初心者さん向け。
- macOS Catalina 10.15.7(セキュリティソフトの都合上まだBig Surに上げられず。。)
- Big Surでもたぶんいける(未確認)
- マシンの管理者権限を持っていること
- システム環境設定→ユーザとグループ→自分のアカウントに管理者と書いてあればOK
- それなりに速いインターネットと安定した電源
- 時間
- ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行する。
- $ マークはプロンプトなので、入力するのはそれ以降。
$ xcode-select --install
↑の場合は、ターミナルに打ち込むのは xcode-select --install
だけでいいってこと。
下記コマンドを実行。
コマンドの元ネタは Homebrew公式 より。
先頭にある $
はプロンプトだけど、途中にある $
はちゃんと意味のある記号(シェルの変数展開)なのでそのままコピペしてください。
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
git configで設定するnameとemailは今後GitHubにリポジトリを公開する際に表示される名前なので注意。
$ brew install git
$ git config --global user.name "John Doe"
$ git config --global user.email "yourname@example.com"
ほぼ公式の通り。 rbenv/rbenv: Groom your app’s Ruby environment
使っているシェルは、 echo $SHELL
で調べることが出来ます。
macOS Catalina以降の方はzshの方を見れば良いと思います。
$ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
# 使っているシェルがbashの場合
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
# 使っているシェルがzshの場合
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
$ echo 'eval "$(rbenv init - zsh)"' >> ~/.zshrc
これもほぼ公式の通り。 rbenv/ruby-build: Compile and install Ruby
$ mkdir -p "$(rbenv root)"/plugins
$ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git "$(rbenv root)"/plugins/ruby-build
公式のWiki に書いてある推奨パッケージをインストールしておく(たぶん時間かかる)。
$ brew install openssl readline
Rubyをインストールする。
とりあえず2.7.2でも入れておくか。
コマンド内の #
以降はコメントです。
$ rbenv install 2.7.2 # 時間かかる
$ rbenv global 2.7.2
仕事や学習用のプロジェクトで別のバージョンのRubyを使う場合を想定。
事前に調査すべきこととしては、以下の2点がある。
- そのプロジェクトで使われているRubyのバージョン
.ruby-version
ファイルがあればそこに書いてあるGemfile.lock
があればそこに書いてあるRUBY VERSION ruby 2.6.6p146
とか書いてあったら、2.6.2
でOK
Gemfile
の上の方にも書いてあるかも
- そのプロジェクトで使われているBundlerのバージョン
Gemfile.lock
の下の方に書いてある- BUNDLED WITH
なんちゃら
- BUNDLED WITH
- 無ければたぶんなんでもいい
- 実はREADMEに書いてあることもある
今回は Ruby 2.6.6 / Bundler 2.1.4 だったと想定する。
$ rbenv install 2.6.6
$ rbenv local 2.6.6 # そのディレクトリ以下ではRuby 2.6.6を使います的な
$ gem install bundler:2.1.4
$ bundle install
それ以上の設定は、READMEを読むなり、同じプロジェクトを触っている人に聞くなりすると良さそう。