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@nbqx
Created December 8, 2019 04:42
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2019年のベスト

朝型 vs 夜型

うすうす気づいていたけど やっぱり早朝走ったほうが体と頭の調子がいいぽい

https://twitter.com/nbqx/status/1163640322200444928

ことしの夏のすこし前から自転車のクロストレーニングの一環としてランニングをはじめた

もともと「ダラダラと室内で固定ローラーをやるぐらいだったら…」みたいに捉えていたものの,だんだんランニングそのものが楽しくなってしまい今となっては完全に沼

休日の午前中にEペースで10〜15kmを流す心地よさを知り,そしてもうすっかり寒くなってしまったこの時期の平日でも夏頃とかわらず朝5時前後には起きて5〜7kmのジョグに出るようになった / 「これが自分と取捨選択されていない世界とのつながりのほぼ全て」とも言える「生島ヒロシのおはよう定食|一直線」を聞きながら

はじめは夜に農免道路や田畑(DEN/PATA)の作業道をぐるぐる走っていたけれど,昼間のうちに出入りする機械が撒き散らした泥がガビガビに乾いたものや暗くてそれと区別をつけるのが難しい野生動物のフンを避けるというスキルが場所柄必須になってくるので,それならと思い立ってからはもうずっとこの朝スタイル / とはいえ今ぐらいの時期だと暗さは夜とほとんど変わらないんだけど

これまで「朝は弱くて起きられないしアタマも働かない」と感じていたことが実は単なる思い込みだったんじゃないかなって思えるほど「自らの中にある自然の声を聞け」といったマルキ・ド・サドが自称・夜型人間のたわごとをあざ笑うかのようにとても自然に目が覚めてしまう

さらに朝ランした数時間後になにか考えたりする時間のピークをもってくるとメチャクチャ調子がいいことに気がついたりもしてとても驚いた

とはいえこういうやり方をはじめてから「朝型と夜型どちらがよいか」というスタイルの話を見聞きしたこと / 個人的には「文化は夜に生まれる」ことを今でも信じてるってこと / 「じゃあこの主観的な調子いい感覚って一体なんなんだよ」ということ / ひとつひとつの事実や個人的な感覚をすべて踏まえて考えたとしてもこの手のはなしっていろんなスタイルや経験則があって誰にも当てはまるような解なんて存在しないだろうし,そもそも「朝型 vs 夜型」で対比することにそんなに意味がないような気もするし,だから他人に「やったほうがいいですよ」なんて勧めるなんてことが野暮っていうことも当然心得ているし…

とかいろいろ自分なりに考えてみたけれど結局それってつまりは「いつ起きるか」「いつ走るか」ということに収束するだけで,シンプルにピーキングのことなんじゃないかと思うようになった

そして自分のパタンについてストンと落ちたのはこういう考え方

「一日の始まりは夜だけど朝型」

つまり

「寝ることから一日をスタートさせる」

こんなふうに考えると「朝ランや午前中の考えごとは体感的にこれまで生活していたスタイルでいうと昼をまたぐ時間帯ぐらいの感覚で可能なこと」をうまく説明がつく気がしている

それとすこし前に先輩とのちょこっとした会話のなかで竹内郁雄先生のことが話題に出て,久しぶりに竹内先生の記事をなにげなく読んでみたらこんなことをおっしゃっていた

完全な夜型生活です。ところが、開発で一番重要な時期、鬼のように開発をしていたある3カ月間は朝型になりました。理由は朝の方が仕事が進むからです。しかし1日の始まりは夜から。

どんなに忙しくても「昼休みのサッカーを欠かさない」や「昼食がカキ氷」というツッコミどころは別として,日本が世界に誇るハッカーである竹内先生が鬼のように開発していた期間に「1日の始まりは夜からの朝型」だったという事実 / やばいでしょ? / めっちゃやばいでしょ!

ちょうど自分のゴトでもこれまでの集大成のようなメッチャ巨大なフィルタ処理的なものをdevしていて,実装するスキルだけじゃなくてアイデアもこれまで以上に必要になることがもうしばらく続くし,多少の行き詰まりをかんじていたタイミングでこの記事を読んでテンションがあがった

