<p>HTML 4.01 仕様書は、<att>alt</att> 属性のテキストを、その要素が通常通り描画されないときに表示されるもの、と説明している。ユーザエージェントは、画像が表示されないときに <att>alt</att> 属性のテキストを表示する。しかし、視覚系ユーザエージェントは現状、イメージマップの<el>area</el>要素については、キーボードでアクセスした場合、又は画像そのものが表示されない場合には、<att>alt</att> 属性のテキストを表示しない。また、画像の内在寸法が指定されていない場合【訳注− <el>img</el> 要素の <att>width</att> 属性や <att>height</att> 属性で画像のサイズが示されていない場合など】、<el>area</el> 要素を切り抜いて表示することもある。さらに、マウスオーバー時に反応して表示される <att>alt</att> 属性のテキストは、ユーザエージェントでのフォントサイズや色の組み合わせの設定通りに表示されない。</p>
コメント: <ua-issues>
内。紛らわしいので削除しておく
<p>HTML 4.01仕様書は、<att>alt</att>属性のテキストを、ある要素が通常通り描画されないときに表示されるもの、と説明している。そのため、視覚系ユーザエージェントでは、画像が表示されないときに<att>alt</att>属性のテキストを表示する。一方、<att>title</att>属性は追加情報を提供するものとされる。ユーザエージェントは一般的に、<att>title</att>属性が指定された要素にマウスオーバーしたときに、その<att>title</att>属性のテキストを表示する。Internet Explorerは、<att>title</att>属性のテキストが指定されていなければ、マウスオーバー時に<att>alt</att>属性のテキストを表示する。一方、FirefoxやOperaは、<att>title</att>属性のテキストのみをマウスオーバー時に表示し、<att>alt</att>属性のテキストは表示しない。したがって、<att>alt</att>属性のテキストをマウスオーバー時に表示したければ、同じテキストを<att>title</att>属性にも指定しておくべきである。【訳注:本段落最後の一文は、<att>alt</att>属性の誤用を助長する恐れがあるので、WCAG WGに削除を提案している。】</p>
コメント: H24と同じ
<description><p>この事例では、3 段組の真ん中にページのメインコンテンツがある。メインコンテンツは、ページ内で最初のコンテンツではないが、そのタイトルはページタイトルと同じで、<el>h1</el> 要素でマークアップされている。3 段組のうち 1 番目と 3 番目のコンテンツは重要度が低いため、タイトルが <el>h2</el> 要素でマークアップされている。<!--【訳注:見出しを適切にマークアップする方法は、<loc xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" href="H69" xlink:type="simple" xlink:show="replace" xlink:actuate="onRequest">コンテンツの各セクションの開始位置に見出し要素を提供する</loc>及び<loc xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" href="G141" xlink:type="simple" xlink:show="replace" xlink:actuate="onRequest">見出しを用いてウェブページを構造化する</loc>を参照するとよい。】--></p>
コメント: コメントアウトされている。(それならそれで削除してしまってよいのでは)
HTML及びXHTML仕様書では、暗示的なラベルと明示的なラベルの両方を認めている。しかし、支援技術の一部は、暗示的なラベル (たとえば、<code><![CDATA[<label>First name <input type="text" name="firstname"></label>]]></code>) を正確に処理できない。【訳注:なお、暗示的なラベルとは、ラベルとフォーム・コントロールを単に<el>label</el>要素で囲んだだけのものである。一方、明示的なラベルとは、<el>label</el>要素の<att>for</att>属性に、フォーム・コントロールの<att>id</att>属性値と同じ値を指定することで、両者を明確に関連付けたものである。】</p>
コメント: H24と同じ
【訳注:このコード例にはxml:lang属性がありません。XHTML 1.0では、lang属性とxml:lang属性を一緒に指定するのが普通です。WCAGワーキンググループに確認中。】
XHTML 1.0はもはやSuperseded Recommendationであり、HTML5ではこれで問題ないので、訳注を削除する。
事例 3: メインコンテンツ部分にあるコンテンツの構成を示している見出し 留意すべきは、HTML 4.01 及び XHTML 1.x においては、見出し要素はセクションの開始位置をマークアップするためだけに用いる。つまり、見出し要素はそのコンテンツとして見出し要素を含むことはない。【訳注:WCAGワーキンググループに確認中です。】
コメント: 何を確認しようとしたのか…?
事例 2e では、input 要素の alt 属性を用いて「保存」という名前 (name) を指定している。title 属性は指定していない。【訳注:コード例と矛盾しているので、WCAG ワーキンググループに確認中。】
コメント: 確認結果はどうなっているのか?(isuueを立てる?)
H24〜H66は全部削除で良いと思います。
が、
<ua-issues>
の中身は現在使用されていない (元々はUA Notesに自動出力されていたのかもしれないが今そうなっていない) はずです。UA Notesの側にコピペで移植されていると思いますので、そちらで対応する必要がありますね。H91に関しては、現在は原文の説明が以下のようになっています。
これを読むと特に矛盾はないので、おそらくW3C側で修正済みなのではないでしょうか。これについては訳注を削除しつつ、訳文を直す必要があるように思います。