#FontLovers #2
- 日時: 2015-06-12 19:30-
- 場所: リクルート TECH LAB PAAK
- Mac が出て5年くらいしたときに、片岡さんが書体に興味を持った
- Illsutrator のベジェ曲線をつかって何ができるのか考えた
- 丸が簡単に書ける
- エレメントに丸をつかって作ったのがこの書体
- 夏目漱石「吾輩は猫である」の初版復刻版
- この書体が良かった
- 丸明オールドで置き換えてみた
- 漢字のアクセントが丸になっているのなかなか気づいてもらえない
- 世に出たのはサントリーモルツの広告
- 友人のデザイナーが、フォント完成前の丸明オールドを使ってくれた
- 2000年2月のサントリーモルツの新聞広告
- フォント完成前だったので、文章が来てから足りない文字をデザインした
- 3年間続いた
- 明朝をやったのでゴシックやってみようかな
- アクセントはあえて無視してつけなかった
- ロゴ的に見えるように
- かなのバリエーションを考えた
- バリエーションは通常太さを考える
- ファミリーで考えた。
- ファミリーなのでぞれぞれに名前をつけた
- 和文書体は、楷書と草書の良さがミックスされている
- 次は丸ゴシックかな
- 単に丸ゴシックをやるのではつまらない
- カーブの表情の付け方が丸ゴシックの特徴
- カーブの曲率をどうするか難しい
- 一つに決められなくて5つ作った
- その中から2つ選んだ
- sr (small round) と lr (large round) の2つ
- かなは3種類
- A,B,C の3つ
- 三女、次女、長女
- 実はiroha ゴシックのベスト3
- 弟が書家をやっているので、筆で書いてもらったものをフォントにした
- かなは3種類
- かなによって見え方が変わる
- 変体かなが中に入っている
- 山本さんが書いた
- 片岡さんが広告代理店に務めていた時の同僚
- 手書き文字
- 味がある。なかなか書けそうで書けない
- こういう字を書ける人はこれから少なくなるので、なるべく声をかけて後世に残したい。
- とても細い書体
- 現在印刷で再現できるぎりぎりの書体で作ってみたらどうなるか
- まだ製作途中
- 文字を重ねて組版できるのが特徴
- Q: 新しいアイデアはいくつも胸のうちに持っているものなのか?
- A: もうない。
- フォントを作るのに2〜3年かかるので、その中でアイデアが浮かぶこともある。
- それをメモしておくと、あとでひっかかるものが出てくる。
- 芯は明朝の骨格でもあるので、それにエレメントを肉付けして明朝をつくる試みも平行して行っている。