下図のようなスタンドアロンモードを冗長化した運用環境を想定した際に、発生しうる事象と回避策を明文化する。
- 可用性・耐障害性性の向上
- Jubatus を冗長化させることによる障害発生時のサービス停止に対する信頼性の向上
- トラフィックの負荷分散
- 特に分析リクエストの負荷分散によるサーバー負荷の軽減
- 分散モードでの運用はオーバースペック
- スタンドアロンモードでも十分な性能要件を満たせており、ZooKeeper や Jubatus Proxy のような複数のプロセスを起動する必然性がない
0.5.0 を前提とする
分散モードでは、MIX によりノード間のモデル情報がゆるやかに共有されるが、Jubatus をスタンドアロンモードで起動する場合は、構築されたモデル情報をオンラインで他の Jubatus へ共有・レプリケーションするようなことはできない。 そのため、全 Jubatus で学習モデル状態を同一とするためには、現状では、学習リクエストをブロードキャストし、稼働する Jubatus それぞれでモデル情報を構築する方法をとる必要がある。