意外と「一日のはじまりをどこに置く」みたいなことを意識するだけで普段の生活のピーキング決まります / おすすめです

PeanutButterNoodles

承認欲求がまったくないというわけじゃないけど むしろノウハウ共有と情報の客観的整理と意図しない水平展開のほうが主な興味です

https://twitter.com/nbqx/status/1164335922164273152

それから@nuca_ataさんと@harukanamoriさんとポッドキャストをはじめた

はじめは@nuca_ataさんの「走って通勤するためのノウハウ」の話がメチャメチャ面白かったので図書館のようなパブリックスペースでスライドトークしたらどうだろうみたいな話をしていたのだけれど「ポッドキャストなら自分たちもアクティヴィティのお供にしているしどうせならランニングの話もそうじゃない話もまとめて配信しちゃいましょうよ」と盛り上がり初期衝動のままスタートしたという次第

殊にランニング関連の話題については「レース経験も豊富なシリアスランナー」と「クロストレーニングとして始めた初心者」という構図をちょっとだけ意識的にとるようにしてシリアスなことよりも「人それぞれの通勤パタンに沿ったランニングでの通勤の話」だったり「パークになんとなく集まってきてスケートする感覚でサブトラックに集まって5000m走する話」のような「生活の延長にあるランニング」や「自分たちがとらえているランニングのカルチャー的側面」を中心に話しているつもりで,手前味噌にはなってしまうけれどあまりこういう側面で話をしているコンテンツはあんまりないような気がしてる

たった一度のRECとEDITでもいろいろな気づきがあってとてもおもしろい 以前よくやっていた成果物のURLを貼りつける快感が再びやってきた感ある

https://twitter.com/nbqx/status/1164334798120181760

初期衝動でスタートしているということ特有の「ファミレスでのダベり感」が醸すドライブ感もあると思うし興味がある方にはぜひとも聞いていただければと思っています

Peanut Butter Noodles

AirPods Pro

AirPods ProがやろうとしてるのはVRとARの関係に近い気がする。 ノイキャンON時は別世界に没入するVR。ノイキャンOFF時は現実にオーバーラップするAR。 Appleがウェアラブルを投入してARに進出して来るのだとするとAirPodsは非常に重要な立ち位置になるのかもしれない。

https://twitter.com/goando/status/1189392111184957440

これを読んで真っ先に思いだしたのが「Brian Eno / Music For Airports」のことだった

music for airportsは「with the intent of defusing the tense, anxious atmosphere of an airport terminal」ということなので かなり前から音響的なARみたいなことを考えてたように思えます

https://twitter.com/nbqx/status/1194407913671909376

この稲庭うどんの切れ端みたいなデバイスが生みだす「耳の中で鳴っているものと現実をオーバーラップさせること」は「見過されてきた音楽の機能」を浮びあがらせるキッカケになって,その「見過されてきた音楽の機能」がもっと意識できるものが生まれてくる可能性があるんじゃないかなと思った

これまでのエンタメ全般にいえることだけど「リスニング」「ダンス」のような「没入」を目的としたものに大きくフォーカスしていた感触が強くてこれまであまり注目される機会が多くなかった意識が強く向かない状態での「雰囲気づくり」のような音楽のもつ機能が見直されるようになってくるんじゃないかということ.音楽もさらにエグいかんじで「リスニング」から「ヒアリング」の対象にもっていけるんじゃないかなということ

こういう外と内を自由に混ぜたり遮断したりすることができる稲庭うどんの切れ端みたいなデバイスが登場してくることでそれに呼応した「積極的に現実と混ぜたり」「まわりに溶けていったり」する音楽がもっと生まれるような予感がしている

そしてこれといっしょに前から感じてたみたいな「テクノロジーで音楽の構造を解体すること」 はことしも着実に進んでる…

それからAirPods Proが出た時期ぐらいに最近のECMがいい塩梅のものをリリースしていることを知った

さいきんのECM こんなやっばいの出してるんだ

https://twitter.com/nbqx/status/1193884590688989186

このアルバムに参加しているElvind Aarsetがすごく好きで,それこそポストアンビエント的なものとしてAirPods Proのノイキャンoffで再生したらいいじゃないかとおもってたら,ことしこういう作品に参加していた事実 / すばらしい

あとおなじノルウェーからのLindstrom先輩の新作も美術館でのインプロヴィゼーションを元にしたトラック集ということでこれも聞く状況によってはポストアンビエント的な解釈ができそう / インプロヴィゼーションを出発点としている音楽はモチーフはあれどコンテクストがない音楽である可能性がとても高いので

食べもののフックするポイントが「味」じゃなくて「映え」になるぐらいの世の中だから音楽のそのポイントが「旋律」や「リズム」や「音色」ではないところにいってもそれほどおかしい話でもないはずだよね

Music

Book

Misc

これは2019 Advent Calendar 2019の第17日目の記事です. 昨日はlesson5さん, 明日はnuca_ataさんです.

それではみなさま よいお年を

nbqx xoxo

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