この記事は群馬大学電子計算機研究会 IGGG Advent Calendar 2019 - Adventar 18 日目の記事です。
tips的なものを紹介していきます。
全部中古です。
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WN891 (Mouse Computer)
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QH35/W (Fujitsu)
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ジブン専用PC&タブレット3 RM-F106-SR (ドンキ)
Bay-Trail Cherry-Trailあたり
- Windowsは残しておく(ドライバが必要になったりするため)
- 内蔵メモリにインストール(SDカードは遅い)
- OS: Ubuntu bionic
- mini.iso(amd64)をダウンロード。もちろん他のイメージでも良い。
- Windowsでディスク(パーティション)の縮小を行う
- パーティションを作成
パーティション構成
- Windows(NTFS)
- Linux用(なし)
- Installer(fat32)
- ISOの中身をInstallerパーティションにコピー
- efi.imgを展開して中身コピー(EFI起動用)
- EFI Shellとかで32bitのgrubを起動(32bitのEFIからは64bitのEFIアプリを起動できないため)
- USB接続のイーサネットアダプタを接続しておく。(mini.isoの場合)
- インストーラーに従いインストール(パーティションは手動で)
NetworkManagerのアレルギー持ちなので
systemd-networkdとwpa_supplicantを使った
インストールして動かなければカーネルとドライバを hweやdrm-tipにしてみる。
drm-tip入れて動かなければ無理せずefifbにしたほうがいいかもしれない。modprobe.blacklist=i915とかすればefifbになるはず。
この手のデバイスはMIPI-DSIでつながっているのでVBTというテーブルに書かれたハード固有の手順に沿ってgpio使ったりしてディスプレイを初期化しているらしいが、初期化に失敗してblankとなったりするもよう。
起動途中に消える機種がある。
バックライト制御を止めてしまった。
ドンキのやつのみ初期状態でうまく動かなかった。
この辺を使うととりあえず認識するが位置がずれまくる。
xinputで頑張って手動キャリブレーションした。
その際はlibinput Calibration Matrixをいじるとよい。
- だいたい標準で動く
- SDIOのアダプタよりIntelのアダプタのほうが安定している
UCM設定ファイルを置けば解決
cht-bsw-rt5645とかchtrt5645とか
dmesgとかlsmodしてgrep sndで出てきたキーワードをググってucmファイルを手に入れる。
- PowerVRは...
Linuxデスクトップたくさん流行ってくれ
VBTの内容がOSによって変わらないかWindowsのRWeverythingでメモリを直接覗いて確かめてみたが同じだったのでOSによって変わるものではなさそう。
初期化に失敗する場合drm-tipあたりでi915.fastboot=1とすればDSIの初期化関係に触らないらしいので起動時は一応映るが画面をリセットするとblankになるためサスペンドや回転などができない。
今動いてないものを動かすのは大変そう
We simply fail to enable the DSI display. DSI being DSI, we don't get errors, so hard to say why without the hardware.
https://gitlab.freedesktop.org/drm/intel/issues/236 より
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wpa_supplicant@.serviceとか流用する
wpa_cliの操作を覚るとよい。wpsとかも楽々できる。
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wps_reg
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wps_pbc
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add_network
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set_network ... ssid
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set_network ... psk
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list_network
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scan on
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scan_results
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enable_network
辺りを使えばできる
- bluez & PulseAudioがとても良い
a2dpのsinkとsource両方にしてスピーカーとスマホにつないでネット動画みたりスマホから音楽再生したりがしっかりできる。
tunnel-source,sinkとかもよい。
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リソースを食わない
デスクトップ環境を--no-install-recommendsでインストールすればディスク使用量がおさえられたりRAM 2GBでも普通に動くし、基本的にはリソース不足でアップグレードに失敗したりもないし、気づいたら勝手に再起動して作業データが消えることもない。
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kdeconnect
スマホからマウス操作、mprisでブラウザの動画制御やコマンド実行ができる
プレゼンモードとかクリッブボード共有とかもあるいろいろできる
もちろんaptやらスマホ側もPlayStoreなどで簡単インストール
kdeconnect経由でdbus-launch実行してbluetoothの接続ができるようにしたりできてとにかく最高です。
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デバイスによっては動かない。
スリープ時の電力消費が大きい気がするなど。
複数台の使い分けは?
1台はテレビ接続,キッチン,(風呂)などマルチメディア用、もうひとつは外出等サブマシン最後の1台はごろ寝用その他はコールドスタンバイにしています。
- zram-config
最後までお読み頂きありがとうございました。