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IT 勉強会の闇と、如何にして闇を払うか

この記事は IT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendar 2016 の 12 日目の記事です。

IT 勉強会の闇と、如何にして闇を払うか

自己紹介

ぴねと申します。JavaScript が好きです。仕事では Perl を主に書いてます。

IT 勉強会業界では、主に Gotanda.js の運営をしています。

参加側としては、東京へ就職してから 1 年半で計 91 回の社外勉強会へ参加してきました。
(平均すると、週 1 ペースになります。)

地方では参加すら難しい IT 勉強会

私は今年で新卒 2 年目になる Web 系のエンジニアです。
出身は静岡県で、その後 高知県 (大学) -> 東京 と渡ってきていています。

地方では、いわゆる IT 勉強会と呼ばれるものの数がかなり少なく、
主催どころか参加すら危うい状況です。

そんな状況から東京へ就職してきたので、東京の IT 勉強会の数の多さは
大変素晴らしいものであると感じていました。

勉強会の数が多いからこそ起きる問題

東京 (そして東京近辺) は非常に IT 勉強会の数が多いです。
それは、ただ人口の集中が齎しているものであって、それ自体には特別な意味は無いでしょう。

IT 勉強会の数が多いと、具体的には以下のようなメリットがあると思います。

  • 多くの勉強会に参加できる
  • 様々なジャンルの勉強会が開催される
  • 都合のいい日程に合う勉強会が見つけやすい

その副作用として、以下のようなデメリットがあると感じています。

  • 勉強会の日程がバッティングしていまう
  • 勉強会参加のモチベーションが低くなてしまう
    • 地方では勉強会の開催自体が少ないため、参加を逃すことが難しい

勉強会の無断欠席問題

勉強会の無断欠席は、勉強会を主催した方であれば誰しも感じたことある問題であると思います。
(無断欠席の何が問題であるのか、という話はここでは特にしません。)

Peatix というイベント管理サービスあります。
そこで主催されたイベント限定ですが、イベントの出席情報についてまとめた統計情報があります。
http://blog.peatix.com/featured/attendance.html

まず、事前に支払いしているか否か、という点で出席率に大きく差があります。
次に、曜日や時間によってもかなり出席率に差が出ていることが分かります。

複数回開催している勉強会では、以前の勉強会の出席率を元に予測できるので、
実際の参加人数が大ブレすることはあまりないかもしれません。

それが初回のイベントだったり、イベント開催を慣れていない人が主催だったりすると、
イベントの参加率が予測できないというのは、大きな問題です。

事前にリマインドしたり、参加できない方のキャンセルを促すなどの方法もありますが、
結局は参加する方々の意識問題に帰着してしまうのが難しい所です…。

参考: Gotanda.js の参加率

Gotanda.js の参加率は、前回 12/02 (金)、前々回 09/02 (金) ともに 75 % 丁度と安定しています。

イベントの内容とか、開催方針とかは 4 日目に @hoto17296 氏が書いているので、そちらをどうぞ! http://blog.hotolab.net/entry/gotandajs_1st_anniv

勉強会に参加しても勉強できない問題

「 IT 勉強会へ参加しても、勉強にならない 」 と耳にすることがあります。
そのように感じてしまうと、勉強会へ参加することに意義を感じなくなり、いずれ参加しなくなってしまいます。

このように思われてしまうことの原因として、勉強会の内容が体系立っていないことが原因としてあると感じています。
(複数の公募発表によって構成されるタイプの勉強会の場合)。

企業公認ではない野良 IT 勉強会は、学校ではないし公式のハンズオンでもありません。
個々の内容は関連性が高い場合もあるし、そうでない場合もありません。

そんな野良 IT 勉強会ですが、発表を受け身で聞くのではなく自ら動いていくことで、
十分に知識を得る場として活用できると思っています。

  1. 発表を聞く前
  • 発表で話される内容を事前に予習しておく
  1. 発表を聞いた後
  • 懇親会で疑問点を質問
  • 興味を持った技術・ライブラリを実際に触ってみる

(大学みたいだな、と書いてて思ったりした。)

勉強会での発表は、雰囲気や温度感、キーワードを知るぐらいの気持ちで居ても良いのかなと思ってます。

冷静に考えてみると、発表する人が時間をかけて学んできたことを、
たった 5 分や 10 分ですべて理解できる訳がないんですよね...。
お家に帰って触るまでが、勉強会の醍醐味なんじゃないでしょうか。

そして、懇親会は時間が許す方はぜひ参加していただけると嬉しいです。
Gotanda.js では、懇親会への参加を推奨しています!

勉強会に参加すると転職エージェントから声かけられる問題

「 IT 勉強会に参加したら転職エージェントから名刺を貰った 」 という話です。
これを問題と捉えるかは勉強会の指針によるかもしれません。

勉強会は IT 技術を学習・共有する場と自分は考えているので、
営業活動のみを目的として参加するのは、心地の良いものでありません。

これに関しては、職業を偽って入場されてしまったらどうしようもないので、
根本的な対策はほぼ不可能でしょう…。

なるべく防ぐためには、以下のような対策が有効かもしれません。

  • 受付で名刺を受け取る
  • 勉強会の参加を有料にする

この辺のノウハウは全く詳しくないので、逆に詳しい方が居ましたらぜひご共有ください!

寿司のネタだけ無くなる問題

最近炎上していたので、リンクだけ載せておきます。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

https://www.wantedly.com/companies/spacemarket/post_articles/22855

終わりに

自分なりに感じている、勉強会の闇とその対処法について載せてみました。
闇はいつまでも晴れないから闇であると思いますが、少し明るく見せることはできるのではないでしょうか。

みなさん、一緒に勉強会運営がんばりましょう!

@PythonPG
Copy link

PythonPG commented Aug 9, 2017

IT勉強会オンライン、もくもく会オンラインと言う解決策があります。
IT勉強会カレンダーで告知すれば、後は自宅でPCをネットに接続して、
マルチモニターを使い、チュートリアルやサンプルソースを開きながら、
Visual Studio Code + LiveShareと言うオンライン共有エディターを使いながら、
Discordでチャットすると抜群の学習環境が整いますよ。
WEBプログラマー石塚 正浩

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