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@nekketsuuu
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※この文書は、2017年に書かれたものを発掘してきたので保存のために公開したものです。既に情報が古くなっている箇所があるかと思いますがご容赦ください。

制度は移ろい変わるものなので、ご自身が大学からもらった公式な資料に書かれていないことはすべてご自身で再確認するようにしてください。


理情で情報の教員免許をとりたい人ってそうそういないと思うので、記録を残しておこうと思います。

学部

  • 大前提1:前期教養時代の教職科目は大体履修できていますか? 履修できていないものがある場合、教育学部のものがちゃんと必修と被っていないコマで開講されていることを確認できていますか? 履修カルテを埋めていますか?
  • 大前提2:取りたい免許は高校の情報科ですか? それ以外の免許(たとえば数学)も制度上取ることはできると思いますが、以下では高校の情報科のみに絞って話します。なぜなら僕(熱血)はそれしか取っていないからです。
  • 大前提3:取りたい免許は一種免許ですか?専修免許ですか? 後者の場合、より大変です。詳しくは「大学院」の節をご覧ください。
  • 大前提4:教育実習の予定はなんとなくでも考えていますか? 教育実習したい年の1年前にはもう動き出さねばなりません。特に、母校実習したい人ならなおさら早く動く必要があります。更に、1年の間でどの時期に実習したいかもそれなりに重要でしょう。よく考えて未来予測する必要があります。
    • 僕(熱血)の場合:M1の9月に母校実習することになりました。
    • B3:僕の頃はできなかったのですが最近はB3とかでも実習できるらしい(?)ですね。ただし、実習可能要件に注意です。多分「情報科教育法」が足かせになるのでは。事務の方とよく相談したほうが良さそう。
    • B4のSセメ:気になるのは演習3でしょうが、これは相談次第でどうとでもなる気がします。決める前に事務の方や先生方とよく相談するのが良いでしょう。
    • B4のAセメ:卒論が忙しそうな時期と被らせることは避けたほうが良いです。やるにしても9月。卒論のアブスト提出があり、それまでにはなんとなく研究の外形ができていることが要求されるので、それができそうな時期を目指しましょう。先生方とよく相談するのが良いでしょう。
    • 学部卒で一種免許を取ろうと思っている人はB4卒までに実習を終わらせる必要があります。
    • M1:インターンに行く人もいるくらいですから、2〜3週間くらいならなんとかなります。ただし卒論の内容をどこかの学会で発表したりするので期間が被らないようにするべきです。先生方とよく相談するのが良いでしょう。インターン行きたいなら時期に気をつける。
    • M2のSセメ:よく分からないです。就活や修論中間発表と被る。
    • M2のAセメ:よっぽど上手く時期を合わせるか、修論を無茶苦茶早く終わらせることができる人でないと難しそう。
  • 3・4年生での履修
    • 情報科教育法は必ず受ける
    • 教科に関する科目の一覧は理学部事務に行くともらえます。学期始まってすぐだとまだできてない可能性があり、かつ、期待してた授業が教科に関する科目でないこともありえるので、学期はじめは慎重に行動して履修計画を立てるのが良いでしょう。
    • 「情報と職業」と「情報社会及び情報倫理」を取り逃がさないように注意。 この分野は1つずつしか講義が開かれていない。

大学院(コンピュータ科学専攻)

  • 専修免許を取る場合、追加で大学院の講義を受けなければいけません。 僕の場合、卒業に必要な必修科目が15単位だったのに対し、専修免許に必要な「教科又は教職に関する科目」は24単位でした。しかも、修士の単位すべてがその24単位に参入できるわけではありません(どの単位が参入できるのかは、情報理工の事務の方に伺う必要があります)。24単位とりながら研究もするのチョーーーー大変です。
  • 学部で「情報と職業」などを取り逃している場合修士で受講することができますが(制度が変わっているかもしれないので要確認)、これらの科目は(現状)大学院にも同じ内容の講義があって同時開催になっているので、実は「学部の講義として受講する」か「大学院の講義として受講する」か選ぶことができます。そして、一種免許に必要な単位は「大学(学部)において修得する科目」になっているため学部扱いで受講する必要があるようです(僕のときはそうだったので、是非事務の方に相談してください)。面倒くさいのは、院の卒業単位において、CS専攻の単位は上限無く参入できるのですが、学部の単位には上限があることです。

専修免許を取りたいあなたへ

  • 専修免許には専修免許用の、教科のための科目が存在し、そのために指定された科目を指定された単位数以上受講しなければいけません。あなたが入学した頃には改善されているかもしれませんが、僕(熱血)のときには、授業改変の影響がありコンピュータ科学専攻の目ぼしい講義の多くが教科のための科目として指定されておらず、困りました。そういう状況は大学院に入るまでよく分からなかったため、後輩のために2017年度(平成29年度)がどういう状況だったかをここに書き残しておきます。今どうなっているかは、コンピュータ科学専攻事務、もしくは情報理工学系研究科事務の方に伺ってください。学部生の人にも教えてくれることでしょう。
  • 状況1: 紙のシラバスが廃止された。2016年度(平成28年度)まで存在していた紙のシラバスが廃止されました。このため、年度初めに「どこに専修免許用の講義のマークがされているのか分からない」という混乱が生じました。
  • 状況2: コンピュータ科学専攻で開講されている科目の内、多くが専修免許用の講義に指定されていない。これはもしかしたら近い将来改善するかもしれません。
    • 具体的に、2017年度Sセメスターに、どういった講義が専修免許用の科目に指定されていて、どういう講義が指定されていなかったのかを列挙してみます。
    • 指定されていたもの: アルゴリズム論(今井)、配列解析アルゴリズム特論(文字列アルゴリズム)、ゲノム機能情報解析特論 (これで全部です)
    • 指定されていなかったもの: 実践英語対話表現演習(理情からの人は必修)、先端データ解析論(杉山・本田)、近似・オンラインアルゴリズムとその応用(ウォラポン)、計算科学プログラミングI(数値計算)、コンピュータ科学特別講義系全部(3コマくらい) (抜粋)
    • 卒業までに24単位必要なので3セメスターで割ると1セメスターあたり4コマくらいは取りたいのに、これでどうしたらいいんでしょう。
    • しょうがないので他専攻の講義を取ることにしました。知能機械情報学専攻や、システム情報学専攻の講義は情報科のために取れます。ロボコンやってる人なら電子情報学専攻のでもなんとかなるかもしれません(適当)。数理情報のは数学科扱いなので駄目でした。創造情報は1つも指定がありません。enPiT系の講義は創造情報なので全部駄目でした。このあたりは、その専攻からどの専修免許を取れるのかに関係しているそうです。
    • 他専攻の講義も、なかなか僕の専門と被っていなかったりしました。何のために修士にきたんだ……という気分になるので、このあたりが今どういう制度になっているのかは本当によく確認しておくべきです。
    • ただ今回この状況が先生方に伝わったので、今後改善するかも?

感想

  • とにかく、何か少しでも迷う・分からないことがあったらすぐに教育学部学生支援チーム教職等担当の方にお伺いを立てたほうがよいです。特に教育実習周りは締め切りの嵐なので、上手く立ちまわらないと何か1つ忘れて台無しになります。
  • 教育実習の時期はよく考えたほうがよいです。これがひょんな足かせになりかねません。僕の場合、行けたらいいなと思っていたインターンと時期が被っていたことに後から気づきました。ただしどこに位置させようとも大体何かの足かせになるので、そこらへんは妥協が必要そうです。
  • 理情→コンピュータ科学専攻なら、学部時代は理学部事務、院からは情報理工事務にお世話になります。
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