各プレイヤー: 会社ボードx1 + 10株トークンx1 + 会社トークンx1 + 取引入札マーカーx7 + 収益トークンx1 + 各プレイヤーの会社: 白キューブx3 + 25ユーロ メインゲームボード: 黒シリンダーx2を配置, 株式トークンの配置, 得点トラックの準備, 行動順の決定
- フェイズ1とフェイズ6 - 投資
- 建設: 最大3つ, 同種最大2つ, コストは3ユーロ + 1白キューブ(採石場は3ユーロのみ)
- 売却: 最大2つ, 3ユーロ
- フェイズ2とフェイズ7 - 調達: 工場の隣接エリアに倉庫から商品駒を移動してもよい
- フェイズ3とフェイズ8 - 生産: 調達物資から生産を行う。各倉庫には10商品まで保管可能。すべての調達物資をストックに戻す。
- フェイズ4とフェイズ9 - 取引: 6入札(収益トークンを破棄すれば7入札)。import(購入)列には何個でも置ける。 export(売却)列には一個ずつしか置けない。各プレイヤーは一度にすべての入札マーカーを置ききる。(0/1 スペース: 海外需要に0ユーロで売るか、他のプレイヤーに1ユーロで売る)
- a - 購入のみ: 記された価格を支払い、商品を受け取る。
- b - 売却のみ: 左から順に解決する。 需要チェック: 需要マーカーが入札マーカーの直上か右にある事。商品駒を破棄し、記載の額を受け取る。1VP上がる。需要マーカーを左に1スペースずらす。
- c - 両方: 購入から先に解決する。(複数ある場合は行動順トラックの順)。売却は左から右の順に解決。売却できる商品駒を持ってなかった場合には1ユーロの罰金。購入のみか売却のみの状況になり次第、以降は a か b の様に解決する。
- フェイズ5 - 金融
- a - 借金トークン1枚につき1ユーロの利息を払う。その後借金を好きなだけ返済できる。
- b - 会社が行動順に株の売買を行う。2ラウンド。各会社最大で購入1回売却1回の2取引まで可能(1回につき1枚分だけ)。取引は会社と銀行間で行う。自社株の売買は出来ない。会社は差額を払うことで所持株式の増減も可能。銀行は購入の行われた株式会社の運営プレイヤーに対してボーナスを支払う(=その時の株価)。
- c - 会社は借金が可能: 5ユーロ。最大2借金トークンまで保持できる。1フェイズには最大1借金まで。
- フェイズ10 - 株式会議
- a - 運営している工場数に応じたボーナスが銀行から運営プレイヤーに与えられる
- 1-5 工場: 1ユーロ
- 6-10 工場: 2ユーロ
- 11-15 工場: 3ユーロ
- 16 工場以上: 5ユーロ
- b - 横領: 運営プレイヤーは会社から横領しても良い。1ユーロ横領する毎に今の株価を会社から銀行に支払い、1VPを失う。これによって株価が変わるような横領は出来ない。
- c - 配当: 配当するためには十分な現金が必要。(例: 購入された株式数x1ユーロ + 借金数x6ユーロ)。投票は株式数に応じて行われます。(各プレイヤーの所持株式数と、各運営会社の所持株式数)。配当は1株あたり1ユーロ、またはその倍数で提案されます。投票時、最高額から高い順に投票されていきます。提案が可決された場合、会社からその額の配当金が支払われます。
- d - 自社株の買い戻し: 会社は他のプレイヤーや会社から株を買い戻す事ができます。買い戻し額: 現在株価 x 株式数 + 現在株価。買い戻された株式は銀行へ戻され、再び購入できるようになります。買い戻し額はもとの株主(プレイヤーか他の会社)に支払われます。
- e - 取締役会選挙: 投票は立候補者に対してのみ行われます。誰でも立候補可能です。最大株主プレイヤーは必ず立候補しないといけません。選挙の勝者がこのフェイズの終わりに次の運営プレイヤーに選ばれます。つまり以降の選挙中には運営プレイヤーの変更は起こりません。
- f - プレイヤーによる株式の売買: 行動順で一番下の運営プレイヤーから始めます。次のプレイヤーは反時計回り順です。2周目では、どこの会社も運営していないプレイヤーを除いて1周目と異なる取引しか実行できません。3周目はどこの会社も運営していないプレイヤーのみ可能です。(その場合も1種類の取引は最大2回まで)。自分が運営している会社以外の株を購入した場合、会社の運営プレイヤーに現在株価がボーナスとして与えられます。誰も株式を所有していない会社が残ることはありません。
- a - 運営している工場数に応じたボーナスが銀行から運営プレイヤーに与えられる
各プレイヤーは1収益トークンを受け取ります。会社の行動順に沿って、プレイヤーは好きな枚数だけ収益トークンを最初の会社に支援します。その後2番目の会社と順に行います。行動順が最後の会社は追加で1収益トークンを受け取ります。これらの収益トークン枚数で次ステージの行動順を決めます。同数の場合は現在の順番が維持されます。
取引フェイズ終了後にどこかの会社が25VP以上獲得しているか、4ステージ経過した場合に終了します。 各会社は所持株式を現在株価で売却します。そして借金と利息を返済します。残った所持金はプレイヤーに所持株数に応じて分配されます(端数切り捨て)。その上で残った所持金は株式トークン数で割って分配されます(端数切り捨て)。その上で残った所持金は最後の運営プレイヤーに与えられます。各プレイヤーは所持株式を現在株価で変換します。総計して一番現金を持っていたプレイヤーの勝利です。
2019/3/29 - ぴーかん
底本: https://boardgamegeek.com/filepage/60769/master-economy-summary + https://boardgamegeek.com/filepage/61788/japanese-rulebook