Skip to content

Instantly share code, notes, and snippets.

@nomuken
Created October 17, 2014 09:55
Show Gist options
  • Save nomuken/2e4043d68985adc16228 to your computer and use it in GitHub Desktop.
Save nomuken/2e4043d68985adc16228 to your computer and use it in GitHub Desktop.
シンプルなhtmlドキュメントの例
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF=8">
<title>可愛い初音ミク</title>
</head>
<body>
<h1>可愛い初音ミクに関する考察</h1>
<div class="author">
初音ミク株式会社 バイスプレジデント<br>
Nomuken
</div>
<hr>
<h2>はじめに</h2>
<p>
初音ミクは世界で認知されているバーチャルシンガーである.彼女は北海道の小さな会社で生まれ,大きな経済効果を産んだ.
GoogleChromeのCMに採用され,現在ではアメリカのテレビショーにまで出演している.
彼女は日本の1つの文化の象徴となっていると考えられる.
</p>
<p>
本稿では,初音ミクの可愛さについて述べ,初音ミクが与える経済効果について言及する.
</p>
<h2>初音ミクの過去と現在</h2>
<h3>初音ミクの過去</h3>
<p>
初音ミクは,北海道のクリプトンという会社で生まれた.
当時,零細企業であったクリプトンは,YAMAHAの開発したVOCALOIDエンジンを利用した合成音声ライブラリの開発や,
DTMにおける音源開発などを行っていた.
当時,DTMソフトでは1000本売れれば大成功と言われているような業界であった.
クリプトン社もその1つの企業であった.
</p>
<p>
クリプトン社は,VOCALOIDシリーズの1つとして「キャラクター性」をもつ製品を開発しようとしていた.
これは,従来のVOCALOIDシリーズになかった一面である.
当時,VOCALOIDはプロの歌手が曲の雰囲気などを覚える目的で利用されるのが主であり,現在のようなVOCALOIDが主役となっている楽曲はほぼ皆無であった.
そのような中,クリプトンは容姿・性格・可愛らしい声を持つような物を開発した.
これが,初音ミクである.初音ミクはその後何万本もの売上を記録し,DTM界の歴史に大きく名を残すことになった.
</p>
<h3>初音ミクの現状</h3>
<p>
現在における初音ミクは,大きく分けて3つの役割を持っていると考えられる.
役割とは,ムーブメントという一種の文化を象徴する役割,そして著作権という問題に対し自由を与える役割,そして最後にクリエイターのコラボレーションとしての役割があると言える.
</p>
<p>
初音ミクのムーブメントとしての役割は,ニコニコ動画が最も強く現れていると考えられる.
初音ミクは中高生の間で非常に幅広く好まれ,現在では児童向け雑誌「ちゃお」に初音ミクを含むVOCALOIDの特集がされるほどである.
アニメにおいても,初音ミクがボーカルを務めた楽曲「ブラック★ロックシューター」から作られたアニメや,一連のシリーズであるカゲロウデイズというものから作られたアニメも存在する.
また,Google社が自社の製品であるGoogleChromeのCMでも初音ミクが起用されている.
さらに,天皇陛下に「ミクちゃん」と声をお掛けいただくなど,単なる萌えキャラクターとしての限られたオタクコミュニティだけでなく,幅広い層に認知されてきていると言える.
</p>
<p>
次に,著作権という問題を考える際に初音ミクは大きな革命を起こしたと言える.
残念ながら,現在の日本は著作権において非常に後進国であると言える.
日本では,JASRACという日本にある大多数の音楽の著作権を管理する団体がある.
この団体の活動には多くの疑問の声が挙がっており,例えばライブハウス等のアマチュアバンドによる演奏でも楽曲使用料を徴収したような話がある.
これは,アマチュアによる音楽活動を阻害することになりうることであり,慎重に検討する必要がある.
このような場合,アメリカではフェアユースという制度が法によって定められており,アマチュアによる二次創作のような活動はその制度で保護されている.
これらの一連の話題は日本が著作権的に後進国であるということを意味している.
</p>
<p>
このような現状の中,初音ミクという存在は大きく音楽業界を変える結果となった.
初音ミクは,ネットによってアマチュアのクリエイターが作品を制作しそれをニコニコ動画等に投稿したことからムーブメントがはじまったとされる.
ここで投稿された作品は,JASRACによる著作権管理を通らず,クリエイター個人の判断によって行われていた.
このことは次の側面で詳しく説明するが,初音ミクを利用した作品はクリエイター個人が,二次創作や演奏など非営利に限れば無許可で利用してよいというようにルールを決めるものが多かった.
ここで,JASRACではどのような場合においても楽曲の使用許可を取らなくてはならなかったが,初音ミクは非常に緩い制約のもとで利用することが出来た.
これは,今までの著作権のルールを大きく変える結果となった.
現在では,初音ミクというコミュニティが大きくなりすぎてしまったことがあり,クリプトン社が「ピアプロライセンス」という規約を制作した.
これは,二次創作を許可したうえで非営利などのコミュニティ内で一般的なルールを明らかにし公開のできるライセンスである.
このライセンスは現在でも幅広く利用されているライセンスの1つである.
</p>
<p>
最後に,クリエイターのコラボレーションを加速させたツールであるとも言える.
初音ミクは,ニコニコ動画という動画投稿サイトで大きく広がったと言える.
その動画投稿サイトを利用するユーザには,イラストや映像に強いひとが集まっていた.
そういった,クリエイターに部類される人々が,協力し1つの作品を作り,人気が出たとも言える.
</p>
<h2>初音ミクが及ぼす経済効果</h2>
<p>
このように,現在において初音ミクは非常に大きな存在になっていると言える.
では,初音ミクが今後どのような経済効果を有無であると言えるか.
</p>
<p>
初音ミクは,非常に大きな影響を与えてきた.今後は初音ミクは安定期になると考えられる.
いわゆる,バブルの様な経済効果を生み出すことはなく,今後長く続くコンテンツとなっていくと考えられる.
したがって,今後はより環境を整え長くクリエイターを支援できる仕組みを構築していくべきである.
</p>
<h2>考察</h2>
<p>
本稿では,初音ミクについて述べた後に,今後初音ミクは安定期に入ると述べた.
今後も,末永く初音ミクというコミュニティを続けるにはファンの立場からも初音ミクを支援していく必要があると言える.
</p>
</body>
</html>
Sign up for free to join this conversation on GitHub. Already have an account? Sign in to comment