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@puripuri2100
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世界史まとめ(仮)
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@require: stdjabook
@require: itemize
document (|
title = {世界史};
author = {};
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show-toc = true;
|) '<
+section{海外進出と経済覇権を巡る抗争}<
+p{要点:
\listing{
* ヨーロッパ・アフリカ・アメリカの大西洋三角貿易の構図
* オランダの覇権が消滅し、イギリスvsフランスの構図へ
* 最終的にはイギリスの覇権
}
}
+p{イギリスが\emph{砂糖}を欲しがる→\emph{サトウキビプランテーション}をアメリカに作成する→
労働力を用意するためにアフリカから奴隷を調達→
対価として工業製品・武器をアフリカへ}
+p{このような構図でイギリスとフランスが巨大な富を得ることになる。
アメリカではモノカルチャー化が進んだほか、本国とは別に北米やカリブ海の植民地間での三角貿易も発生。
アフリカでは労働人口の減少で社会に大きな打撃が与えられると同時に、奴隷貿易に加担して栄えるアフリカ諸国も現れる(主に沿岸部)。}
+p{初期の初期はスペインとポルトガルが覇権を争う時代。}
+p{スペインはアジア方面ではフィリピンの\emph{マニラ}まで進出。南米では\emph{ポトシ銀山}での鉱山採掘や\emph{アシエンダ制}と呼ばれる農場経営を始める。
主に\emph{アメリカ大陸方面からフィリピン}}
+p{反対にポルトガルは\emph{ゴア・マラッカ・ホルムズ・マカオ・平戸}などの交易拠点を多数確保する。
\emph{モルッカ諸島}で\emph{香辛料}を確保。ブラジルではサトウキビ栽培も。
主に\emph{希望峰経由でインド、南シナ海東シナ海へ}}
+p{英仏蘭はそれぞれ独自に\emph{東インド会社}を設立。
オランダは中継貿易を元に商業覇権を握ることになる(交易用の船の貸出など)。
その後東南アジアへの進出を開始。\emph{ジャワのバタヴィア}がその拠点となる。
アフリカでは\emph{ケープ植民地}の建設も。
この動きに対し、イギリスやフランスは国が深く関与する\emph{重商主義}を取ることで対抗。また、イギリスは\emph{航海法}を制定することでオランダの商人の締め出しを行う。}
+p{イギリスは東南アジアや東アジアへの進出に失敗。そのかわりインドと北米へ。
インドではイギリス東インド会社が\emph{マドラス、ボンベイ、カルカッタ}を根拠地に。
北米では\emph{ヴァージニア植民地・ニューイングランド植民地・ニューヨーク}が開かれる。その後も北米東海岸で植民地の拡大が続き、最終的に13個に}
+p{フランスもインドと北米へ進出。イギリスと違って開拓ではなく交易が主目的なため、交易拠点の面が強い。
\emph{フランス東インド会社}は\emph{ポンディシェリ、シャンデルナゴル}などを拠点とする。
また、\emph{ケベック植民地やルイジアナ植民地}を北米に建設する。}
+p{英仏がインドへの進出を行った理由として、国際商品である綿布の生産地を抑える目的があった。}
+p{イギリスとフランスの抗争はヨーロッパの戦争と連動して植民地でも戦争が起こるパターンが多い(下の例はどれも北米)。
\listing{
* ヨーロッパでスペイン継承戦争→アン女王戦争(ユトレヒト条約)
* オーストリア継承戦争→ジョージ王戦争(アーヘン条約
* 七年戦争→フレンチ・インディアン戦争(パリ条約
}
これらの戦争では、フランスはヨーロッパと北米での戦争の両方に力を入れていたため、ヨーロッパの戦争では手を抜いていたイギリスにボロ負けし、
最終的に北米からフランスが追われることとなる。}
+p{イギリスはこれらの戦争で相当な量の土地を手に入れることとなる。ユトレヒト条約では\emph{ハドソン湾一体・アカディア・ニューファンドランド島}を。パリ条約では\emph{カナダ・ミシシッピ川以東・西インド諸島・アフリカのセネガル}など}
+p{北米以外でもインドの\emph{プラッシーの戦い}でイギリスはフランスを打ち破り勝利。
土着勢力も破り、東インド会社は\emph{ディワーニー(徴税行政権)}をムガル皇帝から得る。}
+p{イングランド銀行が国債を大量に発行し、間接税を利用した税収増によって戦費調達をフランスよりも行えたことが優位に立てた理由とも言われている。}
+p{イギリスとフランスの抗争の結果}
+p{イギリス:
\listing{
* 広大な植民地を獲得(市場としての利用)
* 財政悪化・重商主義を強化→北米植民地に負担をかけることになり、反発を招く
* インドでの支配権拡大
}
}
+p{フランス:
\listing{
* 北米とインドから撤退
* アジアでの進出先をベトナムなどの東南アジアへと切り替える
}}
>
+section{産業革命}<
+p{要点:
\listing{
* イギリスから産業革命がはじまる
* 最初は綿工業で、後に交通革命なども起こる
* 他の国でも産業革命が起こる(ただし、イギリスとは事情が違う)
* 資本主義の成立とそれに伴う様々な問題の発生
}}
+p{産業革命を支えるには大量の労働力が必要。それのきっかけとなったのが\emph{農業革命}。
4輪作である\emph{ノーフォーク農法}の開発や\emph{囲い込み}によって地主・借地農・農業労働からなる資本主義的農業経営が始まる。
これによって土地を失った農民が都市へと流出して工業化を支える労働者となる。}
+p{毛織物がイギリスの伝統であったが、綿工業が発展していく(\emph{マンチェスター})
\footnote{植民地に輸出するものが無いのにインド等から綿織物を輸入すると赤字になるので国内生産を推し進めたため}。
\emph{ジョン=ケイによる飛杼}・\emph{ハーグリーヴスによるジョニー紡績機}・\emph{アークライト恩水力紡績機}・\emph{クロンプトンのミュール紡績機}・\emph{カートライトの力織機}が発明される。}
+p{\emph{フット}が蒸気機関を改良}
+p{綿工業の機会化の進展により、機械工業・製鉄業・石炭業がそれぞれ発展していく。}
+p{生産した綿製品や原料を運ぶために\emph{蒸気機関車}や\emph{蒸気船}などの交通網が整備されていく。}
+p{この結果イギリスは\emph{世界の工場}として経済覇権を握り、\emph{パクス=ブリタニカ}の時代が訪れる。}
+p{一方、各国では\emph{ナポレオン戦争}終結後から産業革命を始めていく(ナポレオンに技術が渡るのを防ぐため、技術提供がなされていなかった)。
これらの国では、既に産業革命に成功したイギリスへの経済的従属を避けるために国家が積極的に介入して産業革命を達成したという点でイギリスと若干異なる。}
+p{産業革命により資本主義社会へとすすみ、経済格差が広がり、\emph{産業資本家}と\emph{労働者階級}の差が生まれる。
環境汚染も進み、生活環境の悪化が進んだ。}
+p{低賃金・長時間労働・劣悪な環境の三拍子が揃っていたが、労働運動の結果、工場法制定などによりある程度改善された。
また、社会主義などの思想も生まれた。}
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