システム間で差分連携しているとき、差分抽出にシリアル値を使うと取りこぼします。
RDBのシリアル値(MySQLのAUTOINCREMENT、PostgreSQLのSERIAL)はトランザクション分離をまたいでカウントアップするけれど、トランザクションがロールバックされるとそのシリアル値は消滅するし、コミット時刻が遅くなる場合、シリアル値でのソートとコミットされた時刻ソートは異なる結果になるよ、という例です。
graph LR;
ST(start) --> I1
ST(start) --> I2
I1 --> I2
subgraph TR1[transaction 1]