-pri.com/
【入金予定日/入金額】
入金予定日:2019年9月13日
入金額:62,470円
【アナログ(手書き)原稿の有無】
無し(全てデータ)
【事前予約や見積もりは取っていますか?】
取っている(にこぷり)
【当社ご利用は初めてですか?】
初めて
【再版の方はチェックを入れてください】
【pixivプレミアム会員割引】
【備考(質問がある場合もこちらにお書きください)】
・ノンブル:表紙1=1p、表紙2=2p、本文=3p〜となっています。ノンブルは本文から1,2..とついています。
・サービス:A2ポスター1枚無料印刷サービス希望です。データは「TechFes7Poster.psd」になります。
にこぷりの入力データ
にこぷりの入力データ
作品タイトル:ラノベ風?にClean Architectureを学ぶ本
著者名:フェイ=サン
イベント名:技術書典
納品日:2019年 9月 22日
本文〆切日:2019年 9月 13日
表紙〆切日:2019年 9月 13日
商品:
★スタンダードフルカラーセット 69,410 円
サイズ:B5
ページ数:84頁
冊数:150冊
平トジ 左トジ :0 円
表紙用紙:NPホワイト 200Kg :0 円
★表紙印刷の種類:st-4 :0 円
★PP貼り:クリヤ :0 円
本文の刷り色:スミ :0 円
★本文用紙:上質紙 90kg :0 円
早期入稿割引 10% OFF :-6,940 円
搬入先:イベント搬入
部数:150 冊
希望納期:2019年9月22日
イベント名:技術書典
会場種別:東京都
スペースNo.:い16C
サークル名:飛龍さんち
料金:0 円
在庫保管:149冊
合計価格:62,470円
- ADPRINT:https://www.adprint.jp/Product/Sub/pn.aspx?Code=pn
- QRコード作成:https://www.unitag.io/qrcode
- URL短縮:https://bitly.com/
- DL販売:https://booth.pm/ja
- テンプレート作成を使いつつもテンプレートガン無視で名刺が作れるのでらくちんだった。
- 納品が割と早くかつお値段も安くて非常によき
- QRコードがpng画像だと低解像度扱いになるのでいったんPSD化して取り込むとベター
- 300枚は多すぎた。本の1.5倍くらいで良さそう。(とはいっても1枚当たりの単価が2円程度なので金額的には無視できるレベル)
- 事前に準備して非公開状態、ということができるので早めにやっておいて損はない
当日の振り返り
- サークルチケット
- 見本誌カバー -> 2個ほどあるとよいかも。「みほん」ってネームも書けて超便利
- 値札->ホワイトボードで代用。色々書けて便利だった。ただ値札は値札であってもベターだったかも?
- おつり
- カッターナイフ -> 段ボールを開けるのに。ただ1,2回くらいしか使わないから一考の余地あり
-
マスキングテープ-> 養生テープで十分 - 養生テープ -> 名札作ったり止めたりと大活躍
-
両面テープ-> 未使用 -
ガムテープ-> 未使用(在庫が余ってもBooth直売が出来るので不要) -
クリアファイル-> 未使用 - 布かメッシュのケース -> お金入れに大活躍。緑のケース
- 見本誌立てx2 -> ホワイトボードと見本誌用
- あの布 -> 大活躍
- ポスタースタンド -> そのまんま
- 付箋 -> ポップ飾ったり、色々に使った
- ボールペン -> 運営に立ち読み本を出すときに使う
- マーカー -> 黒は必須としてカラーは普通に赤とかで良い。もしくはテーマカラーのペン。
- はさみ -> 名札作るのに便利。カッターと兼用でも良いかも
- 名札 -> いらなかった
-
ゴミ袋-> そこまで大きな袋はいらなかった。おひるごはんの入ってた袋で十分 -
充電池-> スマホ2台フル充電ならいらなそう(iPhoneが頒布確認用でOK) - DLカード -> 300枚は多すぎたと思う。本の1.5倍くらいでよいかと。150なら200くらい?
-
画用紙-> 本が入ってる段ボールの台紙とホワイトボードで十分だった
- 食べ物
- 飲み物
- ポップ
- DL販売のBoothのURL書いたDLカードっぽいやつ(完売した後に置いておきたかった)
- おしながき(複数の商品がある場合)
- 油性マジック。養生テープに何か書いたりするのに欲しかった
- 値札(ホワイトボードは注意書きとか書いたりしたほうがよいかも?)
- ポスターはサークルカットのほうが良さそう。サークルを探すときに見やすい。加えてサークルカットに配置を加えたやつ
- みほんは2~3冊あるとよさそう。一度に3人とか来るときは来る。
- 見本誌を2冊以上にするならイーゼル系よりもクリアケース的な奴のほうがよさそう
- ホワイトボード便利だった
- 売り子の名札ケースは最強
- DroidKaigiを名札変わりする作戦は非常に有用
- 完売した―(150部が15:30ごろに完売。17時閉館なので残り時間1.5h残し)。もうちょい刷っててもよかったかも?最終的には凡そ被チェック数と同じくらいに落ち着きそうだった。