2013.12.21 関東LibreOfficeハッカソン(#1) #LibOKanto
http://connpass.com/event/3866/
- ソースコード
- git://gerrit.libreoffice.org/core
- ドキュメント
- 資料
環境: Mac OS X 10.8.5 Mountain Lion
$ git checkout libreoffice-4-2
$ ./autogen.sh --with-lang="ja"
$ make
(事前に autoconf, automake のインストールが必要)
クリーンビルドには 3 時間以上かかる
Mac Ports や Homebrew をインストールしていてビルドに失敗する場合は autogen.sh に以下のオプションを付けるとうまくいくかも
--enable-bogus-pkg-config
--disable-python
--without-java
--disable-ccache
開発用にビルドする場合は以下のオプションを指定すると良いらしい(未確認)
--enable-dbgutil
実行方法
$ open ./instdir/LibreOfficeDev.app
以下のようにして起動すると、 printf や NSLog で出力した文字列がターミナルに表示される
$ ./instdir/LibreOfficeDev.app/Contents/MacOS/soffice --calc
重要な部分の quick overview:
sal/ - これはシンプルな System Abstraction Layer を提供します
tools/ - これは基本的な内部型「長方形」「カラー」などを提供します
vcl/ - これはウィジェットツールキットライブラリと1つのレンダリング抽象です
svx/ - グラフィックス関係のヘルパーコードです。 'draw' / 'impress' の多くを含んでいます
sfx2/ - コアフレームワーク: ドキュメントモデル / load/save / アクションへのシグナルなど
framework - コアフレームワークまわりの UNO ラッパー。 VCL ウィジェットと */uiconfig/ ファイルの XML 記述を使用して、ツールバー、メニュー、ステータスバーおよびドキュメントまわりのクロムを構築することに責任を負います
アプリケーション:
desktop/ - これはアプリケーション用の「メイン」がある場所です。初期化 / ブートストラップ、名前はデスクトップを描画していた古代のスターオフィスにさかのぼります
sw/ - writer
sc/ - calc
sd/ - draw / impress
グラフィックの観点から有用なライブラリが他にいくつかあります:
basebmp/ - ビットマップをレンダリング可能にする VCL と互換性を持つレンダリング API 。 LibreOffice オンライン、 Android 、 iOS などで使われます
basegfx/ - キャンバスの中で使用されるグラフィックス用のアルゴリズムおよびデータ型
canvas/ - 様々なバックエンドを持つ新しい (UNO) キャンバスのレンダリングモデル
cppcanvas/ - UNO キャンバスを使用するための C++ ヘルパークラス
drawinglayer/ - 図形を描画するドキュメントをレンダリングおよび管理し、より簡単にレンダリングすることができるプリミティブに分割するためのコード
https://translations.documentfoundation.org/ ここから登録する
pootle の使い方
- LibreOffice-4.2 UI > 日本語 > 翻訳を続行 から開始
- tips
- LibreOffice-4.1 UI で検索しながらやるとよい
- ウィンドウの幅を広げると下部に「前の文字列」「次の文字列」が出てくる
- Ctrl + Down でスキップできる
翻訳の注意
- アクセラレータキー
- 本文を翻訳して、末尾に (_P) のようにしてアクセラレータキーを付ける
- 最後が記号だったらアクセラレータキーはその前に
- ほげほげ(_P)...
- ほげほげ(_Q):
- アクセラレータキーのプレフィックスが 4.1 から 4.2 で変わって大量の未翻訳が発生している
- 4.1 の ~X が 4.2 では _X に
- 「!」「?」は全角で統一する
- 原文が -er/-or だったら長音にする
- プリンター (伸ばす)
- プロパティ (伸ばさない)